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ブックマーク / note.com/yuuuuuiiiii (4)

  • 「23歳で大学進学。遅すぎるのでしょうか?」の回答|嘉島唯

    「質問箱」にこんな質問が来ていました。 質問者さんは私のフォロワーの中におり、かつTwitterで返信が来るという想定でこの質問を寄せてくれたのだと思います。今回は、とても140字で考えが収まる内容ではなかったので、Twitterよりアーカイブ性が高く、見やすいnoteにて私なりの考えを書いていきます。 ■23歳で大学入学は遅いのか?遅いという定義から必要かもしれません。私の周りには25歳で私大文系の大学に入学した友人もいますし、社会人になってから再入学する人もいるので「遅くない」と思います。 OECDの「図表でみる教育」では、日の大学教育の課題が指摘されています。 上の図を見ると、学士課程プログラム(大学教育)の入学者は日が20歳以下の18〜19歳あたりにポイントが打たれており、OECD加盟国の中で最年少です。 OECD加盟国の平均は20歳以上ですし、日教育面で模倣すべきと言われ

    「23歳で大学進学。遅すぎるのでしょうか?」の回答|嘉島唯
  • エッセイとコラムのちがい|嘉島唯

    「エッセイって、なんの意味があるんですかね?」 白いお皿にのった鶏肉にナイフをいれながら質問する。テーブルクロスの先に座っているのは、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の教授を務める柳瀬博一さんだ。 柳瀬さんは編集者として、矢沢永吉の『アー・ユー・ハッピー?』や『小倉昌男 経営学』、『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』などヒット作を数多く作ってきた日経BP社の名物編集者だった。 東工大で教鞭をとるのも、ジャーナリストの池上彰さんが東工大の教授になった際に作った『池上彰の教養のススメ』が一つのきっかけになったという。 naoyafujii via flickr / Creative Commons その日はちょうど会社が休みだったので、私は柳瀬さんの授業に遊びに来ていた。艶やかな肌をした大学生たちに囲まれて、90分の講義を聴く。 「人は何人までコミュニケーションが取れるのか」という根元論から「日

    エッセイとコラムのちがい|嘉島唯
  • エモい文章の作り方|嘉島唯

    エモい。この不明瞭な形容詞が定着するなんて思わなかった。 エモさとは何なのか? Wikipediaには「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動きなどを意味する日語の形容詞」と書いてあるけれど、いまいちよくわからない。 一方で、私の文章は、「エモい」と評価をもらうことが多い。謎めいた形容詞で言い表される文章とは一体どういうことなのか? こんなことを書きながらも、自分自身、「あ、これはエモい」と思う作品に出合うことは多い。切なくて、妙に共感して、胸がざわつくあの感じ。単に甘美な言葉を羅列しただけでは、こんなに胸は動かされない。 私は、ひとつ仮説を持っている。 決して同じ体験をしたわけではないけれど、映像が頭に浮かび、追体験したような気分になる。この時、人は文章にエモさを感じるのではないか? それは「固有名詞」×日常性で作れる。 『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、

    エモい文章の作り方|嘉島唯
  • なぜ、若者は「顔を隠す」ようになったのか|嘉島唯

    の流行顔を追ったこの動画。最後を彩ったのはマスクをつけた女性だった。ちょうどこのYouTubeが話題になった際、アメリカから来た会社のメンバーが「どうして日マスクをつけている人が多いの?」と質問してきた。 その時、ふと思った。顔を隠す人が増えたと。 三種の神器−−マスク、メガネ、イヤフォンインフルエンザやPM2.5の予防のマスク市場は拡大したと言われている。これが2009年。でも、現在では、体調と関係なく装着する「だてマスク」が人気だ。すっぴんを隠す用途のほか、安心するためにマスクをつける人も多い。 これに似ているのが、「だてメガネ」だ。2011年のPCメガネが大流行したことをきっかけにブレイクしたように見える。メガネは視力を補助するタメだけのものではない。目の周りをフレームで囲い、素顔にフタをしてくれる存在でもある。 そして最後にイヤフォン。音楽を聴くのはもちろん、耳を塞ぐために

    なぜ、若者は「顔を隠す」ようになったのか|嘉島唯
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