衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者の前沢友作氏は10日、SNS上で自身になりすました投資詐欺広告の横行が放置されているとして、フェイスブック(FB)やインスタグラムを運営する米メタ社を提訴する考えを明らかにした。自民党本部で記者団に語った。 【写真】前澤友作氏、激怒「1億円以上の被害にあった方もいらっしゃいます」 FBやインスタグラム上では、前沢氏や元ライブドア社長で実業家の堀江貴文氏らになりすまして、投資などを呼びかける偽アカウントが数多く確認されているという。両氏は同日、自民党デジタル社会推進本部などの合同勉強会に出席し、被害の実態を説明し、投資詐欺広告への規制強化を求めた。 会合後、前沢氏は記者団に「(FBなど)プラットフォームへの規制は政府にしかできない。迅速にお願いしたい」と語った。