(ちょっと気持ち悪い幼虫の写真が出てくるので、苦手な人は先に進まないように)。大切にしまってあったウール、カシミア、絹などの服を虫に食われてしまったという経験を持っている人は、結構多い。節約家の昆虫記者は、虫食い穴の開いた服でも、被害が目立たないうちは着ていて、「みっともないからやめて」と妻にののしられているが、オシャレな人なら、そんな服はもう着られない。 そんな衣類害虫の一つが、またわが家で発生した。ヒメカツオブシムシだ。カツオブシが好物なのでカツオブシムシの名を持つが、一般家庭ではウール製品の被害が顕著だ。 ご近所で良く見かけるのは、このヒメカツオブシムシとヒメマルカツオブシムシ。成虫は衣類ではなく、花の花粉や蜜が好きだと言われている。 ヒメカツオブシムシの幼虫を手のひらに載せてみた。お尻に長い毛が生えていて、かなり不気味な姿だ。 ヒメカツオブシムシの幼虫。こんなのをタンスの中で見つけ