パレスチナ自治区ガザで3日、救急車の車列が空爆され、15人が死亡した。 攻撃を受けたのは、ガザ市内にあるアル・シファ病院の救急車の車列。 パレスチナ赤新月社は、この攻撃により15人が死亡し、60人以上のけが人が出ているとしている。 イスラエル軍は救急車への空爆を認めたうえで、救急車に乗っていたのは、ハマスの戦闘員だったと説明している。 こうした中、イスラエル軍の広報官は3日、FNNの取材に応じ、「民間人の犠牲がやまないのは、ハマス側の責任である」と主張した。 イスラエル軍・スピルマン広報官「こうした事態を阻止する方法は1つしかない。停戦や一時停止などでは決してない。ハマスを倒すには困難な代償を要する。ハマスを倒すことが唯一の方法だ」 ガザ地区の保健当局によると、ガザでの死者は子ども3,826人を含む9,257人となっていて、犠牲となる市民は増え続けている。