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ブックマーク / mainichi.jp (202)

  • 福島原発事故:「日本は終わりかと考えた」陸自前司令官 - 毎日jp(毎日新聞)

    東日大震災で、東京電力福島第1原発事故の対応を指揮した陸上自衛隊中央即応集団の宮島俊信・前司令官(58)が、毎日新聞の単独インタビューに応じた。深刻さを増す原発、見えない放射線の恐怖の中で、「最悪の事態を想定し、避難区域を原発から100~200キロに広げるシミュレーションを重ねた。状況によっては関東も汚染されるので、日は終わりかと考えたこともあった」と緊迫した状況を明かした。 自衛隊が警察や消防などの関係機関を指揮下に置いて任務に当たったのは自衛隊史上初めて。しかし、自衛隊に暴走する原子炉を止める能力はない。宮島さんは「ヘリコプターによる原発への放水は、格的な冷却装置ができるまでの時間稼ぎにすぎなかった。高濃度の放射能などへの不安はあったが、我々がここまでしなくてはいけなくなったというのは、かなり危険性があるという裏返しだった」と語る。 その上で、「危険に立ち向かってでも事故を抑える

  • 東日本大震災:暮らしどうなる? 食事丸ごと、セシウム測定 全国11地点で毎日新聞調査 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇自家栽培作物含む献立で検出 暫定規制値は下回る 日々の事で、どのくらいの放射性物質が体内に取り込まれるのか。毎日新聞は、全国11カ所に住む紙記者とその家族ら11人の3日間の事に含まれる放射性セシウムを、首都大学東京の福士政広教授(放射線安全管理学)の協力で調べた。福島県伊達市などで一般に流通していない自家栽培の農作物をべた3人の事から、セシウムが検出されたが、暫定規制値以下だった。【中村美奈子】 調査は11月13~15日に実施。▽間や外を含むおかず▽生米▽飲料水に分け、おかずは全種類から一部を取り分けて1日分をミキサーにかけ、100ミリリットルの測定容器に入れた。生米と水は別個に測定容器に詰め、福士研究室がゲルマニウム半導体検出器で1試料(容器の中身)2時間ずつ測定した。 検出限界値を超えたのは▽伊達市▽宮城県白石市▽群馬県高崎市。伊達市は自家栽培の玄米から1キロ当たり24

  • チンパンジー:「黄色い声」を理解 京大など研究 - 毎日jp(毎日新聞)

    語で甲高い声を「黄色い声」と表現するように、高い音は明るい色、低い音は暗い色で言い表す傾向は世界の言語で広く共通している。京都大霊長類研究所と独・シャリテ医科大のグループは、こうした来は関係のない事象を連想する「共感覚的知覚」がチンパンジーにもあることを突き止めた。進化の過程でヒトがどのように言語を獲得したかを探る手掛かりになるという。研究成果は米国科学アカデミー紀要電子版に5日掲載された。 音の高低を色で示す表現は他にも、スペイン語で高い声を「白い声」、ドイツ語で低い声を「暗い声」などと表しており、「高=明」「低=暗」の関係が共通する。理由は不明で「生得的な脳の神経間の結合による」「言語や文化の相互作用により獲得された」などの説がある。 研究グループは、言葉を持たないチンパンジーでそれが起きるか実験した。 まず6頭にコンピューター画面で白か黒の図形を一瞬示し、その後、画面に現れた白

  • 生プラ:急速分解する酵素 大量生産の技術を開発 - 毎日jp(毎日新聞)

    酵素液に浸した生分解性プラスチック製マルチフィルムの断片(右)。30分後に完全に分解した。左側は普通の水に浸した断片=茨城県つくば市の農林水産技術会議事務局筑波事務所で、安味伸一撮影 農業環境技術研究所(茨城県つくば市)は、生分解性プラスチック(生プラ)製の農業用フィルムを短時間で分解する酵素を大量生産する技術を開発した。この酵素を農地に張った生プラ製フィルムに散布すると、半日程度で穴が開くほど分解が早まる。必要な時に現場で消滅させることができ、生プラを多彩な分野に応用できるようになるという。 30日~来月2日に千葉・幕張メッセで開かれるアグリビジネス創出フェアに出展する。 生プラは微生物の働きで自然に分解される。農業の現場では、回収の労力とごみの量を減らすため、さまざまな生プラ製資材が使われ始めた。ただ、生プラの分解時期は人為的に決めることができず、数カ月は分解しない。 農環研は08年、

