タグ

ブックマーク / noir555.hatenablog.jp (64)

  • 金沢兼六園、雪景色・ライトアップ - 夫婦写真散歩のススメ

    加賀百万石を築いた前田家 江戸時代、徳川政権下で最大の外様大名として、米位制のなか金沢を百万石を超える豊かな藩に育てた名門前田家。 豊臣秀吉政権下で五大老の一人として最も重要な役割を果たした前田利家を祖とし、現在の石川県金沢市に江戸、京都、大阪に次ぐ日第四の都市を築きあげました。 高い教養と仁徳を備えた加賀前田家五代当主にして加賀藩四代藩主、前田綱紀公の仁政によって、日屈指の城下町を作り、文化の香り高い産業も育ちます。 伝統と独創の加賀文化 加賀友禅、漆器、金箔工芸品、加賀蒔絵、大樋焼、九谷焼、そして茶道と共に生き続けてきた和菓子の伝統と独創など、歴史に学び、革新を続けながら、現代まで脈々と伝えられる金沢。 名君・前田綱紀 われに千里の思いあり 下 (文春文庫) 作者:中村 彰彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/05/10メディア: 文庫 石川県の「日一」 金沢市のあ

    金沢兼六園、雪景色・ライトアップ - 夫婦写真散歩のススメ
  • 長町武家屋敷、室生犀星記念館、尾山神社、近江町市場、ひがし茶屋街散策 - 夫婦写真散歩のススメ

    室町幕府の弱体化と戦乱の世のはじまり いまを去ること570年前。室町幕府六代将軍足利義教による恐怖政治によって、受難者が急増していました。その病的ともいえる癇癪と、猜疑心が強く執念深い性格に周囲の有力大名が反発し、政治不安が起こります。 嘉吉の変 1441年嘉吉の変によって、足利義教が有力守護赤松満祐によって殺害され、将軍権威が大きく揺らぎ、これを契機に幕府権力は衰退していきます。 図説 地図とあらすじでスッキリわかる!動乱の室町時代と15人の足利将軍 (青春新書インテリジェンス) 作者:出版社/メーカー: 青春出版社発売日: 2019/05/01メディア: 新書ここから世にいう戦国時代、その一世紀にわたる混乱の歴史が始まります。 時代の大きな転換期 下剋上の世、この戦国時代は一方能力のあるものや庶民が台頭し、武士や公家だけでなく、民衆の地位が向上しはじめた、時代の大きな転換期でした。 日

    長町武家屋敷、室生犀星記念館、尾山神社、近江町市場、ひがし茶屋街散策 - 夫婦写真散歩のススメ
  • 国土安穏寺・炎天寺(東京都足立区)宇都宮釣天井事件の真実を探り、小林一茶ゆかりの寺を訪ねる旧日光街道歴史散歩 - 夫婦写真散歩のススメ

    歴史を学ぶ目的とは? 前回江戸城(皇居東御苑)散歩をご紹介したことで、頭の中は現在の日、そして東京の基礎となった江戸幕府開闢から三代将軍徳川家光の治世までの歴史への興味・関心がよみがえり、あれやこれや書籍を引っ張り出してきては読むことにかなり時間を割いております。 高校時代の恩師から教えられた言葉、「歴史を学ぶ目的とは何ぞや、それはいまを生きるためである」を思い出しながら…。 江戸幕府大事典 作者: 大石学出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2009/12/01メディア: 単行 クリック: 15回この商品を含むブログ (3件) を見るその学びの過程で、そういえばと、かつて早春散歩で歩いた徳川家ゆかりのお寺さん巡りのことを思い出し、今日はそのなかから東京都足立区島根、六月に点在する寺社巡りの記録をご紹介します。 旧日光街道歴史散歩 旧日光街道を北に進むと、足立区には島根(しまね)、六

    国土安穏寺・炎天寺(東京都足立区)宇都宮釣天井事件の真実を探り、小林一茶ゆかりの寺を訪ねる旧日光街道歴史散歩 - 夫婦写真散歩のススメ
  • 新宿山ノ手七福神+新宿総鎮守花園神社 - 夫婦写真散歩のススメ

