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ブックマーク / geopoli.exblog.jp (8)

  • バノンは大戦争を起こす? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は昨日に比べて随分と気温が下がりました。晴れておりましたが全体的にもやがかかっているような感じでした。 さて、連日お伝えしているバノンと拙訳「フォース・ターニング」についての話ですが、トランプ政権誕生の直後にバノンの映画の出演者であるカイザー教授による意見記事がタイム誌に掲載されておりましたので、あらためてその要約を。 === トランプ、バノン、そして米国における危機の到来 by デイヴィッド・カイザー 1990年代にニール・ハウと故ウィリアム・ストラウスという2人の在野の歴史家が、米国史についての新しい理論を2冊のの中で提唱した。 最初が1991年に出た『世代:米国の未来の歴史』(Generations: the History of America’s Future)であり、次が97年の『フォース・ターニング:米国の預言』(The Fourth Turning: An

    バノンは大戦争を起こす? | 地政学を英国で学んだ
    sharia
    sharia 2017/02/20
    なんか途中で読むのをやめてしまったのだが(デイヴィッド・カイザーという人のロジックがめちゃくちゃだという意味)、なんだかなあ・・・。
  • スティーブン・バノンの愛読書 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は相変わらず朝から快晴です。気温も低めで、とくに風が強いですね。 さて、久々にブログ更新です。ツィッターでも触れましたが、バノンの愛読書がなんと私が次に出す予定のだとのこと。驚きです。 ==== スティーヴ・バノンの暗い歴史の理論書への傾倒は懸念すべき事態だ by リネッテ・ロペス トランプ大統領のアドバイザーであるスティーヴ・バノンは、今週のタイム誌の表紙を飾っており、その記事の中では『4thターニング』と呼ばれるアメリカの未来を予測したの中で展開されている理論を深く信じていることが明らかにされている。 この事実は、すべてのアメリカ国民にとって懸念すべきことだ。 なぜならこのの著者であるウィリアム・ストラウスとニール・ハウは、人間の世代は80年から100年の周期で「サエクラム」と呼ばれる一つのサイクルを構成しているというのだ。 このような考え方が古代ギリシャ時代までさ

    スティーブン・バノンの愛読書 | 地政学を英国で学んだ
    sharia
    sharia 2017/02/09
    もうリーマンショックからの流れで、大戦争が起こることは必然と思っているのが米国の中枢にいるのか・・・。当たり前だけれども望んでいないし、用心だけはしないといけないというレベルだけど、こわい・・・。
  • 「アジアの地中海」を中国から守れ:その1 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は久しぶりに曇った朝でして、午後は雪が降るかと思うほど寒かったですね。 さて、昨日から取り組んでいた長文の論文の要約です。著者は若手の日研究者としても有名なAEIのマイケル・オースリンです。彼はトランプ政権に入るんでしょうか? まさかこんな古典地政学バリバリの論文を書くとは思いませんでしたが。 ==== アジアの地中海:戦略、地政学、そしてインド太平洋の海におけるリスク by マイケル・オースリン 中国がパラセル諸島の中のウッディー島に最新の戦闘機と地対空ミサイルを配備したというニュースは、北京政府が南シナ海で実効支配している人工島を軍事化するのではないかという長年の懸念が正しかったことを証明した。 太平洋軍の司令官であるハリー・ハリス米海軍提督は、去年の二月に連邦議会の公聴会において中国が南シナ海を軍事化しており、この事実から目をそらすことは「地球が平らであると信じるのと

    「アジアの地中海」を中国から守れ:その1 | 地政学を英国で学んだ
    sharia
    sharia 2017/01/22
    なんか勢いは日露戦争直前の空気感だなあ・・・。米国はもう海峡有事はあると認識している感がびんびんする・・・。
  • トランプ新大統領は「弱すぎる中国」にも気をつけるべし | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしても朝から快晴でしたが昨日までの寒さはやわらぎました。 さて、放送でも触れた、ジョセフ・ナイによる興味深い論説記事の要約です。 === キンドルバーガーの罠 by ジョセフ・ナイ トランプ次期大統領が対中政策の方針を準備するにあたって、歴史の教える注意すべき二つの大きな「罠」がある。 一つ目は、習近平主席も引用した「ツキュディデスの罠」(Thucydides Trap)である。これは古代ギリシャの歴史家が発したとされる「既存の大国(例:米国)が台頭しつつある大国(例:中国)を恐れて破壊的な大戦争が起こる」という警告だ。 ところがトランプ氏が気をつけなければならない、もう一つの警告がある。それは「キンドルバーガーの罠」(Kindleberger Trap)であり、これは中国が見た目よりも弱い場合に発生するものだ。 チャールズ・キンドルバーガー(Charles Kindl

