Wakameは未来を志向し、物理的分散と論理的協調の理念に基づき、ネットワーク型の分散カーネルとそれによる高性能なコンピューティング環境の実現を目指します。Wakameのプロジェクトは、クラウドコンピューティングをコンピューティングとしてとらえ、テクノロジとして追求して行くプロジェクトです。ご賛同いただける方、腕に自信がある方、そして何より未来を創っていこうと言う熱意のある方は、是非ともご参加ください!
今回は、データベースとして広く普及しているMySQLを例に、Amazon EC2上でMySQLのレプリケーション機能を用いてMaster-Slave構成を作り、そのSlaveを実に手軽に追加できるようにするための手順について説明します。 MySQLのレプリケーション機能でWakameは本領を発揮する 一般的に、MySQLのレプリケーションとは、Masterと呼ばれるデータの原本1つを、可能な限り同期複製させることが出来る機能のことを言います。複製されたものはSlaveと呼ばれ、1つのMasterに対して複数接続することが可能です。 より複雑な構成も取れるのですが、基本的なトポロジはスター型となります。レコードの読み出しクエリであれば、各Slaveへ分散させて性能を向上させることが出来ます。そのため、サイトのトラフィックが増加して来た時、まず最初に行われる対策として良く利用される機能でもあり
今回から2回に分けてWakameの基本的な使い方を説明します。前提の知識としては、Amazon Web Servicesのアカウント(AWSアカウント)をお持ちでAWS Management Console等を使い、仮想マシンの起動を行ったことがある方を対象としています。 Amazon EC2へのアクセスやAWSアカウントの準備については、過去の特集「はじめてのAmazon EC2&S3 ~これからの新サービスの公開の形~」を参考になさるか、以下のオンラインの記事を参考にしてください。 Amazon EC2、インスタンスを立ち上げてみた Amazon EC2/S3を使ってみた - まとめ (目次) システムをスケールアウトさせるための考え方 まず、Amazon Auto Scalingがそうであるように、WakameもAMI(Amazon Machine Image)の単位でインスタンス
前回のElasticLoadBalancerをWakameで使うの続きです Wakameの次期バージョンではMysqlのSlaveが増やせるようになります。 それに伴い現在開発中のコードで、Rails2.3.2を使ってMysql-Slave構成の アプリケーションのセットアップを行いました。 Wakame 0.3.x Rails 2.3.2 Mysql 5.0.67-0ubuntu6-log ELB Amazon ElasticLoadBalancing CLI version 1.0.1.23 (API 2009-05-15)1.まずはインスタンスを立ち上げるたときの初期状態 shell>/home/wakame/corelib/bin/wakameadm status Cluster : Wakame::Service::WebCluster (0) Wakame::Service::
構成管理ミドルウェアはシステム管理者となる 複数サーバを管理するシステム管理の経験をお持ちの方は、構成管理のためのツールを日常的に利用しているかと思います。自作の物である場合もあるでしょうし、商用・無償を含む多くのパッケージもすでに存在しています。構成管理のツールとして単純な例は、makeとsshを組み合わせたものがあげられると思います。サーバのホスト名のリストを用意しておき、それらに対してssh接続し、必要なコマンドを順番に走らせることができれば十分に作業の効率化に貢献します。 前回、Wakameがターゲットとしているクラウド型ホスティングでは、APIによるサーバ・仮想マシンの管理ができることで作業の自動化可能な範囲が飛躍的に広がったということを説明しました。 これまで比較的変化が少なかったサーバ構成に、ダイナミズムが加わりました。そのため、新たな課題が表面化することになります。 例えば
誰もが大規模インフラを試せる時代がやってきた 第1回では、クラウドコンピューティング環境のひとつとして、プログラマから見たAmazon EC2の魅力と、そのような環境を使いこなすためのオープンソースソフトウェアWakameについて概要を紹介いたします。 私たち開発者はWebシステムのスケールアウトについてのベストプラクティスを世界中から得ることができます。 利用するプロダクトを各々スケールアウトさせるノウハウがやっと一般的になってきましたが、運用まできちんとまとめられたものはまだこれからと言う状況です。 それもそのはず、スケールアウトさせられるほどインフラに投資された環境で、実際に運用をしてみた技術者は少ないのです。 昨今、運用業務が効率化できると言うこともあって、インフラの仮想化技術に注目が集まるようになりました。 仮想化技術は究極のポータビリティを実現し、物理的に結ばれたハードウェアと
2009年5月15日にAmazonWebServiceからELB(ElasticLoadBalancer)のAPIが 提供されたので実際に使ってみた。 まずはAPIコマンドを実行できるように設定する $cd /usr/local/ $wget http://ec2-downloads.s3.amazonaws.com/ElasticLoadBalancing-2009-05-15.zip $unzip ./ElasticLoadBalancing-2009-05-15.zip $ln -s ./ElasticLoadBalancing-1.0-1 ./ElasticLoadBalancing $cd ElasticLoadBalancing $export AWS_ELB_HOME=/usr/local/ElasticLoadBalancing $export PATH=$PATH:${A
ホワイトボードナイト@株式会社あくしゅ&株式会社シナプス カテゴリ: 行った ホワイトボードナイトをやりたいという思いつきエントリを書いてからおよそ2ヶ月。念願かなってついに、「ホワイトボードナイト」を開催することができました! 趣旨に賛同してくださり、場所まで提供してくださったのは「株式会社あくしゅ」と「株式会社シナプス」のみなさんです。ありがとうございました! というわけでまずはカンパーイ! 机の上はこんな感じ。大学の部室みたいで、かなり萌えます。 まず最初に、『男の子牧場』を参考にして「文系:理系」「営業:技術」のマトリックスに自分をプロットしながら自己紹介をしました。途中からは、「モテ:非モテ」というZ軸も加わってます。こうやって振り返ると、その場にいた人しかなんのことかわからないですね(笑)。 キーワードのようなコンテンツ系のサービスでは検索経由の新規ユーザーが広告をよくクリック