    東京都庁、超高層ビルの林立、都内有数の歓楽街と巨大商圏を形成する「新宿」。 新宿山ノ手七福神めぐりの魅力 今回は新宿区内に七福神巡りが設定された「新宿山ノ手七福神」と新宿総鎮守「花園神社」を歩く写真散歩です。 新宿山ノ手七福神は歩く距離も約6kmと比較的短く、新宿御苑駅近くから神楽坂まで、大久保通り沿いに設定されています。 いまや日各地に設定されている七福神巡りですが、お正月だけ盛り上がる七福神巡りが多いなか、新宿山ノ手七福神では、お正月に限らず年間を通じて、ご朱印・宝船・ご尊像、七福神専用の色紙が用意されています。 新宿山ノ手七福神公式ブログ http://blog.shinjuku7fukujin.net/ ご参拝・御朱印受付時間:午前9時〜午後5時 厳嶋神社でのご朱印等の受付は正月7日迄。以降は西向天神社へ。 ご開帳について 毘沙門天|鎮護山善国寺:1・5・9月の寅の日(5・9月は

    新宿山ノ手七福神+新宿総鎮守花園神社 - 夫婦写真散歩のススメ
  • 浅草名所七福神めぐり - 夫婦写真散歩のススメ

    江戸文化発祥の地、浅草。 前回、前々回と浅草寺寺域をゆっくり歩き、ご紹介しました。 浅草名所(などころ)七福神めぐり 今回は江戸時代末期に始まった浅草名所(などころ)七福神めぐりとまいりましょう。 浅草名所七福神公式サイト http://www.asakusa7.jp/index.html東大震災以後と大東亜戦争の戦時中、さらに戦後と何度も中断し、一時は廃れていた浅草の七福神巡りも昭和52年(1977)に復活します。 他の七福神とは違い、現在九社寺、十カ所をめぐる「浅草名所七福神めぐり」。 迷わず、寄り道せず、最短距離を歩いたとしても、全行程8kmを超えます。 浅草名所七福神、九社寺・十カ所をどうまわるか? 境内散策、ご朱印や御札の授与や参拝時間を入れずに考えても、健脚でも三時間は掛かると見た方が良いでしょう。 また九社寺、十カ所ともなると、ゆっくり境内散策や休憩の時間を入れると、その

    浅草名所七福神めぐり - 夫婦写真散歩のススメ
  • 木母寺・梅若伝説・謡曲「隅田川」 - 夫婦写真散歩のススメ

    鐘ヶ淵から向島へ隅田川沿いに歩いた記録から に続いてお届けする墨東写真散歩シリーズの三回目。 墨東写真散歩 皆さまからの日頃のご愛顧にこころより御礼申し上げるべく企画致しました夫婦写真散歩、秋の大感謝祭。一週間に三と当社比三倍速の更新頻度でお届けしております(苦笑)。 都立東白鬚公園のシンボル塔 今回はまず都立東白鬚公園のシンボル塔をご紹介しましょう。 この地域は防災団地の異名を持つだけに、シンボルも江戸時代の火消が使用した纏(まとい)を模したものです。 写真右手奥には東都のシンボルタワー、東京スカイツリーも見えます。 古代東海道の渡河地 このあたりは古くは隅田宿があった場所、古代東海道の渡河地であった歴史を語る案内表示もございます。 雨や強風、増水があれば、渡し舟も運行されず、足止めを余儀なくされた昔の旅。旅が命懸けであった時代に宿場は必要不可欠な存在でした。 隅田宿跡 写真をクリック

    木母寺・梅若伝説・謡曲「隅田川」 - 夫婦写真散歩のススメ
  • 赤坂豊川稲荷東京別院 - 夫婦写真散歩のススメ

    東京坂道散歩(赤坂編) 前回ご紹介した、半蔵門から赤坂見附に続き、東京の坂道を歩く夫婦写真散歩。今回は赤坂です。 赤坂といえば、高級料亭、クラブが立ち並び、明治以降華やかな花柳界が形成され、政治家、芸能人御用達、また外国人の多い街というイメージがいまだに強く残っています。とはいえ平成の世になって加速する東京の新陳代謝はさらに勢いを増し、常に工事車両と出会う印象があるこの街赤坂は、急スピードで様変わりをしてきています。 一言でいえば、高級料亭の激減、カジュアルなお店が増え、ライブハウス、居酒屋チェーン、ファストフード、若者が増えた、歩いているとそんな気がします。20年ほど前、勤務地が赤坂であったこともあり、この街をよく歩き、見続けていますが、確実に変化しています。 赤坂見附交差点周辺 さて風薫る五月、GWに赤坂見附を歩き、赤坂見附交差点に到着したわが夫婦。 旧赤坂プリンスホテル解体前の威容