  • カニ:京大研究所が甲羅の透明化に成功 - 毎日jp(毎日新聞)

    京都大生存圏研究所(京都府宇治市)の矢野浩之教授(生物材料学)は21日、カニの甲羅を透明にすることに成功したと発表した。熱に強く柔らかな材料として、有機ELディスプレーや太陽光発電の素材への応用が期待できるという。英国王立化学会の専門誌「ソフトマター」に掲載される。 カニの甲羅は、「キチン」という高分子の極めて細い繊維からできている。研究グループは、化学処理してたんぱく質などを除いた甲羅に、アクリルなどの樹脂を染み込ませると透明化することを発見した。 この原理を応用し、たんぱく質などを除いた甲羅を粉末にして紙でろ過し、樹脂を加えて透明シートを作製。シートはキチン繊維の効果で、元の樹脂より10倍も熱に強く、ディスプレー基板にも十分な強度があるという。ガラスと違ってロール状にもでき、加工も容易だ。 矢野教授は「カニやエビだけでなく、将来は植物繊維も利用できるだろう。バイオマス資源の可能性がさら

  • 住宅:サッカーボール型を開発 洪水や津波を浮かんで回避 - 毎日jp(毎日新聞)

    「バリア」のMサイズ(直径6メートル)と恩田久義代表=岐阜県山県市で2011年11月17日、梶原遊撮影 岐阜県山県市の「キミドリ建築」(恩田久義代表)が製造しているサッカーボール型水害シェルター住宅「バリア」が東日大震災後、注目を集めている。洪水や津波の際は水に浮かんで難を逃れるという。【梶原遊】 五角形の鉄パネル12枚と六角形のパネル20枚を組み合わせてサッカーボールと同じ「切頂二十面体」とし、力が分散されるため、衝撃に強い。五角形部分を黒く塗るとまさに巨大なサッカーボールになる。下部に重い部材などを配し、水に浮かべてもバランスが保たれる。水に浮かべる実験を繰り返し耐水性も確認してあるという。 大きさは直径9メートルのLサイズ▽6メートルのMサイズ▽4メートルのSサイズのほか最小では70センチのものまで11種類。Mサイズだと1階は約10畳、2階部分は約16畳の広さ。価格はLサイズ358

  • 片足カエル:大量発生は「ヤゴの捕食が原因」 北九州市が確定 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇「偶然の重なり、興味深い事例」 北九州市八幡東区の板櫃川で昨年、片脚がないツチガエルが大量に見つかった問題で、北九州市は18日、発生原因を「化学物質や遺伝などでなく、オタマジャクシの段階でヤゴにべられた」とする調査結果を発表した。調査した専門家は「自然の偶然がいくつも重なって起きたと考えられ、生物学的に非常に興味深い事例だ」と指摘した。 片脚がないツチガエルは昨年5月から市民の連絡を受けた市の調査で数十匹相次いで見つかった。現場の水質を分析しても異常はなく、市は専門家でつくる「調査検討委員会」(委員長、小野勇一・九州大名誉教授)を設置。調査委はヤゴによる捕の可能性が高いとみて調べていた。 調査報告書によると、ヤゴとツチガエルのオタマジャクシを同じ場所で飼育実験。オタマジャクシに生えてきた後脚などをヤゴが捕したことを確認した。また、化学物質や紫外線などによる奇形との類似性が低いことも

