「緊デジ」でリフロー型EPUB3の制作受け入れが決まりました。同時に出版社サイドからの制作会社指定が可能になり、PDF制作にも対応、申請点数の上限を年間発行点数の2倍までとした規定の廃止など、申請条件を大幅に変更した旨のお知らせが、緊デジサイトに掲載されています。EPUB3の制作ガイドラインの内容告知、EPUB制作会社の選定準備等は9月1日以降になるとのことで、XMDF・ドットブック形式の制作会社はすでに決定しはじめていると思われるものの、8月7日現在での申請数が未だ目標の6万点の半分にも届いていない状況を考えると「一度仕切り直し」感は否めません。 ほとんど前例のないプロジェクトですので関係者の方を一方的に責める気にはなれないのですが、制作サイドの会社に所属している一人としては、ここまでスケジュールが遅れている現状でなお当初の予定通り3月末までに6万冊を揃えることが可能な見通しなのか不安が