C#やJavaScript(ES2015)と比較しながらF#の文法を説明します。手続型の延長線上で取っ掛かりをつかむことを目的とします。関数型については深追いしません。 とりあえず手続型的な発想でも構わないので、F#を使ってみます。 関数型特有の概念の説明には重点を置きませんが、その導入になるようには意識します。 一気に関数型に飛ばないで、ベターC#として慣れていくような入り方を目指します。 関数型の理解を深めるのは慣れてからでも遅くないというスタンスです。 この記事は以前開催していたF#入門のテキストを改訂したものです。 この記事には姉妹編があります。 Haskellで学ぶF#入門 2017.01.11 F#を手っ取り早く試すために、私が常用している環境を紹介します。 F#開発環境の紹介 2016.12.30 F#について F#の構文は見慣れないものだと思います。この記事ではC#/Jav