UPDATE Oracleは米連邦取引委員会(FTC)との和解に基づき、Java SEの古いバージョンを実行しているユーザーに対して警告を発するよう命じられた。 今回の合意により、Javaを更新すればコンピュータは「安全」になると述べてユーザーを欺いていたとするFTCが訴えていた件が決着した。ソフトウェアを更新すれば通常は保護されるはずだが、Oracleはユーザーに対して、Java SEの複数のバージョンがインストールされる場合に古いバージョンがコンピュータ上に残ることを通知していなかった。この古いソフトウェアが、ハッカーらにとって格好の標的となっていた。 Oracleは2010年のSun Microsystems買収に伴い、数十億台もの機器と約8億5000万台ものPCにインストールされているランタイムであるJavaを手に入れた。Javaは、配布範囲が広く、機器をハッカーやエクスプロイトキ
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