連載目次 連載7回目に当たる前回「Rubyのオブジェクト指向におけるクラスとモジュール、継承、Mixin、アクセス制御の使い方」では、Rubyのオブジェクト指向言語としての一側面を形作る、クラスやモジュールの概要と基本的な書き方を説明しました。 クラスやモジュールを駆使して、プログラムを適切に部品化して再利用したり、コードの重複を防ぐことは、Rubyで大規模なアプリケーションを作成するために役立ちます。 連載8回目に当たる今回は、メソッドやブロックといった仕組みについて掘り下げていきます。以降の連載で解説するメタプログラミングを学ぶ上での基礎知識となるので、しっかりと学んでいきましょう。 オブジェクトに干渉するための唯一の方法「メソッド」 メソッドは、Rubyにおいてオブジェクトに干渉するための唯一の方法です。これまでの連載では、メソッド以外のテーマに焦点を当てて解説するために深く言及せず
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