信号を通すケーブルは、そこを伝わる信号の電圧と電流の比率を決めるインピーダンスというものが決められています。信号源のインピーダンス、ケーブルのインピーダンス、信号受け側のインピーダンス、が一致していないとそこを伝わる信号の波形が歪みます。この影響は、信号の周波数が高くなるほど、ケーブルが長くなるほど顕著になります。 デジタルケーブルやアナログのビデオの同軸ケーブルはインピーダンスが75オームになるように作られています。DVDやテレビの送り側と受け側も75オームで作られています。専用の同軸ケーブルを使ったほうが伝わる信号の波形が綺麗になります。 オーデオ用のケーブルは普通ケーブルの電気容量(キャパシタンス)が小さくなるように作ってあるので、75オームよりインピーダンスは高めだと思います。 同軸デジタルケーブルは、ちょっと乱暴な言い方をすると「ケーブルの中に電波を閉じこめて送る」ようなイメージ