山本太郎参院議員(無所属)が24日の参院本会議で、タートルネックにラフなスパッツ姿で臨んでいたことが「品位に欠ける」として29日の参院議運理事会(岩城光英委員長)で問題視されていたことが、複数の国会関係者への取材で分かった。山本氏は昨年秋の園遊会で天皇陛下に直接手紙を渡し、山崎正昭議長が厳重に注意したが、再び「品位」が問われる事態となった。 関係者によると、山本氏は今国会が開会した24日の本会議でジャケットを羽織っていたが、登山用に近い靴で歩いていたため、自民党の石井準一議運理事が「国会では品位を重んじるべきだ」と注意した。山本氏は「国会議員としての認識が足りず、気を付けていませんでした」と、その場で頭を下げたという。 石井氏は29日の議運理事会に、この経緯を説明。今後、同様の振る舞いをした場合には山本氏に厳しく注意することが確認された。 参院規則は「議員は議院の品位を重んじなければならな