ユーザーによる製品レビューは、これから商品の購入を考えている人々にとって非常に参考になるものだ。だがこれがもし、製品メーカー自らが捏造したレビューだったとしたらどうだろうか。こうしたネットでの自作自演レビューが米国で話題になっている。 コンシューマ向けネットワーク機器メーカーの米Belkinは1月19日(現地時間)、同社従業員がユーザーに金銭供与を行うのと引き替えに同社製品を高い評価でレビューするよう依頼していた件について謝罪した。同社社長のMark Reynoso氏名義の声明文では、今回の問題の発端となったAmazon Mechanical Turkシステムから当該のリクエストを削除し、このシステムを介して投稿されたレビュー群をすべて削除していく方針だという。 今回の話はニュースブログサイトの米Daily Backgroundの1月16日(現地時間)の投稿にさかのぼる。Mechanica