“レディース”という存在を世の中に周知し、1980~1990年代にかけてツッパリ少女たちのバイブルとなった雑誌『ティーンズロード』。レディースブームで中心的な役割を果たしたのが、埼玉県東松山市「紫優嬢(しゆうじょう)」の4代目総長・すえこだった。そんな彼女との印象的な邂逅とは? 同誌・初代編集長の比嘉健二氏がレディース少女たちと接した日々を記し、第29回小学館ノンフィクション大賞も受賞した『特攻服少女と1825日』(小学館)。同著より、一部抜粋、再構成してお届けする。(サムネイル画像:八王子のレディース「悪遊女」の集合写真。写真は比嘉氏提供)