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ブックマーク / politas.jp (9)

  • あの戦争を生き残った私からあなたへ(飯田進)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    あの戦争とは何だったのか。 あれが「防衛のための戦争」であったという見方は根強くある。しかし他方で、あれが「侵略戦争だった」と言われれば、そう思われる歴史的な筋もないことはない。 そのように世の中を二分するような全く異なる見解があるとき、正邪を軽々しく論ずるわけにはいかない。いずれの立場にも考えがあり、部分的に見ればそれぞれの主張には論拠があるからだ。あの戦争の背景にはかなり複雑な要因があった。それは、70年の時を経た今なおそう思う。 一口に言えば、日人はそもそも浮き上がっていた。それは誰も否定できないはずだ。 私もその中の一人である。1941年の末に太平洋戦争が始まり、まだ20歳にも満たなかった感受性の強い時分の私は、いわゆる「興亜青年」のはしくれだった。「日は神国である」という極めて単純な考え方──あまりに神がかり的で、独善的な思想がその背景にあった。 そもそも日の近代とは、欧米

    あの戦争を生き残った私からあなたへ(飯田進)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    shantihtown
    shantihtown 2016/10/16
    “私はかつて自分が信じた「正しさ」の暗部と向き合い、あなた方に伝えたいと思う。” #戦争
  • 【総選挙2014】どうしても投票することができませんでした(岸田繁)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by ajari(CC BY 2.0) 今回の選挙ですが、長期出張中及びあらかじめ選挙公示前から決まっていた私用を外すことが出来ず、どうしても投票することができませんでした。ちなみに、不在者投票なり何なり方法を模索してみたのですが、いろいろあってうまくいきませんでした。なので、この原稿の依頼は来断るべきだったのですが、受けた時点では投票の可能性を探りながら日々の業務に追われておりました。非国民と罵られること覚悟の上で、駄文ですが寄稿させていただきます。恐らく寄稿されている方々で投票していないのは私だけでしょうから、今回棄権なさった方達にでも読んでいただけると幸いです。 もしも私が、この選挙に参加することができたとしても、支持政党は無く、比例は白票のつもりでした。もともと政党政治そのものと、選挙のシステムなどに大きな疑問を抱いております。 とにかく投票しろ、若い奴が投票すると日

    【総選挙2014】どうしても投票することができませんでした(岸田繁)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    shantihtown 2014/12/19
    くるりが解散したのかと思った
  • 【総選挙2014】バカがばれるのを覚悟で選挙の話をする(雨宮まみ)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Nguyen Hung Vu(CC BY 2.0) 選挙の話をするのは怖い。選挙の話をするとバカがバレる。いかに日頃、政治について考えてないかバレてしまう。 バカがバレるのが恥ずかしいと思うなら勉強するしかないのだが、勉強して「自分はこういう政策を(候補者を、政党を)支持したいな」と思ったとして、それをSNS上でうっかり口にしようものなら、ガチの火の粉がふりかかってくる。 うちの両親は、投票に行ってもどこに/誰に投票したかは教えてくれない。夫婦でも話さないと決めていると言っていた。そこで意見のズレが判明すると、取り返しのつかないケンカになりかねないからだそうだ。 私が選挙に行こうと思うようになったのは、恥ずかしながら当に遅い。2011年以降である。 悲惨な出来事のあと、誰もが「生きていること」をただ、生きているだけでいいのだと認め、生きる希望を持つことの大切さを説いてい

    【総選挙2014】バカがばれるのを覚悟で選挙の話をする(雨宮まみ)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    shantihtown
    shantihtown 2014/12/12
    “「女性が輝く日本へ」と言われても、男性社会の中で「女性」という異邦人として扱われ続ける限り、女には、「女として」輝くことしか許されない。 特別に輝けなくていい。普通に生きたい”
  • 【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Chatham House(CC BY 2.0) 2014年の衆議院議員選挙は、決定権を握る首相が(形式上は唐突に)「解散総選挙」を選択した真意が判然としないこともあり、メディアの側も選挙報道の軸となる「争点」を明確に絞り込めていないように見えます。 私は、既に「争点」として論じられている個別の問題よりも、むしろ「現政権が最終的にこの『国』をどんな形へと作り替えることを目指しているか」を重視して、一有権者としての「総合的評価」を行うつもりでいます。その分析評価においては、第二次安倍政権が経済政策や安全保障政策などの諸問題の決定過程において国民に見せた姿勢や説明内容に加えて、同政権の発足から二年間における日国内の社会的様相の変化と、同政権が記者会見等で質問されても論点化するのを避けて「一切触れようとしない」問題は何なのかという点にも目を向けて、判断の材料としています。 1

