世界ランキング200位以下に沈む早慶 前回に引き続き、今回もシンガポールでは当たり前すぎるが、日本では厳しく聞こえてしまうかもしれない"本当のこと"を書く。 「早稲田や慶應の学生は、シンガポールでは履歴書すら見てもらえないかも」 ストレートにいうと、シンガポールでは世界大学ランキングで200位以内しかまともな大学とみなしていないのだ。これはシンガポールに住む、早慶両校の卒業生である私にはかなり悔しい事実である。 学生が一定期間、ある国で仕事を経験する制度を「ワーキングホリデー」というが、シンガポールの場合、ワーキングホリデーが認められるのは世界ランキングで200位以内の大学を出た人間のみなのだ。 シンガポールでワーキングホリデーができるのは、以下のいずれかの世界大学ランキングで200位以内に入る大学の学部在学生または学部卒業生のみ。 ・Quacquarelli Symonds World