    トランプ新大統領は「弱すぎる中国」にも気をつけるべし | 地政学を英国で学んだ
    sharia
    sharia 2017/01/18
    原文見たけど、これって日本で言うところの「新潮社 Foresight(フォーサイト)」クラスのサイトだよなあ・・・。明らかにプロ向け・・・。
  • 米中戦争はもう始まっている | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は、雲は多めですがなんとか晴れております。さすがに暑さのピークは抜けましたが、昼間はやはり暑いですね、 さて、昨日の放送( http://www.nicovideo.jp/watch/1439951113)でも触れた、今後起こるであろう米中戦争を防ぐために、アメリカがとるべき3つのアプローチについて書いた記事の要訳です。 === 中国の対米戦争はもう始まっている? by スティーブン・メッツ Has China’s War With America Already Begun? by Steven Metz 15-8/7 World Politics Rreview http://www.worldpoliticsreview.com/articles/16408/has-china-s-war-with-america-already-begun ●この夏のワシントン周辺の

    米中戦争はもう始まっている | 地政学を英国で学んだ
    sharia
    sharia 2015/08/19
    わたしは政権交代したら、民主共和どちらでも、現状を事実上の戦争状態とみなすだろうと思っていたのだけど、もう既に安全保障関連の人々にはそれが常識なんだ・・・。
  • 米軍が変えたアメリカ人の食生活 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝からずっと降っておりまして、なんとか暑さも一段落。 さて、4日連続の更新になりますが、今日はブロマガ(http://ch.nicovideo.jp/strategy/blomaga/ar854369)でも触れた記事の要訳を。 米軍が主導した品加工技術によって、われわれのべ物の好みも変わってきたという話です。 これは軍事技術がわれわれの生活を変えてしまったという意味で、テクノロジーと社会、そして人間の変化という、私にとっては非常に興味深いケースです。 === How we went from beef on the hoof to mystery meat in a box by Anastacia Marx De Salcedo http://www.latimes.com/opinion/op-ed/la-oe-desalcedo-military-meat-201

    米軍が変えたアメリカ人の食生活 | 地政学を英国で学んだ
    sharia
    sharia 2015/08/17
    シーチキンというかツナ缶を発明したアメリカ人は偉いと思うのだけど、あっちではツナ缶、日本ほどなんにでも使っている状況でない印象・・・。どうでもいけどふしきである・・・。
  • 中国の対日戦略:イアン・ブレマーの分析 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から快晴です。気温もだいぶ春らしい感じですが、今夜はまた一気に冷え込むみたいですね。 さて、先日のダボス会議のエントリーの補足的な形ですが、ユーラシア・グループ代表のイアン・ブレマーが、ダボス会議のインタビューで中国の対日戦略を分析しておりましたので、その重要部分だけ抜き出して要約を。 === イアン・ブレマーによる日中関係の説明 by ジョー・ウェイゼンタール Q 中国と日の緊張はどれくらい深刻なものなんですか? (ブレマー):いや、実際かなり深刻です。日政府がもちろん経済面を重視しているのは明らかです。安倍首相が(ダボス会議)に来ましたが、彼は素晴らしいスピーチをしましたよね。参加者も日経済に関しては楽観的でした。 ただし参加者たちがスピーチの中でかなり気にしていたのは、日中関係の部分でした。これはまあわかりますよね。彼は中国のことを侵略的で軍国主義的だと批判し

    中国の対日戦略:イアン・ブレマーの分析 | 地政学を英国で学んだ
    sharia
    sharia 2014/01/31
  • 地政学を英国で学ぶ : コンテクストがすべてだ

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日のイギリス南部は曇ったり晴れたり雨が降ったりと、とても忙しい一日でした。それほど気温は低いとはいえないのですが、風がけっこう強かったですね。 さて、二週間ほど前にうちの学校にイギリス海軍少将が講演に来たので、その時の講演の様子を。 この少将、なんとイギリス海軍の戦略を練る部門のトップでありまして、最近戦略学に力を入れているうちの学校に来て「The Intellectual Component of Fighting Power」という題名の講演をしました。 パワーポイントでブリーフィングをするというのは、最近の軍隊ではビジネス同様に必須事項になっているようで、この人も例外ではなく、とにかくブリーフィングがうまい。 基的にどの講演に行ってもそうですが、うまい人は最初の講演の最初の一分でうまいジョークを言うんですね。この少将の場合

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