アスベスト被害救済、制度拡充 兵庫の6人の遺族ら申請2008年12月1日16時35分印刷ソーシャルブックマーク 改正石綿健康被害救済法(石綿新法)が施行された1日、兵庫県内で肺がん死した6人の遺族らが、アスベスト吸引が原因で死亡したとして神戸東労働基準監督署(神戸市中央区)に特別遺族給付金の申請をした。法改正されるまで救済の対象外だった遺族らで「やっと申請できた。支援してくれた人たちに感謝したい」と喜んだ。 06年3月施行の石綿新法は01年3月以前の死者を救済対象としており、同月以降の死者については労災対応を原則としてきた。これまで同月以降の死者で労災を申請できずに時効(5年)を迎えた場合は救済されなかったが、今回の改正で対象に加わった。この日申請したのは01年6月〜03年3月に死亡した男性6人の遺族らで、石綿関連の積み荷検査などの作業をしていたという。認定されれば240万〜330万円の特