  • 知りたい!:カラス農業被害深刻 美味で役立つカァ 長野でフランス料理に - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇処分せず有効活用 野性味、砂肝のよう ◇都市圏に消費拡大すれば「一石二鳥」 「不吉だ」「迷惑」などと何かとイメージの良くないカラス。地方でも農作物をい荒らす被害が後を絶たぬ中、駆除したカラスの肉を「有効利用」しようと、長野県茅野市のフランス料理店シェフが一肌脱いだ。さて、お味やいかに--。【渡辺諒】 果樹や野菜栽培が盛んな長野県では、カラスの害は深刻だ。収穫前のブドウや桃にかぶせる袋を取ったり、アスパラガスの芽をべたりして農産物被害は08年度以降、毎年1億円前後に及ぶ。09年度の捕獲数は1万1785羽で東京都に次ぐが、その大半は焼却処分されていた。 そんな中、茅野市北山のフランス料理店「エスポワール」のメニューに「信州産ハシボソガラスのロティ(焼き)」が登場したのは昨年11月。オーナーシェフの藤木徳彦さん(40)が、フランスの古い料理に<カラスの肉は意外に、高級材のシギなどと共

  • やけど:ハロウィーン衣装に引火、女性が全身に--札幌 - 毎日jp(毎日新聞)

    30日午後8時50分ごろ、札幌市中央区南6東1の雑居ビル3階の飲店「PROVO」でハロウィーンパーティーを開いていたところ、参加していた40代の女性の衣装に、会場に設置していたろうそくの火が燃え移り、全身やけどを負い、病院に搬送された。消火に当たった30代の女性も煙を吸うなどして軽傷を負った。 北海道警札幌中央署などによると、この日はハロウィーンに合わせ、午後から若者ら約150人がゾンビに仮装して同区の大通公園を練り歩く「ゾンビウオーク」があり、パーティーはその一環として「ゾンビナイト」と名付けて開催。仮装コンテストなどが行われていた。 ろうそくは出入り口付近にあり、客が消火器や水で火を消そうとした。しかし、女性の衣装が燃えやすい素材でできていたため、なかなか消えなかったという。【小川祐希】

  • 福島第1原発:1~4号機の廃炉まで30年以上 - 毎日jp(毎日新聞)

    東京電力福島第1原発1~4号機の廃炉措置について、内閣府原子力委員会がまとめた報告書案が26日、分かった。使用済み核燃料プール内の燃料は2015年以降、原子炉内の溶融燃料は22年以降、取り出し作業を始め、廃炉終了には「30年以上を要する」との長期見通しを初めて盛り込んだ。報告書案は、28日に開かれる原子力委の中長期措置検討専門部会で了承される見通し。 第1原発では、炉心溶融した1~3号機の原子炉内に計1496、1~4号機の使用済み核燃料プール内には3108の燃料集合体が残っている。廃炉実現のためにはこれらを回収し、長期間にわたって安定的に冷却・保管する必要がある。 報告書案によると、廃炉措置は原子炉の「冷温停止状態」を年内に達成したうえで、早ければ来年からスタートする。原子炉内の溶融燃料回収のため、原子炉建屋内をロボットなどで除染したうえで、格納容器の損傷部分を修復。さらに、放射線を遮

  • 列車落書き:札幌市営地下鉄も被害 福岡や大阪と酷似 - 毎日jp(毎日新聞)

    札幌市営地下鉄の車両で幅約10メートルの落書きが見つかり、図柄が8月以降の福岡、大阪、神戸、仙台などの地下鉄の落書きと酷似していた。北海道警は、何者かが落書きを繰り返して北上し、札幌にたどり着いた可能性があるとみて、器物損壊容疑で調べている。【伊藤直孝、小川祐希】 市交通局によると、被害車両は19日午前6時20分ごろ南北線真駒内駅を出発、約20分後に車掌が落書きに気づいた。同駅の留置線を覆うアルミ製パネルが一部取り外されており、そこから侵入して一夜で描き上げたらしい。市は約10万円かけて落書きを消した。 落書きはスプレー塗料で「CUTE」などの文字が書かれ、光沢を模した彩りが施されていた。美術関係者によると、80年代に米国で広まったグラフィティと呼ばれる前衛芸術の一種に近いという。 一方、大阪市営地下鉄八尾南駅でも9月、車両に「CUTE CRASH」と落書きされ、今月5日にも同様の被害があ