    赤坂豊川稲荷東京別院 - 夫婦写真散歩のススメ
  • 平河天満宮(千代田区平河町) - 夫婦写真散歩のススメ

    晩夏、初秋の空を撮る お彼岸に入り、猛烈な残暑もそろそろ一段落でしょうか。「暑さ寒さも彼岸まで」という諺どおり、週間天気予報ではこの週末には秋の空気に入れ替わるとのこと。 たしかに朝晩は東京でも過ごしやすくなってきましたが、日中は最高気温が30℃を超えますから、まだまだ陽射しが厳しい。しかしこうして少しずつ少しずつ季節が進んでくれると、季節の味わいを深く濃くこころに刻み込むことが出来ますね。 しばし空に浮かぶ雲のダイナミックな姿を無心で眺め、こころの余白を広げようと思います。 生まれたての雲 夏が往く、夏の終わりは切なさもつのりますが、それもまた生きることの味わいで楽しい、そんな気分で過ごしたいものです。 強い西風に流れる雲と湧き上がる入道雲 夏空、夕景 ひさしぶりに格的な雨が降ったあと、都内から秩父方面を眺めると、美しい光芒が西の空をカラフルに染めていました。わずか数分の出来事、光景で

    平河天満宮(千代田区平河町) - 夫婦写真散歩のススメ
  • 市川市萬葉植物園、姥山貝塚、中山競馬場 - 夫婦写真散歩のススメ

    万葉集の魅力 「日人のこころのふるさと」と形容されるわが国現存最古の歌集、萬葉集。 七世紀から八世紀にかけて、およそ150年程度の歳月を掛けて編纂された全20巻にも及ぶ歌集です。 萬葉集にはさまざまな階層の人々が自らの思いを託した4,500首を超える歌が収められています。 集英社文庫ヘリテージシリーズ 萬葉集釋注 1 作者:伊藤 博集英社Amazon文学の宝でもある、時代順に選ばれた和歌に接すると、万葉の時代を生きた人々の切実な思いや力強いエネルギーを感じ取ることができます。 権力をめぐる争い、闘いに敗れたものの哀切、 子をはじめとする家族愛、 身を引き裂かれるような悲しい別れ、 故郷を離れることになった人が詠む望郷の念、 忍ぶ恋、清らかな恋心、 思うに任せぬ現実に傷つきやすい人間の繊細な部分が生々しくも、切々と語られることもあります。 新校注 萬葉集 (和泉古典叢書) 作者:至

    市川市萬葉植物園、姥山貝塚、中山競馬場 - 夫婦写真散歩のススメ
  • 新田荘史跡巡り(金山城址、生品神社、明王院) - 夫婦写真散歩のススメ

    上州路歴史散歩(後編) 上州路歴史散歩の後編は新田荘(庄)=群馬県太田市周辺の史跡をめぐります。 新田金山城址 まず太田市の中央にそびえる標高235.8メートルの独立峰、金山(かなやま)に築かれた山城、新田金山城址を歩いた記録から始めましょう。 金山山頂付近で出会った新緑と紅葉 『太平記』の時代、南北朝の動乱以降、上野国守護職はわずかな例外を除き、ほぼ上杉氏に独占されていきます。 関東管領の地位、武蔵・伊豆・越後の守護職も兼帯し、京都・室町幕府との結びつきも強く、関東平野に大きな政治力を確立します。 新田氏宗家没落後、新田地方では岩松氏が支配権を掌握していきました。 岩松氏の時代 新田氏一族の岩松家純(いわまついえずみ)が京兆家と礼部家の二系統に分裂していた岩松氏を統合し、応仁3年・文明元年(1469)にその重臣横瀬国繁に命じ、世良田長楽寺の僧、松陰軒西堂の縄張りにより金山城を築かせまし

