国際宇宙ステーション(ISS)計画に参加する各国の宇宙機関は2019年3月5日、ISSの次の計画として、月を回る有人の宇宙ステーション「ゲートウェイ(Gateway)」の開発を進める方針を固め、共同声明を発表した。 実現すれば、ISSに次ぐ大型の宇宙計画になると同時に、月や火星の有人探査に向けた大きな足がかりとなる。日本も居住モジュールの開発や物資補給などでかかわる予定となっている。 ゲートウェイとはいったいどんなものなのか、そして実現する可能性はあるのだろうか。 月軌道プラットフォーム・ゲートウェイ(通称:ゲートウェイ)の想像図 (C) NASA 月軌道プラットフォーム・ゲートウェイ 今回開催されたのは、国際宇宙ステーション多数者間調整会合(International Space Station Multilateral Coordination Board:ISS MCB)と呼ばれるも
![米露や日本が計画、月を回る宇宙ステーション「ゲートウェイ」とは?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/423a9ffab02efc31ea84431414fd60617e180463/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Ftechplus%2Farticle%2F20190320-792303%2Fogp_images%2Fogp.jpg)