  • 米大統領選:支持急上昇ケイン氏に集中砲火 共和党討論会 - 毎日jp(毎日新聞)

    【ワシントン古陽荘】来年の米大統領選に向けた共和党の候補者による討論会が18日、西部ネバダ州ラスベガスで行われた。連邦税制の抜改革を掲げ支持率が急上昇している実業家で黒人のケイン氏(65)に対し、他候補は「増税につながる」などとして集中砲火を浴びせた。 ケイン氏は、現行の連邦税を一掃して、連邦所得税、法人税、消費税を一律9%課す「999政策」の導入を提唱している。これに対し、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は「つまり州消費税を払っている人にさらに9%の連邦消費税を上乗せするということだろう」と挑発した。ケイン氏は「それはオレンジとリンゴ(連邦税と州税)をごちゃ混ぜにした議論だ」として、連邦消費税の増税分は他の連邦税の減税で相殺されると反論。そのうえで「私の提案が攻撃されるのはロビイストや公認会計士が現行税制を守りたいからだ」と主張した。 サントラム前上院議員(53)は調査機関の

  • 住居侵入:復縁迫り女性宅へ 容疑の88歳男逮捕 兵庫 - 毎日jp(毎日新聞)

  • モンゴル政府:核処分場建設計画を断念 日本に伝達 - 毎日jp(毎日新聞)

    【パリ会川晴之】モンゴル政府は、日米両国とともに進めてきたモンゴルに原子力発電所の使用済み核燃料の一時保管・処分場を建設する計画を断念することを決め、9月下旬に日政府など関係者に伝えたことが14日、わかった。モンゴル国内で反対運動が高まり、計画継続は不可能と判断したとみられる。同様の計画は、02年にオーストラリアでも世論の反発で失敗に終わっており、改めて国際的な処分場建設の難しさが浮き彫りになった。 計画は昨年9月、米エネルギー省のポネマン副長官がモンゴルを訪問したのを機に交渉がスタート。日の経済産業省も参加し今年2月、ワシントンで初の3カ国協議を実施した。また、モンゴルからの核燃料調達を目指すアラブ首長国連邦(UAE)も加わり、7月初旬には、ポネマン副長官が、海江田万里経産相(当時)宛てに、政府間覚書(MOU)案を送付し年内締結を目指していた。 3カ国の秘密交渉は、毎日新聞が5月に報

  • フィリピン:住金鉱山にゲリラ200人 - 毎日jp(毎日新聞)

  • 東日本大震災:福島・二本松産米セシウム検出 コメ農家「収穫も出荷もしない」 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇無念さにじませ 福島県二松市産の新米予備検査で国の暫定規制値と同じ1キロ当たり500ベクレルの放射性セシウムが検出された問題で、生産農家の男性(56)が24日、毎日新聞の取材に応じ、検査の結果にかかわらず、「周囲に迷惑をかけるから出荷はしない」と話した。「何も悪いことはしてないのに。初めから作らないほうがよかった」と無念さをにじませた。【山田毅】 男性の水田は同市小浜地区の山間部にある。稲穂をつけた田んぼが広がり、遠くには磐梯山を望む静かな農村地帯だ。 祖父の代に山を買って、田んぼを切り開いた。16歳のころから農業を手伝い始め、すでに40年がたつ。大工のかたわらに農薬などを極力使わない安全なコメの生産に努めてきた。予備検査の結果を知らされたのは23日夕。県の4月の調査で近くの土壌から1キロ当たり4600ベクレルを超える値が検出されていた。「ある程度高い値が出ることは予想していたが、5

  • フランス:原子力関連施設で爆発「放射性物質の漏出ない」 - 毎日jp(毎日新聞)

