2022年のノーベル賞受賞に象徴されるように、いま古代のヒトのDNAの研究が盛んに行われており、新しい事実が次々と明らかになっている。そこで、古代の日本列島に住んでいた人たちについて知りたくて、2025年春に国立科学博物館で開かれている特別展「古代DNA―日本人のきた道―」の監修者である神澤秀明さんの研究室に行ってみた!(文=川端裕人、写真=内海裕之)

訪日客でにぎわう「銀座篝本店」(東京都中央区)の「鶏白湯Soba」は1800円(税込み)。約2年間で600円の値上げ。トッピングなどを追加すると軽く2000円を突破 「ラーメン1000円の壁」が叫ばれて久しいが、昨今は1500円の壁を突き抜け、2000円の壁に向かう勢いにある。海外では3000円以上が珍しくなく、むしろ「国内が安すぎた」のだ。既成概念に縛られてきた反動が一気に起ころうとしている。(岡安秀一) ●サイド充実加速 デニーズ(317店)は「日本一予約が取れない」と評される「飯田商店」監修の「味噌らぁ麺」(税込み1419円)を開発。2ヵ月間で想定より約5割増の30万食以上、類似通常メニューの約2倍を販売した。その完成度は多くの
はじめに 本稿では、特に前編で科学とは何かということを正しく説明するように努めている。日常生活の中で「科学的~」という言葉を見聞きすることはあっても、何をすれば科学的で、何が非科学的なのかということは、人によって理解に差があるかもしれない。科学とは、一定の方法論に基づいて研究を行う認識活動のことであり、自然科学以外にも人類学・考古学・言語学・社会学・国際政治学などの学問も、科学的な理解に基づいて研究されている。日本語やアイヌ語のアルファベット表記も、科学的知見に基づいて考案されたものである。しかし、何をすれば科学的と言えるのかは個々の分野によって異なるので、よく分からないことが多いかもしれない。本稿のひとつの目的は、アイヌ語地名のための科学を説明することにある。 また、北海道の歴史年表を見てみると、中世以降に「アイヌ」という名称が出現するので、アイヌ民族の歴史もその時点から始まったと考えて
(CNN) 北朝鮮と中国の国境をまたぐ朝鮮半島の最高峰、白頭山が、このほどユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界ジオパークに登録された。北朝鮮の自然がジオパークに登録されるのは初めて。 ユネスコは2月に開いた委員会で白頭山について、火山噴火や地形を含めて「印象的な自然・文化遺産」と認定した。 白頭山にある天池は、1000年以上前の噴火でできたカルデラ湖で、標高約2200メートルの地点にある。 北朝鮮の伝説によると、白頭山は、古代朝鮮の始祖とされる檀君の生誕地だった。 北朝鮮の創設者で金正恩(キムジョンウン)総書記の祖父にあたる金日成(キムイルソン)主席は、独立をかけて日本の植民地支配と戦った1940年代の戦争中、この山を隠れ場所に使ったとされる。国営メディアは金日成主席を「白頭山の伝説的英雄」と呼ぶ。 正恩氏の父の金正日(キムジョンイル)氏は白頭山の山頂付近で生まれたという言い伝えがある。
町では、山田町復興記録誌[別冊]『「NPO法人大雪りばぁねっと事件」その背景と教訓』(A4判、36ページ)を発刊いたしました。 町から委託された緊急雇用創出事業で12億2000万円の事業費を使い切り、6億7000万円に及ぶ不適切な支出が明らかになった、特定非営利活動法人「大雪りばぁねっと」。多方面に大きな影響を及ぼし、町政への信頼を傷つけ、町の歴史に汚点を残した前代未聞の事件の概要を、「第三者委員会報告書」や当時の新聞報道などをもとに振り返ります。 以下にPDFファイルを公開いたしますので、ご覧ください。町立図書館でも閲覧できますので、ご利用ください。 ※本誌の刊行は、国の復興交付金が財源の公共事業であるため、書籍本体は非売品となっております。ご了承ください。 ※山田町復興記録誌[別冊]『「NPO法人大雪りばぁねっと事件」その背景と教訓』の著作権は、山田町に帰属します。掲載内容の営業利用等