以前参加した、Tokyo Cloud Developers Meetupで株式会社あくしゅの方がWakameというソフトについてプレゼンされていて、二次会でもお話を伺って、素直に「スゲー!」と思っておりました。そのWakameがついにリリースされたようですね。 →http://www.venturenow.jp/news/2009/04/20/2040_006391.html 本家サイトは以下。 →http://wakame.axsh.jp/ どうスゴイのかは、以下の記事を見て頂くと伝わるんではないかと。 →"Wakame" は三年後、「あれはイノベーションだった」と言われても不思議じゃないソフトウェアだ - @kyanny's blog*1 Wakameのスゴそうなところ Wakameのスゴさは何と言っても、"自律型"っていうところにあるように思います。*2 1日のサーバ負荷の上下に合わ
あくしゅ(本社:東京都新宿区)は2009年4月22日、クラウド環境で必要に応じてサーバ数を自動的に増減できるソフト「Wakame」をオープンソースで公開した。急激な負荷の高まりや、キャンペーンサイト構築などで一時的にサーバ増強する場合などでも、コストを抑えることができるという。 クラウド環境でのネットワーク構成全体を管理し、各サーバの設定を動的に変更するツール。これまで人が手作業で行っていたサーバ調達や設定、起動するまでの手順をプログラムとして記述できるため、計画的にネットワークを構成できるという。同社は「ネットワーク型init.dのように振る舞うソフト」と説明している。 現在のバージョンは「0.3.1」で、まだアルファ版の位置付け。また、米Amazon.comが提供するクラウドサービス「Amazon EC2」にのみ対応する。コードはRubyで記述されており、ライセンスはApache Li
先週、株式会社あくしゅさんの新しいオフィスに遊びに行ったとき、 "Wakame" という不思議な名前のソフトウェアのプレゼンテーションがあった。それは衝撃的なソフトウェアで、三年後「あれはイノベーションだった」と言われても不思議ではないと、本気で思った。すごく興奮していたが、「来週水曜にリリースするからそれまで黙っててね!」と言われていて、今日やっと "Wakame" についてブログに書くことができるので、僕が見たこと、感じたことを包み隠さず、いまからここで書きます。 "Wakame" は、 Amazon EC2 上で自律的に動作する、サーバマネージングソフトウェアだ。 Amazon EC2 を知っている人向けにごくごく簡単に説明すると、コマンド一発でインスタンスの増減やアプリケーションの複製を管理できる。 Amazon EC2 を知らない人(まぁ僕のブログの読者にそういう人はあまり多くな
Overview Wakame is a framework to simplify the complex virtual machine manipulation over multiple instances in Clound envrionment. This project aims to provide the management/monitoring services with server/daemon configuration set to build scalable web applications. Current status is early alpha stage so any of production use is not recommended. Changes 0.3 (alpha) -- 2009/04/22 Initial public re
2009年04月22日08:00 by 山崎泰宏 [Wakame]自動でサーバ数を増減させるクラウドコントローラ"Wakame"をリリースしました! カテゴリ開発スタイル事業内容に関するもの Tweet sparklegate Comment(0)Trackback(0) サイト http://wakame.axsh.jp/(日本語) AMIで公開したのですぐ試せます 情報はまだ少ないのですが、Amazon EC2にアカウントを持っている方は、ぜひGetting Start(英語)あたりを読んで、いきなり試してみてください。 ディフォルトでは、Apacheのモジュールで構成されたロードバランサー、StaticコンテンツWebサーバ、DynamicコンテンツWebサーバ、DBとしてMySQLが起動します。 あとはコマンド一発でこのネットワーク構成が全て立ち上がり、個々のサーバ数を動的に増減さ
Wakameはサーバコストを大幅に削減する強力なオープンソースのクラウドコントローラです。Wakameとは 「Wakame」は、株式会社あくしゅが、中心となって開発している、ネットワーク構成を自動でマネージメントするためのエンジンであり、それに関するサブプロジェクトを含むプロジェクトの総称です。 もっと見る 3つの特徴 スモールスタート 最小構成はサーバー1台から構築可能。予算の少ない、スタートアップの会社や、社内ベンチャーの皆様も少ない予算から始められます。 マネジメントネットワーク サービスに応じて、Webサービスが何台必要、データベースが何台必要等々、自ら計画したネットワークを構築することができます。 仮想化されたネットワークシステムを利用することにより、柔軟なネットワーク設計をソフトウェアでサポートすることができます。 オートスケーリング リアルタイムの負荷状況を監視することによ
to build an auto scaling engine in clouds Development Status: 2 - Pre-Alpha Environment: Console (Text Based), Web Environment Intended Audience: Developers, System Administrators License: Ruby License Natural Language: English, Japanese Operating System: POSIX Programming Language: Erlang, Ruby Topic: Clustering/Distributed Networks, Networking, Systems AdministrationRegistered: 2009-03-29 06:28
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