    【パリ支局】フランス南部のガール県マルクールにある低レベル核廃棄物処理施設「セントラコ」で12日正午前(日時間12日午後7時前)ごろ、大きな爆発があった。少なくとも施設職員1人が大やけどを負って死亡、4、5人が重軽傷を負った。マルクール消防は「放射能漏れの危険性」を指摘したが、仏原子力庁は「当面は放射性物質の外部への漏出はない」(報道官)とし、原子力事故としてではなく、通常の産業事故として対応に当たっている。 現場は日人観光客も多い観光地アビニョンから北約20キロ。発生から2時間半が過ぎた時点で、非常事態宣言や周辺住民らへの避難指示はない。 現地からの報道によると、爆発は12日正午前に発生。核廃棄物を熱で溶かす溶融炉内で起きた。遺体は完全に炭化しているといい、爆発のすさまじさを物語っている。 この施設は、原子力庁の研究センターや仏電力公社の子会社の核廃棄物処理会社などが運営し、原子力発

  • 記者の目:被災地で今も続く遺体捜索=高橋宗男 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇死者の尊厳守る大切さ痛感 東日大震災の発生後、宮城県内の行方不明者の捜索現場に何度も足を運んでいる。カイロ特派員だった05年4月からの4年間、私は中東各地のテロ現場や戦場を歩き、尊厳を軽んじられた理不尽な死の現場を度々取材した。震災でも多くの命が理不尽に奪われたが、その人たちを家族の元に帰す捜索には心がこもっていた。私が捜索現場に足しげく通うのは、死者の尊厳を重んじる「人間性」を再確認したかったためではないか。今、そう感じている。 震災発生から半年を前に、石巻市北東部の汽水湖「長面浦(ながつらうら)」に車を走らせた。北上川の河口に近い同浦の海底には多くの車両やがれきが沈み、流されてきた住宅の屋根がところどころに見える。8月中旬以降、サルベージ船によって引き揚げられた車両などから遺体3体が収容された。 だが内奥部の岸のがれきの撤去は進んでいない。道路が冠水し、重機がたどり着けないからだ。

  • 中国:特権階級の少年、路上で夫婦殴る ネットで強い批判 - 毎日jp(毎日新聞)

    【北京・成沢健一】中国・北京市の住宅街で6日夜、独高級車BMWを無免許で運転していた15歳の少年が前方の車に追突しそうになったことに腹を立て、相手の夫婦を殴る騒ぎがあった。8日付の北京紙「新京報」によると、少年は著名な歌手の息子で、独高級車アウディを運転していた山西省の社長の息子とともに「誰が110番通報できるか」と叫びながら夫婦を殴り続けたといい、ネット上では特権階級への批判が強まっている。 少年の父親は人民解放軍に所属するテノール歌手の李双江氏。BMWにはナンバープレートがなく、人民大会堂の敷地内に入るための通行証が車内に置かれていた。 殴られた男性は額や後頭部を11針縫う大けがをし、女性も頭部を負傷した。少年ら2人は3分間殴り続けた後、現場から逃げようとしたが、付近の住民が車で妨害。アウディを運転していた若者は「2000元(約2万4000円)を渡すので道を開けてくれ」と頼んだものの拒

  • 産総研:脳の「若返り」解明 認知症治療に応用も - 毎日jp(毎日新聞)

    老化で減る脳の神経幹細胞を増やす仕組みを産業技術総合研究所(茨城県つくば市)と筑波大の研究チームが解明し、8日発表した。運動をすると、特定の細胞から分泌されるたんぱく質の因子(Wnt3)が増え、これが起点となって神経が新生する現象をマウスの実験で突き止めた。うつ病や認知症の新治療法や創薬開発に役立つという。米実験生物学誌に掲載された。 学習や記憶を担う脳の領域「海馬」にある神経幹細胞は老化で数が減り、細胞を生み出す力も衰える。実験では、生後22カ月の老齢マウスと、9週間の若いマウスの海馬からアストロサイト細胞(神経幹細胞を支える細胞)を取り出して培養。比較すると老齢マウスのWnt3産出量は若いマウスの30分の1しかなかった。 さらに、マウスにベルトコンベヤー上で毎日10分間2回ずつ走らせる運動を2週間続けたところ、運動前と比べてWnt3産出量は若いマウスで10~15倍、老齢マウスでは20~