量子テレポーテーションの心臓部をチップ化――量子コンピュータ実用化へ「画期的成果」:量子もつれ生成・検出装置が1万分の1サイズに!(1/3 ページ) 東京大学の古澤明教授らの研究グループは、量子テレポーテーション装置の心臓部となる「量子もつれ生成・検出部分」を光チップで実現することに成功した。量子テレポーテーションの手法を用いて量子コンピュータを実現できることを示した。 1m2サイズを26×4mmサイズに 東京大学大学院工学系研究科の古澤明教授の研究グループとNTT先端集積デバイス研究所は2015年3月31日、量子テレポーテーション装置の心臓部となる量子もつれ生成・検出部分を光チップで実現することに成功したと発表した。光学部品を不要とすることで、同様の回路をこれまでの1万分の1のサイズに縮小した。 今回の研究成果は、量子テレポーテーションの手法を用いて量子コンピュータを実現できることを示し
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