4年前、イベントの展示物のジャングルジムから火が出て、5歳の男の子が死亡し、安全管理を怠ったとして罪に問われている元大学生2人の初公判が開かれ、2人は「発火するとは考えられなかった」として無罪を主張しました。 日本工業大学の元大学生2人は平成28年、東京・新宿区の明治神宮外苑のイベント会場で展示物の木製のジャングルジムから火が出て5歳の男の子が死亡するなどした火災で、安全管理を怠ったとして、重過失致死傷の罪に問われています。 19日、東京地方裁判所で開かれた初公判で、2人は「火災で当時5歳の被害者が死亡したのはそのとおりで、大変申し訳なく思います」と謝罪しました。 そのうえで「作品の中で投光器を点灯すれば、白熱電球の熱で作品内の木くずから発火するなどということは考えられなかった」と述べ、無罪を主張しました。 また弁護士も「2人が現場で当番をしたのは当日が初めてで、火災を予測できた可能性はな