縄文時代のことをよく考える。 あの土器かっこいいなとか、あの土偶ヤバいな、とか、あれ、あいつあのアニメキャラに似てないか? なんてことばっかり考えてる。そんなことがライフワークのようになり、しまいには縄文時代の雑誌を作り、縄文時代に関する書籍も何冊か出版することにもなった。6月に「縄文人に相談だ」の文庫版、7月に蓑虫山人という明治初期の縄文おじさんの単行本が出ます。どうぞよろしくお願いします。 よく遺跡に行ったりしている(今はもちろん全然行けてないのですが)。何もない遺跡や誰もいない考古館で縄文人の生活を想像してボーっとしたり、学芸員や専門家の皆さんのお話を聞いたり、自分のイベントで縄文人の気持ちに近づくために物々交換なんてやってみたり、そんなことを繰り返していたら、ある確信めいたことが頭に浮かんできた。 本当は怖い物々交換 まず重要なのは縄文時代にはお金がなかったということだ。貧乏とかそ
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