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ブックマーク / www.virtual-pop.com (10)

  • 著作権者が全ての流通をコントロールすべきという発想は「無断リンク禁止!」と同じ – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    前エントリー の続き。 YOUTUBEの最大の欠点は「著作権者の意思とは無関係に、許諾を得ずして映像が掲載出来てしまう」点にある。その結果、著作者が来的に得られる利益を失ってしまう可能性が存在している。 煩悩是道場 – YOUTUBEは白く塗れない。少なくとも現状の儘では。 結論から言えば「著作権者が全ての流通をコントロールして然るべき」という発想も、「変えるべき常識」の一つだと思っている。 「著作権者の意思とは無関係」であるからこそ、そこにはまだ開拓されていないマーケットが眠っている。 そもそも、YouTubeに無許諾コンテンツをアップロードする人々のモチベーションとは何だろう? 彼らは何故、わざわざ自分の所有する秘蔵VTRを労力を費やしてUPするのだろうか。 そんな事をしても、彼らには何の得も無いはずなのに。 そこに悪意はあるか。犯罪性は当にあるのだろうか? そこにあるのは、日頃私

  • YouTubeを白く塗れ!常識が変われば景色も変わる – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    YouTubeの急激な台頭をきっかけに、ネット界隈では著作権論争が喧しい。 確かに、今の法解釈に照らせばYouTubeは限りなく黒に近いと言えるかもしれない。というか、権利者が腰を入れて法的措置を取ればYouTubeに殆ど勝ち目は無いだろう。 しかし、実際問題としてまだそうなっていない。最終的な「黒」判定はまだ出ていない。 日にレンタルレコード業が台頭した時、まだ著作権法に「貸与権」は無かった。極めて違法性の高いビジネスだった。それが今では細かな問題はあるにせよ、ビデオを含めたレンタル業は完全に社会に根付いた。 コンセンサスさえ取れれば法は後からついてくる。どういう意志を持つかが重要なのだ。YesかNoか。是か非か。 Napsterは違法だから潰れたのではない。単純に言えば、RIAAに「No」を突きつけられたから消滅した。もし、Napsterが提示した和解案にRIAAが「Yes」と言え

  • ised倫理研第7回議事録を読み解く(後編) – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    前編はこちら。 前編では「共通ID構想へのカウンター」の途中だったが、当初の予定を変更して共通IDについての言及は最後段にまとめる事とし、倫理研の議論の中で特に興味深かった部分にフォーカスを絞りたいと思う。 「オルタナティブとしてのネット空間」は不要なのか 倫理研第7回の議論が面白いものになったのは、東氏が小倉さんの問題提起を「倫理研のテーマに近づけるために」再定義したのが大きいと思う。これはGood Jobだと思った。 具体的にはこの部分。 東浩紀 議論を整理しましょう。ネット上の言論、北田さんの表現を使えば CMC(Computer Mediated Communication)ですが、その価値を評価するときにふたつの立場があるわけです。 それを現実空間からの自律性において評価するか、それとも自律性はむしろネガティブにしか働いていないと 考えるか。白田さんの場合は前者で、自律性を評価し

    servando
    servando 2006/04/19
  • ised倫理研第7回議事録を読み解く(前編) – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    ised倫理研第7回の議事録が3月29日にようやく公開された。 議事録を読んだ感想から言うと、「めちゃめちゃ面白かった」の一言に尽きる。 isedの議論の中でも特に盛り上った部類に入るんじゃないかなあ。少なくともオグリンウォッチャーとしては実に興味深い内容だった。 「共通ID小倉案」としてこれほど詳細に纏まっているテキストもこれが初めてだろうし、それに対する代表的な反論の数々もこの議論の中に凝縮されている。加えて、これまでの小倉先生には見られなかった注目発言も幾つか見られた。 正直中身が濃厚過ぎて(笑)この議論を整理するのは少々荷が重いのだが、なんとか私なりのレベルでこの興味深い議論を読み解いていこうと思う。長文になりそうな予感。 小倉式共通IDの概要 議事録の冒頭は、小倉先生の講演から始まる。ここでは「小倉式共通ID」案の概要が語られている。今回のised議事録を元に、あらためて箇条書き

  • 音極道茶室: 日本のインターネット、マジやばくね?

    結論から言うと、「かなりやばい」感じ。 実際、今の日のインターネット中枢を支えるリーディング企業TOP達は相当深刻な危機感を抱いているみたいだが、その危機感がイマイチ一般人には伝わってこない。 しかし、内情を知るにつれ、その「深刻さ」が我々にも実感できる。以下、技術的な話に疎い方でも状況が理解できる様、できるだけ噛み砕いて解説を試みる。 まず予備知識として。アメリカのインフラ事情についてもこんな記事が。 オンラインでも「交通渋滞」の懸念–ビデオ配信量の急増を受け(CNET) 要するに、ブロードバンドコンテンツが格的に普及してきた影響で、プロバイダの回線容量がもーすぐパンクするかも増強費用どうしてくれんだよやべーよって話。日も根的には同じような話なんだけど、日の場合さらにお国事情が問題を深刻にしてる。その点については後述。 で、アメリカの状況に関しては、michikaifuさんの記

