福岡市で80代の男性が運転する乗用車が交差点に突っ込み、男性と妻の2人が死亡した事故で、助手席にいた妻のシートベルトが外れた状態だったとみられることが分かりました。警察は、夫が正常な運転ができなくなり異変に気付いた妻が、車の暴走を止めようとシートベルトを外した可能性もあると見て捜査しています。 これまでの調べで、乗用車は、交差点の手前およそ700mのところで最初の接触事故を起こしてから急激に速度を上げ、数十秒間にわたって速度を落とさず交差点に突っ込んだことが分かっていて、警察は小島さんが何らかの理由で正常な運転ができなくなり、アクセルを踏み続けていたと見ています。 警察が詳しく調べたところ、助手席にいた妻の節子さんには激しい衝突の際などにできるシートベルトの跡が確認されず、交差点に突っ込んだ時点ではシートベルトを外した状態だったとみられることが新たに分かりました。 警察は、正常な運転ができ