モンキーやエイプの2次側クラッチキットには「湿式」と「乾式」の2種類がある。見た目も大きく異なる両者には、どのような違いがあるのだろう。 街乗りに適した湿式クラッチ 湿式クラッチとは、エンジンオイルの潤滑を行うクラッチシステムのこと。シリンダー、ピストン、ミッションなど、エンジン内部を巡るエンジンオイルがクラッチにも行き届く、文字通り「湿った」タイプ。市販車のほとんどがこのタイプを採用している。 多くの社外の2次側湿式クラッチカバーには、エンジンオイルの汚れや量が一目で確認できる便利なチェック窓を装備。湿式クラッチ=エンジンオイルがクラッチを循環する文字通り「湿った」タイプであることが分かります。 クラッチ周りにエンジンオイルが循環する湿式は公道でも扱いやすく、神経質なクラッチ操作を必要としない万人向けのタイプ。このため市販車のほとんどのクラッチには湿式が採用されています。 湿式クラッチの