    【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    shantihtown 2014/12/11
    “現在の選挙制度では、「棄権」や「白票」は与党に投票したのと同等の効果を持ちます”
  • 【総選挙2014】亡命はなぜ難しいのか?(國分功一郎)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    © iStock.com この夏以来、ずっと亡命のことを考えている。 きっかけは実に他愛ないことだった。夏休みに旅行先のコンビニで偶然、手塚治虫の漫画『アドルフに告ぐ』を買い、これを読んだのである。 この漫画は、第二次大戦を挟む数十年を生きた3人のアドルフを巡る物語である。その一人、アドルフ・カウフマンは日人とドイツ人のハーフで日生まれだが、父親の希望によりヒットラー・ユーゲントを養成するドイツの学校に送られてしまう。ハーフであることに多少の劣等感をもっていた彼は、誰よりも努力して優秀な成績を収める。また、当時彼らに任されていたユダヤ人狩りの仕事にも熱心に取り組む。 ところがある日、アドルフは美しいユダヤ人の少女、エリザに出会う。夜も眠れないほどの激しい恋心を抱いたアドルフは、彼女には生き延びて欲しいと考え、命がけで、エリザとその家族を国外逃亡させる計画を練る。彼女たちが住む地区で、ま

    【総選挙2014】亡命はなぜ難しいのか?(國分功一郎)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    shantihtown
    shantihtown 2014/12/09
    最終的な破局が起こってからでは亡命することはできない。
  • 【総選挙2014】一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)(いとうせいこう)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    この記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。 この記事についてのいとうせいこうさんからのメッセージはこちら。 印刷用PDFはこちら。 撮影:初沢亜利 自分一人が投票したところで何も変わらない、と多くの人は思う。選挙を前にして自分が無力であると感じる。その感覚に傷ついて無関心になる人もいる。 だが、「自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人」が投票すると社会が変わる。 私は何度かそういう選挙を見てきた。 デモも同様である。 「私一人が出かけようが出かけまいが何も変わらないと思う」人が実際に出かけると、それが膨れ上がる列になる。 その時、世界は何かしら変わる(ただし根的に私は、変わろうが変わるまいが思ったことを主張しに出かければよいだけだと考えるのではあるが。そもそも世界を変えたい場合、有効性ばかりを先に考えることは無意味だ。なぜなら変わ

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    shantihtown
    shantihtown 2014/12/03
    #いとうせいこう
  • 地方出身者から見る東京都知事選挙(岸田繁)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    自治体の首長を決める選挙、ということで、マスコミが取り沙汰している「そこに住んでいる人以外の誰でもいつきやすいネタ」に翻弄されがちなのが、東京都知事選ではないか、と個人的には思っています。 タレント候補の出馬が当たり前になった昨今(個人的には彼らを否定しているわけではありませんが)、プロの政治家が地方自治において、何が求められ何をやるべきなのか、ということが問われているように見えます。 東京の場合、23区あるそれぞれの行政区の中には80万超えの人口を抱えるところもあり、それは堺市や新潟市、浜松市などに匹敵するものです。そんな多くの行政区を抱える東京都の都知事が、どのようにオリンピックや再開発、エネルギー問題といった大きなテーマに対し手腕を振るうものか、東京都民ならずとも気になるところではあります。 今回の選挙候補者たちの演説や政権公約などに触れていると、ほぼ全員に共通する、あるムードのこ

    地方出身者から見る東京都知事選挙(岸田繁)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
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    shantihtown 2014/02/08
    #岸田繁
  • 今は平時でなく、戦時になりつつある〜圧倒的な危機感という視点〜(舩橋淳)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    都知事選さまざまな論点、パースペクティブがあり、日々議論が尽くされている。それらをだいたい追いながら、私自身がここ2カ月考え続けて最重要だと信じるに至った視点を、その過程とともに辿りたい。 これは前回の都知事選から支持者を変えてまで論陣を張るようになった多くのリベラル派の諸氏と共鳴するところだと思う。 結論から言おう。その視点とは「戦時のごとき圧倒的な危機感」である。 論理の組み立てはこうだ。端的に述べたい。 1 【戦争回避】 一昨年末の衆参両院選挙、昨夏の参院選挙と連チャンで勝利をおさめ、盤石の体制で右傾化、戦争に向かって加速している安倍政権。これを是とするか否か。私は、何がなんでも阻止しなければならない巨大な危機と考える。 2 【生命】脱原発は最重要 様々な政策があろうが、浜岡や柏崎で原発事故があれば首都圏全避難で全てが吹き飛ぶ。まずは都民の命を守ることが都知事の第一の使命。他の政策と

    今は平時でなく、戦時になりつつある〜圧倒的な危機感という視点〜(舩橋淳)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
  • 東京vs東京(いとうせいこう)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    この都知事選は国政に関係がない、と政府与党は言っている。だが、与党推薦候補が勝てばすぐさま反対のことを言い出すだろう。これで原発再稼働は実質的に“国民”の支持を得た、あるいはTPPも、公共事業中心の景気浮揚策もと。 しかし、ここで私が言いたいのはこうしたありきたりな二枚舌についてではない。「地方選挙がより強く国政に影響を与える時代になるべきだ」だと私は考えており、それこそが「中央集権的な政治、経済、エネルギーシステムから分散ネットワーク型へとシフトする社会」によって必然的に導かれる結果だろうと思う。 事実、今、沖縄県の名護市長選の結果が政権の強気を一瞬冷却し、それが都知事選のある種の候補者の勢いにもなっている。こうした事態は確かにこれまで何度もあったのだが、今回の“地方の情勢”は、政府が唱えてきた「地方分権」、それに伴って全国規模での中央集権への疑念が高まってきたせいもあって、これ以上なく

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    shantihtown 2014/02/02
    “アップサイズの欲望は、マッチョな時代錯誤”
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