    新田荘史跡巡り(金山城址、生品神社、明王院) - 夫婦写真散歩のススメ
  • 太田天神山古墳、義重山大光院新田寺(太田金山子育吞龍) - 夫婦写真散歩のススメ

    上州路歴史散歩(前編) 今回は「つる舞う形の群馬県」、「太田金山子育吞龍」と「上毛かるた」にある群馬県太田市、大泉町に残る史跡巡りの記録をお届けします。 群馬県の歴史散歩 (歴史散歩 (10)) 作者: 群馬県高等学校教育研究会歴史部会出版社/メーカー: 山川出版社発売日: 2005/12/01メディア: 単行 クリック: 10回この商品を含むブログ (1件) を見る 「群馬」という地名 奈良時代、和銅六年(713)に中央政府からの命令で、郡や郷の名を改め、好字二字で地名を表すことになったとき、それまでの「上毛野国車評」を「上毛野国群馬郡」と改めたことがその名の由来です。 馬は奈良時代、それはそれは貴重な財産でした。 人々の暮らしを支え、生産活動に、文物の流通に、移動手段に活用と、人間の貴重なパートナーとして大切にされ、重宝されてきた馬が群れをなし、育てられている豊かな土地。 またそうい

    太田天神山古墳、義重山大光院新田寺(太田金山子育吞龍) - 夫婦写真散歩のススメ
  • 華厳宗大本山東大寺 - 夫婦写真散歩のススメ

    華厳宗大東大寺を歩く、撮る。 司馬遼太郎著「街道をゆく 奈良散歩」の一節に「東大寺境内は風景が多様で、どの一角にも他に類がない」とあります。 ワイド版街道をゆく24 作者:司馬遼太郎朝日新聞出版Amazon十二万坪を超える広大な敷地を歩きまわると、その言葉がすぅーと沁み入るように実感でき、海外文化を積極的に取り入れてきた歴史の息遣いさえ聞こえてくるような気がします。 さまざまな災禍を乗り越えた歴史、時代の流れを読み解きながら、建造物を眺めれば、溢れんばかりの創意工夫やそれを具現化した人々の献身と熱気を感じることが出来る。そんな思いと期待を胸に秘め、気負わずのんびり歩きます。 性急に時間的効率重視であちこち回って、印象が散漫になることを避け、圧倒的なスケール、さらに自然との調和に宿る先人たちが残した文化、美をたっぷり味わいながら、じっくり歴史文化の息遣いと向き合う旅を目指しました。 穏

    華厳宗大本山東大寺 - 夫婦写真散歩のススメ
  • 吉備津神社 - 夫婦写真散歩のススメ

    比翼入母屋造=吉備津造 全国で唯一の独創的な「比翼入母屋造」、それゆえ「吉備津造」と呼ばれるようになった美しい殿および拝殿が国宝に指定されている吉備津神社。 日書紀にもその名前がある由緒も格式もあるこの立派な社は岡山市西部、歌枕にもある「吉備の中山」、その西麓に鎮座しています。 記紀が語る吉備津神社の歴史 主神に祀られているのは大吉備津彦命。日書紀によると第十代崇神天皇の時代、ヤマト王権に従わない各地の豪族に対し、教えを受けない者があれば兵を挙げて討伐するようにと、北陸、東海、西道、丹波に派遣された四道将軍の一人として将軍の印綬を授けられます。 大吉備津彦命は第七代孝霊天皇の第三皇子、もとの名前を五十狭芹彦命(イサセリヒコミコト)といい、西道のちの山陽道にやってきた武勇の誉の高い皇族だったといわれています。その子孫が後の世で代々吉備の国造となり、古代豪族・吉備臣になったとされています

    吉備津神社 - 夫婦写真散歩のススメ
  • 浄土宗特別寺院栃社山誕生寺(岡山県久米郡久米南町)