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、東部ドネツク州での戦闘で、ロシア軍に参加していた中国人兵士2人を拘束したと明らかにした。義勇兵かどうかなど、当局が参戦の経緯を調べている。 戦闘には中国人兵士6人が参加していたという。ゼレンスキー氏は、パスポートやクレジットカードなど身元を示す書類を押収したと説明。「彼らは中国国民だ」と述べた。シビハ外相は、中国国民の戦闘参加は「国連安全保障理事会の常任理事国としての中国の信頼性を損なう」とX(旧ツイッター)で表明。中国臨時大使を外務省に呼び出し、説明を求めたと明らかにした。 ロシア軍関係者によると、ウクライナ軍が越境攻撃するロシア西部クルスク州では、ロシア軍に中国の義勇兵が参加している。ウクライナ東部ドンバス地域でも義勇兵が活動していた可能性がある。 ゼレンスキー氏は、中国人兵士は「ウクライナ領内で戦っていた。重要な点だ」と指摘。自国を
プロトタキシテスの正体:植物か、菌類か、別次元か?4億年前に植物でも動物でも菌類でもない未知の多細胞系統がいた可能性があると判明 / この図は、共焦点レーザー顕微鏡(CLSM)やAiryscan技術を利用した高解像度画像と3D再構築結果を示しています。ここでは、プロトタキシテスの内部に存在する3種類の管状組織(細い管、太めの管、そして特有の厚みを持つ管)と、それらがどのように複雑なネットワークを形成しているかが明確に描かれています。また、メドゥラリースポットにおける管の連結パターンの詳細な解像が、従来の真菌の菌糸構造とは大きく異なることを示しています。/Credit:Corentin C. Loron et al . bioRxiv (2025)プロトタキシテスという化石が最初に学界で注目されたのは、約160年前の19世紀半ばでした。 そのころの研究者たちは、断片的な化石から見えてくる“巨
荒涼という言葉はこの場所のために作られたのかと思うような景色が広がるアルゼンチン、リオネグロ州のソムンクラ高原で、獣医のヘラルド・ロドリゲス氏は静かに草を食む一頭のウマを見つけた。乾ききったこんな陸の孤島にウマがいるだけでも奇妙なうえ、氏がそれまでに見たどのウマとも違っていた。巻き毛だったのだ。 当初ロドリゲス氏は、そのウマは病気になっているか、汗をかいているだけだと考えた。しかし、ガウチョ(南米のカウボーイ)が驚くべきことを教えてくれた。干ばつや火山の噴火などで数が減る前は、このような巻き毛のウマがよく見られたという。(参考記事:「時代を先取り?くるくる巻き毛の動物たち 4選」) このウマに夢中になったロドリゲス氏は、売ろうかと言われてイエスと即答した。妻のアンドレア・セデ氏も同じで、すぐにこのウマと心を通わせた。「この子と会ったときのことは一生忘れません。ずっと一緒にいたかのように、私
教団が小銃密造に着手するのは、1992年の暮れに教祖である麻原彰晃(本名:松本智津夫)が、教団の科学部門トップである村井秀夫に対して銃の調査を指示したことから始まる。 麻原からの指示をうけ、1993年2月に教団の対ロシア窓口であった早川紀代秀のアテンドの下、村井らがロシアに渡航。ロシア軍の小銃であるAK74工場の見学はできなかったが、大学研究室でAK74の実銃分解、コブロフ市内のデグチャレフ工場(AKではなく機関銃工場)、博物館を訪問し、その様子を8ミリビデオに収めている。 この際、AK74の実物を借りて数日にわたって採寸が行われたが、一部が素手で分解できなかったため、村井が日本の麻原に電話し、実銃1丁を購入する了解を得ている。そうして村井はAK74と銃弾を入手した。購入したAK74は分解され、部品はX線遮断袋、銃身はゴルフバッグに隠されて日本に持ち込まれている。 教団がロシアで購入したA
ロシアのプーチン大統領(左)とトランプ米大統領=2019年6月、大阪/Kevin Lamarque/Reuters/File (CNN) クレムリン(ロシア大統領府)は18日に行われた米ロ首脳会談に関する発表の中で、戦争終結をめざすトランプ米大統領の「崇高な目標」に感謝の意を示し、これを称賛した。 ロシアのプーチン大統領や同氏周辺のタフな熟練の交渉人たちは、こうしたお世辞がワシントンで力を発揮することを熟知している。 ただ、トランプ氏の提案の柱である30日間の停戦については依然として合意が得られていない。クレムリンは停戦の検証やウクライナにおける「強制動員」の停止、戦闘休止を利用したウクライナ軍の再武装の防止といった点が依然、ロシア側の課題として残っていることを示唆している。 エネルギーインフラへの攻撃を一時停止するという米国の提案については、クレムリンの同意が得られた。プーチン氏は「直ち
