軽量ノートPCが注目を集めている。 世界最薄最軽量をうたったレノボ・ジャパンのYOGABOOKが、2016年10月の発売以来、長い間品薄が続くほどの人気を誇ったほか、アップルもMacBookで薄型、軽量を追求するなど、軽量ノートPCの動きが賑やかになってきた。2017年に入ってからも、13.3型の世界最軽量ノートPCの座を巡って、NECパーソナルコンピュータと富士通クライアントコンピューティングが熾烈な争いを繰り広げるといった動きが見られている。 こうした動きを象徴するように、量販店においても、軽量ノートPCの販売が上向きつつある。 全国量販店などのPOSデータを集計するBCNによると、ディスプレイサイズを問わず、本体重量が1.1kg未満のノートPCを「軽量ノートPC」と位置づけた場合、2016年3月には10.0%だった軽量ノートPCの構成比は、2017年3月には11.7%と、2割ほど構成