    夏の訪れを告げる草花の香りを運ぶ風。 人々が豊かな自然に寄り添うように暮らす街を歩けば、風薫り、季節が移り変わることに気付く感覚も磨かれ、こころも潤います。 鎌倉時代、日文化の大転換期 日歴史を振り返ってみるときに、大転換期と呼んでも過言ではない時期がいくつか存在します。 政治史、民衆統治の歴史からみても、社会史、思想史の観点から見ても、古代から中世へと大きく舵を切った平安時代後期から鎌倉時代は日文化の大転換期であったといえるでしょう。 中世前期、つまり13世紀以前の社会はいま私たちが暮らす時代に存在する尺度や常識はまったく通じません。 いうまでもなく、暮らしのあらゆる様相、識字率しかり、流通情報量しかり、労働や生産のシステムしかり、さらには世界観や価値観すら、いまと同じではありません。 それはあたかも異国の社会の出来事のように異なるものであったと理解しておくことを前提にしなければ

    浄土宗特別寺院栃社山誕生寺(岡山県久米郡久米南町)
  • お江戸日本橋七福神+寺社めぐり - 夫婦写真散歩のススメ

    お江戸日橋の歴史 江戸幕府開府と同じ慶長8年(1603)に架橋された日橋。翌年には日橋が五街道(=東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道)の基点に定められてからは交通、運輸の中心となった「町人地」でもありました。 日橋の橋銘 「日橋」の文字(橋銘)は江戸幕府15代将軍徳川慶喜の書です。 武家政権による城下町としての都市整備が進み、江戸の町は武家屋敷(武家地)がその面積の大半を占めることになります。 町人地として栄えた日橋 一方、水陸交通と商品経済の発達と共に、魚河岸を中心に御用商人、御用職人をはじめ、町人たちが住む地域(=町人地)として栄えた花の都「江戸」のシンボル「日橋」。 明治以降の日橋 明治維新後も帝都のシンボルとして、石造りの橋として再建されたとき、装飾の製作は、東京美術学校(現在の東京藝術大学)に委嘱され、製作主任を同学校の助教授の津田信夫が務めます。 さら

    お江戸日本橋七福神+寺社めぐり - 夫婦写真散歩のススメ
  • 板橋十景散歩/赤塚溜池公園、東京大仏(乗蓮寺)、板橋区立赤塚植物園。 - 夫婦写真散歩のススメ

    墨東に暮らして34年目。東京23区もいろいろ歩き回ってきましたが、なぜか不思議と縁の薄いまま過ごしてきた板橋区を今回は歩いてみます。 板橋十景散歩 二輪草群生地(赤塚公園) きっかけは高島平駅すぐそば、赤塚公園内にある都内最大の「二輪草の群生地がみたい」という家人のリクエスト。 来ならば見頃に間に合うはずが、小生不覚にもギックリ腰のため、数週間前に止むなく中止にした苦い経験から、今回はきっちりコンディショニングをして、心身ともに軽快に向かいました。 高島平駅周辺 まずは都営三田線「高島平駅」へ。 駅周辺を一回りして、突然姿を現すガスタンクの威容をメモし、 徳丸ケ原公園を抜け、 高島平のケヤキ並木を歩きます。 平成15年(2003)に区制施行70周年を記念して、板橋ならではの自然景観、都市景観、名所・旧跡、イベントを「板橋十景」として選定、そのひとつに選ばれた場所です。 高島平のけやき並木

    板橋十景散歩/赤塚溜池公園、東京大仏(乗蓮寺)、板橋区立赤塚植物園。 - 夫婦写真散歩のススメ
  • 西新井大師、荒川土手散歩 - 夫婦写真散歩のススメ

    荒川土手を歩く 風薫る五月。初夏を感じさせる陽射しとひんやりとした乾いた東風。朝晩は少し寒いくらいで、五月の墨東はさわやかな気候が続いています。 定点観測しながら、写真を撮り、整理していると、2013年の花暦は10日程度早く進んでいることがよく分かります。 史跡、公園、神社仏閣、植物園をはじめ、路地をひとつ入ると、下町では家々で育てられている鉢植えが所狭しと置かれ、花壇も大切にされています。 江戸時代、利根川の東遷、荒川の西遷事業 利根川の東遷と荒川の西遷事業が成功していなかったとしたら、東京の風景はさぞや殺伐としたものになっていたでしょう。 徳川家康は江戸入府後、すでにあった河川の付け替えをすることで、洪水や灌漑などの治水事業を進めるとともに、船による物資輸送の体系も整備しました。この河川の付け替え事業は「利根川の東遷、荒川の西遷」と呼ばれています。 以後、長い時間を掛け、年々荒川土手周