1881年の結婚当時のイザベラ・バード(49歳) 出典:Anna M.Stoddart,”The Life of Isabella Bird (Mrs.Bishop)”, John Murray,1906(金坂清則所蔵)*無断転載禁止 今から142年前、日本に7カ月滞在した英国人女性が最初に目指したのは平取でした。イザベラ・バード研究の第一人者が、日本の旅と旅行記の真実を解き明かす中で北海道の旅と平取訪問を位置づける短期集中連載です。1回目は誤解の原点と6期にわたった旅の軌跡についてです。 地理学者だからこそできるバードの旅行記の正確な翻訳 私は人文地理学を、「人間活動とその所産の地域的存在様式を究明する科学」と定義して研究する地理学者です。それで、京都大学の大学院生だった1973年に、刊行直後の「イサベラ・バード著、高梨健吉訳『日本奥地紀行』」を読んだ時、魅力的な旅行記だと思う一方、不満
Gengo Kenkyu 142: 119–142 2012 * 1. 14 20 2 * 5 120 180 6 ¹ 1916 2. Dikins and Satow 1878 Satow 1848 465–470 Aston 14 ke Satow ke Aston 1900 ¹ http://www.akaneisc.com/Default.aspx 121 1967: 49 1900 1995 1934: 45 Dikins and Satow 1878 1948 1950 1900 1909a, 1909b 1966 2000 1959 1959 1958: 306 122 1955 1955: 215 1967: 48 1900 1948 1958 1968: 93 -ke -o -u 1971: 31 1975 1900 1999, 2001b 1990 2001a 2000
高校世界史の科目名が世界史Bから世界史探究に変わり,それに伴って学習指導要領も教科書の章立ても一新された。その世界史探究の古代・中世の教科書の章立てに非常に問題があるという話をしたい。先に世界史B時代の古代・中世の並びを紹介すると,教科書間に細かな差異はあるが,基本的に以下の通りのものが多かった。アフリカ史・オセアニア史・南北アメリカ文明史については煩雑になるので割愛する。 【旧世界史Bでの多くの教科書の章立て】 ・古代オリエント:ササン朝まで ・古代ギリシア,ヘレニズム諸国 ・古代ローマ:東西ローマ分裂(東京書籍のみユスティニアヌス帝まで) ・古代南アジア:ヴァルダナ朝まで(ラージプート時代まで) ・古代東南アジア:10世紀頃まで,または13世紀頃まで ・古代中央・東アジア:唐末まで -----------------ここから中世----------------- ・中世中東:イスラーム
【公式】光藍社 バレエ(こうらんしゃ) @koransha_inc ウクライナ国立バレエ「ジゼル」第1幕より ジゼル:菅井円加 アルブレヒト:アレクサンドル・トルーシュ ゲストの二人による、ドラマティックかつ卓越したテクニックが際立った、素晴らしい舞台の様子をご紹介✨ 2025-01-22 14:33:40 【公式】光藍社 バレエ(こうらんしゃ) @koransha_inc 世界で活躍するトップダンサーや、ウクライナ国立バレエ、ミハイロフスキー劇場バレエ等の劇場を招聘し、世界レベルの良質なバレエ公演をお届けする光藍社の公式バレエアカウントです。 linktr.ee/koransha_conce… Youtubeでも動画配信中。 koransha.com リンク Wikipedia 菅井円加 菅井 円加(すがい まどか、1994年7月12日 - )は、日本のバレリーナ。神奈川県厚木市出身。2
日本語ラップのパイオニアであり、作家であり、古典芸能の詞文の現代語訳にも精力的に取り組んでこられたいとうせいこうさんと、本誌連載「中国文学万華鏡」で、地域や文化を超えてことばの芸術というものに通底する技芸の精髄を探っておられる三村一貴さん。漢詩から和歌、能・浄瑠璃の詞からラップまで、さまざまな韻文の技法の妙をめぐって、お二人が新鮮な視点を次々に繰り出す刺激に満ちた対談です。[構成:みすず書房編集部] いとう:前々から疑問に思っていたんだけど、西洋の詩にはもちろん脚韻があり、「アレクサンドラン」(1)云々などがあり、漢詩ももちろん脚韻(きゃくいん)を踏んでみたり、頭(とう)韻(いん)を踏んでみたり、踏み方が決まっているわけでしょう。その影響があるはずなのに、なぜ日本では脚韻がこんなにも消えるのかという問題があるわけですよ。 たとえば『和漢朗詠集』(2)を見ると、和歌を詠む人たちは漢詩もわかっ
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