    servando
    servando 2006/03/02
  • 堀江指示メール捏造過程の仮説 – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    最初に断っておきますが、このエントリーは私個人の脳内推理なので根拠とかあんまり求めないで下さいw。 まず、いろいろ指摘されてる誤字や誤変換などについては、finalventさんから重要な指摘。 永田メール、追記 より抜粋。 これ、OCRだな。 なぜ、OCRなんだ? ワオ。納得。これだとナゾの誤字誤変換も感覚的にめちゃめちゃシックリくる。ただ、finalventさんも指摘しているように、「なぜ?」という疑問が。 そこで、メール捏造過程を妄想してみた。 情報提供者:メール捏造の発案者。PCは使用するがそれほど詳しくない。フリージャーナリスト? 協力者:ホリエモンと以前親密で、メールで極秘のやり取りをした事のある人間(女性?)協力者という自覚は無い可能性も。 まず、情報提供者がこの「協力者」から実際のホリエモンからの過去メールを紙ベースで入手。 (メールの内容はまったく無関係の文面) その紙をO

  • 堀江被告送金指示メールがガセだと思う4つの理由 – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    このニュースを最初に聞いたとき、直感的におかしいと感じた。 直感的と言ってもそれなりに根拠はある。とにかく、冷静に考えれば考える程この件はおかしな事だらけだ。要領を得ない民主党の言い分も含め、ツッコミどころ満載。 とりあえず思いつくままに列挙してみよう。 1.そもそもなぜ「メール」なのか この疑問が私の中では一番大きいし、この1点だけでこれが「ガセ」だという確信に近い思いがある。 私自身、業務で頻繁にメールを利用しているが、その利点は言うまでも無い。「言質が残る」という点である。メールで残しておけば、後になって言った言わないと揉め事になる事が無い。逆に言えば、言質を残したくないやりとりにメールを使う事は個人的な感覚から言ってちょっと有り得ない。 自分が送信メールを削除したところで、相手には残る。万が一削除し忘れるリスクも考えれば、電話の方が遥かに安全だし理に適っている。 自らメール活用

  • 住の安心を確保する最適解は「消費者向け民間検査ビジネス」の創出 – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    まだ、このアイディアは全然ブラッシュアップしていませんが、前エントリーが予想外の反響だった事もあり、その後もいろいろ思考を巡らせて見てとりあえずの結論です。 ※今エントリーでは、「ですます調」でいきますw なんとなく。 悪質リフォーム問題から始まって、次々と明らかになる談合体質、そして今回の耐震強度偽造事件…建築業界への信頼が地に落ちて前途真っ暗な印象を持ってしまう昨今ですが、信頼の失墜はそのまま「住環境の危機」として消費者に跳ね返ってくるわけでこれは誰にとっても深刻な問題です。 でもこれらの諸問題を解決するカギは、気がついてしまえばすごくシンプルな問題なんじゃないかと。 それが表題にもある、「消費者向け民間検査ビジネス」の創出です。この、「消費者向け」というのがポイント。こう書いてしまうとすごく単純に見えますが、実際のところ発想は単純です。 この発想のヒントになったのは、bewaadさん

  • 音極道茶室: 耐震強度偽造事件を発見できたのは民間委託の成果

    マスコミを賑わす耐震強度偽造事件。11月29日には衆議院国土交通委員会にて、事件の当事者が一同に参考人招致された。その様子はTV放送されたのだが、実に興味深かった。 正直、この事件に関する情報はあまりフォローしていなかった。ただ漠然と、最も責任が重くまた糾弾されるべきは最終的に検査を通した「イーホームズ」じゃないかと考えていた。 ソフトウェア開発に置き換えてみても、バグを出したコーディング担当者よりもデバッグ工程でバグを見逃した試験担当者の方が問題視されるからだ。 しかし、この事件についてはちょっと考えを改めざるを得ない様だ。 姉歯設計士の偽造に気付き、最初に国交省に通報したのが「イーホームズ」だったとは知らなかった。正直驚いた。 マスコミはこの重要なポイントを軽視しすぎじゃないか? マスコミの論調と、実際の事件の景色とは大きく隔たりがないか? 確かにイーホームズには検査を通した重大な責任

  • 音極道茶室: 「ブックマーカー」ブックマークの恐怖

    先日、アクセス解析を見ていたら、見慣れないリンク元からのアクセスを発見した。 そのリンク元URLが全く見覚えの無いものだったので興味位でアクセスしてみた。 アクセスしたそのサイトの左上には、「Momonga Bookmark」というロゴ。聞いた事がない。デザインはなかなかこざっぱりしていて美しさと機能性のバランスが良い感じ。Googleツールバーを見るとまだページランクは0。 新興のソーシャルブックマークサービスかな?と最初は思った。よく見るとその横に 「モモンガブックマークは『ソーシャルブックマーカー』をブックマークする全く新しいサービスです」 という解説文。 「うーん、はてなブックマークでいうお気に入りみたいなもんだろうか?」 TOPには「現在の注目ブックマーカー」がリストされている。そこには、はてなブックマークでも見覚えのあるidがいくつか見えた。 「あー、なるほど。 Alpha

    servando
    servando 2005/11/21
    「情報弱者と情報強者の軋轢」
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