    西新井大師、荒川土手散歩 - 夫婦写真散歩のススメ
  • 浜離宮恩賜庭園 - 夫婦写真散歩のススメ

    広さ8,000坪にも及ぶ潮入りの池を中心とした大泉水の眺めは潮の干満によって繊細にその表情を変え、園内に造られた二つの鴨場も往時の面影をいまに伝える国指定特別名勝・特別史跡、浜離宮恩賜庭園。 浜離宮の海水を引き入れた東京都内唯一の潮入りの池には管理事務所によるとボラ、セイゴ、ハゼ、ウナギなどの海水魚が棲息しているといいます。 また隅田川から東京の街を眺め、リバーフロントや隅田川に架かる個性的な14の橋、そして新しい東都のランドマーク、東京スカイツリーをたっぷり味わうことが出来る水上バスの発着場でもあります。 かつては江戸城の出城としての機能も果たし、明治維新まで徳川将軍家の別邸・浜御殿と呼ばれたこの地の歴史をまずは簡単に振り返ってみましょう。 浜離宮恩賜庭園の歴史 https://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index028.html 甲府藩主松平綱重別

    浜離宮恩賜庭園 - 夫婦写真散歩のススメ
  • 栗林公園(香川県高松市) - 夫婦写真散歩のススメ

    特別名勝栗林公園を歩く、撮る 香川県高松市にある池泉回遊式大名庭園、栗林公園。 平庭部分の面積は約16万平方メートル。 紫雲山のふもとに広がる宏大な庭園は北庭と南庭に分かれ、 6つの大池泉と13の築山を調和させた趣きの異なる見事な景観を作り出しています。 まさに一歩一景の美しさ、写真散歩には最高の場所です。 前回に引き続き、香川県高松市を歩いた記録のなかから特別名勝「栗林公園」を中心にお届けします。 高松市街案内図 高松駅から道幅も広いオフィス街が続く中央通りから、 ショッピングアーケード 天井も高い約3km近く続く見事なショッピングアーケードを歩きながら、栗林公園を目指します。 瀬戸内国際芸術祭 この夏開催される瀬戸内国際芸術祭(トリエンナーレ)の垂れ幕を眺めながら歩くと、 高松中央商店街 高松中央商店街のほぼ全てを覆うアーケードは総延長が2.7km。 総延長では日一の長さを誇るアーケ

    栗林公園(香川県高松市) - 夫婦写真散歩のススメ
  • 讃岐高松城址(玉藻公園) - 夫婦写真散歩のススメ

    瀬戸内の青い空、穏やかな海、多島美。 今回は瀬戸大橋線で岡山駅から高松へと渡った一人旅の記憶をご紹介します。 讃岐の魅力 屋島をはじめとする源平古戦場、金刀比羅宮、善通寺、特別名勝栗林公園などの名所旧跡。 源平合戦「3D立体」地図 (別冊宝島) (別冊宝島 1843 ノンフィクション) 宝島社Amazonこの地に流された崇徳上皇伝説、菅原道真伝承などの歴史ロマンの舞台でもあり、怨霊になった天皇 (小学館文庫) 作者:竹田 恒泰小学館Amazon弘法大師空海、平賀源内、菊池寛と多士多彩の人物を輩出した歴史文化。空海 作者:三田 誠広作品社Amazon草学者 平賀源内 (講談社選書メチエ) 作者:土井 康弘講談社Amazon近現代でも讃岐=香川県、小豆島を舞台にした「二十四の瞳」、名曲「瀬戸の花嫁」といえば一定の年齢以上の方々には思い出深い作品でもあるでしょう。 木下惠介生誕100年 「二

    讃岐高松城址(玉藻公園) - 夫婦写真散歩のススメ