一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、3月13日、これまで検討を続けてきた「スマートフォンゲーム等における収益認識基準に関するガイドライン」を作成したことを明らかにした。 従来より議論のあったスマートフォンゲームに関する収益認識に関して、会員企業を中心に会計処理の目安となるような指針を求められていた。新しい収益認識に関する会計基準に沿って、各企業が制作・配信するゲームの特徴や遊び方(1日当たりのプレイ時間やプレイ期間)、販売形態、ユーザーとの契約における履行義務を勘案し、取引の経済的実態を会計数値に反映させるため、会計処理の事例を取り上げたという。 会計処理の事例は、従来の「実現主義の原則」の枠組みの中で、一般に公正妥当と認められる会計処理の基準や実務慣行にならった会計処理を類型化したもの。新しい収益認識に関する会計基準は、IFRS 第15号の基本的な原則を取り入れる