ウクライナ側の発表によると、ウクライナ空軍は10日間で10機のロシア軍機を撃墜した。内訳はロシア空軍で最高の機種であるスホーイSu-34戦闘爆撃機とSu-35戦闘機計9機、そして貴重なベリエフA-50早期警戒管制機1機だ。 これはロシア側が耐えられる水準をはるかに上回る損失ペースだ。国際的な制裁の影響で、ロシアの航空宇宙産業は新たな軍用機を年に25〜35機程度しか生産できていない。 ロシアは補充できるペースの十数倍の速さで軍用機を失っているという計算になる。 ウクライナ国防省は27日、今月9機目と10機目のロシア軍機撃墜を発表した。いずれもSu-34だった。「おっと、またやってしまった!」ソーシャルメディアで10機目の撃墜を発表した際にはそう軽妙に書き込み「これで10日で10機のロシア軍機を破壊したことになる」と戦果を誇った。 ウクライナ側がどうやってこれほどの数のロシア軍機を撃ち落として