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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (66)

  • 番外編13:ダンゴ虫ではありません。これは何?

    先週にひき続き白バックでお楽しみください。 ところで、上の写真、なんだと思いますか? ぼくは幼いころ見たアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する球形のロボット、『ハロ』を想い起こしましたが・・・。 答えは、マンマルコガネ。 普段はコガネムシのような形をしていて、危険を感じるとダンゴムシのように、ま~るくなる。でも、少し平たいのでコロコロと転がる丸さではない。 つかもうとすると、ツルツルして、滑る滑る・・・つかめない。

    番外編13:ダンゴ虫ではありません。これは何?
    shadow-toon
    shadow-toon 2013/03/13
    鋼鉄ジーグ
  • 第1回 世界一の「豪雪国」、日本の現実

    雪と聞くとなんともいえない郷愁を抱いたり、別方面、たとえば「ホワイトクリスマス」的なロマンティックな思いに駆られたり、様々な感情の動きが生じるように思う。「雪」がもっているイメージ喚起力というのは非常に大きいのではないだろうか。 たとえば、流行歌。12月に街を歩けば山下達郎の「クリスマス・イブ」がかならずどこからかきこえてくるし、仲間とカラオケに行けば、きっと誰かがレミオロメンの「粉雪」を歌い出す。これらは、ロマンティック要素が濃いケース。別のカラオケ的定番、Glayの「Winter, again」は、ロマンティックと郷愁のミックスチャー。さらにいえば「津軽海峡冬景色」のような国民的名曲もあって、これは郷愁やうら寂しさ方面に針が振れている。長いこと曲を作り続けているアーティストなら1曲や2曲、雪をテーマにした曲があり、イロコイ沙汰の成り行きや、人生の喜び・哀しみを重ね合わせる背景に用いられ

  • 第2回 背景に日本の消費爆発、定着した薄利多売のビジネスモデル

    世界中でウナギをべる人は少なくはない。スペインではウナギの稚魚「シラスウナギ」を熱したオリーブオイルの中に入れてべる料理が人気だし、北欧や英国ではウナギの薫製などが定番料理の一つである。 だが、世界で最も多くのウナギをべているのは間違いなく日人で、われわれは世界のウナギの6~7割を消費しているとされる。乱獲が主な原因であるウナギ資源の危機は、日人によるウナギの大量消費が深く関わっているということになる。 日を中心とする世界の生産と消費量は1980年から2000年にかけて急増した。日国内のウナギ生産量は1980年代後半までほぼ年間4万トン程度で推移し、これに台湾からの輸入が2万5000トンから多い時では4万トン程度加わるという形が続いてきた。 これに変化が現れるのはバブル経済の爛熟期の1987年ごろからだ。そのきっかけの一つは中国で日向けのウナギの養殖業が盛んになり、安い労働

  • 第5回 いつも心にクマムシ愛

    クマムシ研究者、堀川大樹さんは、もともと動物生態学的な研究から出発して、NASAでの宇宙生物学を経、現在はパリ第5大学で分子生物学的なアプローチで自ら系統を確立したヨコヅナクマムシを研究している。2011年4月からの赴任のため、まだ論文という形では公になっていないものの、堀川さんはそれなりの手応えを感じているようだ。 NASA時代の研究で、パリでの研究に直接つながるものを紹介しておこう。 「──紫外線によるDNAの損傷を調べたんです。乾眠していない活動中のヨコヅナクマムシに紫外線を当てるとDNAの中のチミンとチミンが隣り合っているところが、ぐちゃっとくっついてチミン2量体というのになるんです(注・チミンはDNAを構成する4種類の核酸塩基のうちの一つ)。これは正常な状態ではなくて、つまりDNAが損傷しているんです。水棲で乾眠しないクマムシでも同じことをすると、損傷の度合いも同じ。ところが、ヨ

  • 特集:麻薬聖人 メキシコの心の闇 2010年5月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP

    文=アルマ・ギレルモプリエト 写真=ショール・シュウォーツ 死を支配するという死神を崇める人々が、メキシコで増えている。その背景には、殺人が頻発する社会で救いを求める人の姿があった。 メキシコ北部にある刑務所「刑罰執行センター」に収監されていたその男のあだ名はスペイン語で「小さな男の子」を意味するエル・ニーニョだった。入所したのは今から9年半前。ほっそりとした体格で、顔には無邪気そうな間の抜けた笑いを浮かべている。会った時にはまだ大人になり切れていないような印象を受けたが、彼がこれまでにやってきたことを聞けば誰もがぞっとするに違いない。7歳の時に父親に捨てられたエル・ニーニョは、母方の祖父母に育てられたが、20歳の時に殺人を犯して捕まり、この刑務所に送られてきたのだ。 同じ監房に収監されているアントニオはこぎれいな身なりをした抜け目なさそうな男で、身のこなしが素早くつぶらな瞳の持ち主だが、

  • 特集:シリーズ 地球のいのち 華麗な生物の擬態 2009年8月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP