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ブックマーク / blog.tinect.jp (44)

  • DoCoMoの25周年スペシャルムービーを見ると凄まじく感情が動くので書き殴ってしまった

    いまから7年前の2017年、とんでもないCMが世に放たれたことを皆さんはご存知だろうか。 DoCoMo25周年スペシャルムービーCM「いつかあたりまえになることを」。 このCMは4分にもおよぶ長さのためTVCMというより、もはやショートムービーなのだけど、とにかく破壊力が高いのでまずはしっかりと見てほしい。 なにこれ。 おそらく、この動画を見終わって、多くの人がこんな状態に陥ったんじゃないだろうか。 なんかしらんけど泣ける。 ただ、そこにあるのはあまりに複雑な感情なはずだ。 ありきたりで分かりやすいそれと違って、心の奥底がザワザワするような、敏感な場所を得体のしれないもので撫でられているような、まるでどこかで自分が経験したかのような、そんな感覚が生じているのだ。 もちろん、そうでない人もいるのだろうけど、それを言い出すと話が始まらないので、みんなそうなったと思い込んで話を進めていく。 感情

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    shase
    shase 2024/06/15
  • 50歳が近づいてきた中年の人生は、前に進むしかない「香車」のよう。

    おじさんおばさんと呼ばれる年頃のみなさん、「やっている」でしょうか? 私は「やっています」。五十歳がだんだん近づいてきた熊代亨と申します。 四十を不惑と呼び、五十歳を知命と呼ぶ。なるほど、昔の人はうまいことを言ったものだと、最近改めて感じます。 私は四十歳の頃、「不惑とは惑わぬことではなく惑ってなんていられないってことなんだよね」と自分なりに感じ取りました。 四十才、夢から醒めて、逃げ場無し でも、不惑が近づくにつれて露わになってきたのは、AならA、BならBを選んだら、CやDには変更できないということでした。世界線の改変可能性が高かったのは、数年前ぐらいまでだったのですね。 親でも先生でもなく、自分自身がこれまで敷いてきたレールの延長線上で、私は生きていかなければならない。成功も失敗も、喜びも悲しみも、自分の敷いたレールの上で起こるでしょう。私の“現実”を大きく改変する夢をみることは、もは

    50歳が近づいてきた中年の人生は、前に進むしかない「香車」のよう。
    shase
    shase 2023/12/08
    中年は迷えないし、自分の背伸びがどれぐらいまでなのかの射程距離もだいたい見えてしまっているし、自分の社会的役割もおおよそ想像可能だと思うので、だったら、やるべきことをガシガシやっていくしかないじゃない
  • 「要求だけ高いのに、カネを払わない人」に、いいサービスをするのは辞めよう。

    のサービスは、当に「世界一」なのか? 日人の多くは、日のサービスが世界のなかでも群を抜いていると思っている。 外国人は日のおもてなしに深い感銘を受けるはず、日が誇れる文化、たくさんの人を感動させている……と。 でも日のサービスって、他国と比べて、当にそんなに質がいいんだろうか? そう言うと、必ずと言っていいほど「海外旅行に行った時こんな酷い目に遭った」「外国人の友だちがとても喜んでいた」なんて返事がくるわけだが……。 いや別に、それは日のサービスがいいからじゃないよ。 日では単純に、サービスが「タダ」なだけなんだよ。 海外では金を払えばいいサービスを受けられる 実は……というほどでもないが、海外でもランクが高い店に行けば、質のいいサービスを受けられる。 1泊数十万円のスイートルームとまで行かなくとも、たとえば1泊200ユーロくらいのホテルであれば、日の同ランクのホテ

    「要求だけ高いのに、カネを払わない人」に、いいサービスをするのは辞めよう。
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    shase 2023/10/10
  • 「助けてくれ」とはっきり言う人しか、助けないほうがいい。

    仕事においては、「人を助ける」という行為は、美徳に見えますが、意外にもそれなりの思慮を必要とします。 場合によっては、せっかくの行為が、単なる自己満足になることも。 というのも、「助けないこと」と「助けること」を天秤にかけると、あえて助けないほうが良かった、という結果もかなりの頻度で起こるからです。 * 実は昔、私はお世話になった方から「勝手に人を助けるな、「助けてくれ」とはっきり言う人しか、助けないほうがいい」と言われたことがあります。 「どういうことですか?」と聞くと、彼は次のようなことを言いました。 まず、「勝手に人を助ける」とは、はっきりと助けを求められていないのに、何となくその人を助けてしまうこと。 いわゆる「善意」に近い。 しかし「善意」は問題を引き起こしやすい。 なぜか。 一つ目、当人が失敗して反省するという貴重な経験を奪う 命に関わる失敗はまずいですが、オフィスワークでその

    「助けてくれ」とはっきり言う人しか、助けないほうがいい。
    shase
    shase 2023/08/30
    自分からヘルプを出せない人に未来はない ヘルプを自分から出すことは、社会人の必須の教養です。 部下には「助けてほしいときは「助けてくれ」とはっきり言うこと」と、徹底して教えましょう。
  • chocoZAP(ちょこざっぷ)に行くのはどんな人なのか?

    chocoZAP(ちょこざっぷ)に行く人の話 chocoZAP(ちょこざっぷ)をご存知か。そうだ、コンビニジムとして急速に拡大しているサービスだ。 従来のジムとは違い(たぶん)、無人店舗にマシンだけ置いてある。勝手に入って、を履き替えもせず、勝手にやって、帰る。シャワーもない。トイレすらない店舗もある。 会員になればどの店舗も使える。これで月額2,980円だ。このコンビニジム、どんな人が行くのか? この記事にべつにインタビューや取材は必要ない。なぜならば、おれがちょこざっぷ(以下「ちょこざっぷ」に統一します)の会員だからだ。もちろん、おれ一人の話にすぎないが、参考になるかもしれない。 そのあとに、限られた範囲ではあるけどどんな人を見かけるのか書く。 おれの運動歴の話が長いので、店の雰囲気などだけを知りたい人は、画面をスクロールさせて<ちょこざっぷにはどのような人が行くのか>を読んでほしい

    chocoZAP(ちょこざっぷ)に行くのはどんな人なのか?
    shase
    shase 2023/08/21
  • 『AIがつくった文章』の見分け方と、それを利用して「人間と同水準の文章にする」方法。

    ChatGPTの登場以来、AIが生成する文章を活用する人が増えてきています。 例えば、世界有数のコンサルティング企業である、マッキンゼー・アンド・カンパニーは、全世界約3万人の社員の約半数がChatGPTを含む、生成AIを利用していると明かしました。*1 しかし、現在のところ、ChatGPTが生成する文章のクオリティに懐疑的な人も多いのではないでしょうか。 実際、ネット上では「ChatGPT的」という言葉が生まれ、記事を揶揄する言葉として使われています。 うーむ。完全に先入観だけど、この記事はChatGPT的なAIで作成してる。体裁の整い過ぎた文章なのに、実際の伴わない空虚な内容。記事の見出しもお手のような検索ワードのゲーム記事テンプレ。 このようなものが溢れる時代がもう来たのかね。 pic.twitter.com/gudb5BBoNl — ワイチ@魔法の覚醒 (@whaichi) Ju

    『AIがつくった文章』の見分け方と、それを利用して「人間と同水準の文章にする」方法。
  • 「どうにも成長しないし、意欲も低い部下」をどうすべきか?

    ある方から、「悩める新米の管理職にアドバイスを」と言われたので、記事を書くことにしました。 はじめて管理職になって一番の悩みは まず、「管理職になって一番の悩み」となり得るのは何でしょうか。 いろいろとあります。 ただ、実のところ最も頭を悩ませるのは、上司との関係でもなく、目標のキツさでもなく、会議の多さでもありません。 「向上心がなく、能力が低く、素直でない」部下です。 「教育の費用対効果が合わない人」と言い換えてもいいでしょう。 管理職の仕事の中には、部下を教育し1人前に育てる、というミッションが含まれていることが多いですが、やってみると「この人の成長にかけるコストと、この人が生み出すリターンが見合わない」ケースが少なからずあります。 そしてだいたい、そういう人は社内で「問題児」扱いされているのです。 たとえば知人にシステム開発業のマネジャーがいますが、 「(メンバーの)あの人、そもそ

    「どうにも成長しないし、意欲も低い部下」をどうすべきか?
    shase
    shase 2023/04/24
  • Amazonで「鬼滅の刃」のコミックを買ってしまったのに、どうしても読み始める気になれない。

    鬼滅の刃」が絶好調だ。 あえて説明する必要もないが、劇場版の興行収入がえらいことになっていたり、単行の売り上げがドえらいことになっていたり、最終巻を求めて長蛇の列ができたり、めちゃくちゃ転売されたり、わけわからんコラボグッズが出たり、とんでもない状況だ。 見ると、町ゆく子どもたちのマスクまでどこかで見たような柄のものになっている。 これはもう社会現象と言っても過言ではないのだろう。 この「鬼滅の刃」はすごい。 たぶんどえらい作品だ。 そんなもの詳しくなくても分かる。 ただ、「たぶん」と表現しているのは、実はまだ観たことがないからだ。 そう、僕はこの作品に全く触れていないのだ。 原作も見てなければアニメも見ていない。もちろん劇場版も見るつもりはない。 やはり、たとえ末端といえども文章を書いたりして表現活動をしている者として、こういった作品は必ず抑えておく必要がある。 社会現象は多くの人に

    Amazonで「鬼滅の刃」のコミックを買ってしまったのに、どうしても読み始める気になれない。
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    shase 2020/12/21
  • システム技術者が「ちょっと変えるだけでしょ?」という、ユーザーからの注文に辟易する理由。

    どうも、 「単純な要件でも、システムの作りによって大きく難易度が変わる」 「システムは決して規格品ではなく、作る人によって全く出来が異なる」 ということが直感的に理解しにくいところが、色んな問題の根原因の一つなんじゃないかなあ、という気が最近しています。 しんざきは、システム開発関連の仕事をしています。元々の専門分野はDB屋なんですが、まあ他にも色々やります。 で、当然のことながらユーザーと色々やりとりをして、仕様を固めて設計して開発して、みたいなことも何度もやっているのですが、その際何度も何度も聞いた言葉の一つに、 「ちょっと変えるだけでしょ?」 という言葉があるんです。 恐らく、システム開発に携わったことのある人であれば、何度となく聞いた言葉ではないでしょうか。 この「ちょっと変えるだけでしょ?」という言葉は一種の呪いの言葉、パワーワード・キルのようなものでして、ユーザー側と開発側の

    システム技術者が「ちょっと変えるだけでしょ?」という、ユーザーからの注文に辟易する理由。
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    shase 2018/08/21
  • 無能にペナルティを課しても、無能は組織からなくならない。では、どうするか。

    いろいろな会社で仕事をしていると、「ケアレスミスをする人」「同じミスを繰り返す人」に結構な割合で遭遇する。 やれるのにやらない、わかっていてもできない、大事なことを忘れる、そのような行動を繰り返す彼らに付けられる名前は無慈悲そのものだ。 すなわち、「無能」である。 そして、世間は無能には極めて厳しい。 ハーバード大学公衆衛生学のアトゥール・ガワンデ氏は次のように表現する。 私たちは、そのような「無能」の失敗に対しては感情的になってしまいがちだ。 「無知」による失敗は許せる。何がベストなのかわかっていない場合は、懸命に頑張ってくれれば私たちは満足できる。 しかし、知識があるにもかかわらず、それが正しく活用されてないと聞くと、私たちは憤慨せずにはいられない。 氏の述べる通り、「知っているのにやらない」時や、「わかっていてミスをした」時には、組織はミスをした人物に非常に冷酷な仕打ちをする。 叱責

    無能にペナルティを課しても、無能は組織からなくならない。では、どうするか。
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    shase 2018/04/09
  • 言いたいことが言えない世界に降臨した、ヒーローの話。

    熊三さんには指がなかった。 初めて熊三さんに出会ったのは場末のパチンコ屋だった。スロット台が居並ぶ地下のフロアに熊三さんはいた。 熊三さんの左手は親指と人差し指がなく、右手はほぼ全部の指がなかった。おそらく何らかの事故で失ったであろうことはすぐに分かった。 (Will Hines) 僕がスロット台に興じていると、ポンポンと肩を叩かれた。たぶん右手の甲で叩いていたのだと思う。ゴム鞠で叩かれたような妙な感触だった。振り返るとそこに熊三さんが立っていた。 熊三さんは黙って札束を差し出した。一瞬、くれるのか!? と思ったけどどうやらそうではないらしい。 ジャグラーという台が大爆発して大勝利を収めた熊三さんだったが、手に入れた大金の札束を数える術がなかったようだ。指が三しかないからだ。 それで僕に数えろと言ってきた。なぜ僕だったのかは分からない。それから店で出会うと会話するようになった。 熊三さん

    言いたいことが言えない世界に降臨した、ヒーローの話。
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    shase 2018/04/05
  • 対人スキルが低めの人が、「忖度」されると、こうなってしまう。

    「忖度(そんたく)」という言葉がメディアを賑わしている。あらゆるメディアで取り扱われ2017年には流行語大賞にもなった。 しかしながら、その使われ方はあまり喜ばしいものとは言えない。 「役人の忖度はあったのか」などの言葉が躍り、まるでこの言葉自身が悪者で、あってはならない悪行のように錯覚してしまう。 当に「忖度」はやってはならない行為なのか。なぜ、このような事態になってしまったのだろうか。少しだけ考えてみた。 そもそも「忖度」には「相手の気持ちを推し量って配慮すること」という意味合いがある。簡単に言ってしまうと思いやりの気持ちだ。 別に悪い行動ではなく、むしろ良いことだ。通常の社会生活を営む人間なら当たり前に実施できるであろう行為、それが「忖度」なのだ。 (Photo:tomo) 古くは中国の古典に「忖度」が登場するという。日では平安時代あたりの文献に登場するらしいが、いずれの使用例も

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    shase 2018/03/27
  • 品行方正もいい。けど僕らには悪の化身「グレート・ムタ」が必要なんだ。

    こんな時代だからこそ、僕らにはグレート・ムタが必要なのである。 (https://www.flickr.com/photos/siadow_moon/4124707025/) 出会い 田舎町の小さな体育館に年に二回だけプロレスの興行が来ていた。 二つの団体が顔見せの恒例行事のように半ば義務感を感じさせながらローテーションで興行を開催していた。少なからず存在していた田舎のプロレスファンはその恒例行事にお祭り騒ぎのように狂喜乱舞したものだった。 (kazamatsuri) 当時のプロレス界は単純明快で「全日プロレス」と「新日プロレス」の二大団体がメインだった。 ジャイアント馬場を中心とする全日プロレスとアントニオ猪木を中心とする新日プロレス、この二つがメインだった。これらの両団体が一年に一度だけ田舎町の体育館にくるのだ。 この田舎町でのプロレスを思い出そうとしたとき、最初に浮かぶのが全

    品行方正もいい。けど僕らには悪の化身「グレート・ムタ」が必要なんだ。
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    shase 2018/03/14
  • 「人を育てる」マネジャーと、「人を育てられない」マネジャーのちがいは何か。【PR】

    インテルの元CEOである、アンドリュー・グローブは 「マネジャーのアウトプットは、その下にある組織のアウトプットである」と述べた。 この言葉はもちろん正しい。 マネジャーは部下の業績に責任をもっており、マネジャー個人がいくら実績をあげても「マネジャーとして」の働きとはいえない。 つまり、部下が成果をあげて、始めて「よく働いた」と認められる。 だが、残念ながら「部下に成果をあげさせるマネジャー」は、それほど多くない。 実際、厚生労働省の資料によると、「管理職に不足している能力」として、部下や後継者の指導・育成力や、リーダーシップ・統率力をあげる企業が、突出している。 (平成26年度版 労働経済の分析 http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/14/dl/14-1-2_03.pdf) この理由はいくつか考えられるが、的を射ているのは、ピーター・ドラッカーの

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    shase 2018/03/12
  • いくら「個人の生産性」を上げても、実は忙しさも給料もあまり変わらない。【PR】

    世の中で「生産性」の議論が活発である。 特に日生産性部が発表する、「OECD諸国との比較」において、日が35カ国中21位と振るわないデータが発表されて依頼、「生産性を上げなければならない」という話題をメディアでよく見かけるようになった。 さらに、働き方改革に起因する「労働時間の短縮」がこれに拍車をかける。 「定時までに帰らなければならない」が、「個人が仕事を早く終わらさなければならない」と解釈され、効率よく、脇目も振らず一心不乱に仕事をすることが、「生産性向上」と曲解された。 しかし、来の「生産性向上」とは、全くそのような話ではない。 なぜなら、上述したような施策はすべて「部分最適」に陥るからだ。 いくら個人が頑張っても、それは個人の成果はおろか、全体の成果には結びつくとも限らないし、場合によっては他部署を混乱に陥れるだけ、というケースもよくある。 世界的ベストセラー「ザ・ゴール」

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    shase 2018/03/10
  • ノウハウは外部に公開すべきでしょうか?それとも隠したほうがいいのでしょうか?【PR】

    先日、ソウルドアウトの荻原氏から「ノウハウを公開することの是非について」の話があった。 荻原:「先日、顧客満足についてのセミナーを、とある老舗の大手企業から依頼されましたが、セミナーの終了後「オープンであること」について、かなりの質問を受けました。」 安達:「具体的には?」 荻原:「今、弊社ではLISKULという、webメディアを運営しています。サイトには、webマーケティングのノウハウを詳細に載せてます。それが、どうやらとても不思議だったようで。「そんなことをして、競合に真似されたらマズイでしょ」って聞かれたわけです。」 安達:「はい。」 荻原:「面白いですよね、私個人は「情報をオープンにすること」が計り知れない恩恵があると思っているのですが、全くそう思っていない人がかなり居るんだなと。オープン化は現代の知識集約的な産業には必須だと思います。」 安達:「ノウハウを公開することは危険ではな

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    shase 2018/01/30
  • 「職場の雰囲気が合わない」という発言は、単なるワガママか、それとも実は重要なことなのか。【PR】

    つい先日転職をしたばかりの知人が、また転職を決めた。 といっても、彼は転職を繰り返す人「ジョブホッパー」ではない。 前々職は大手で7,8年とそれなりに長いこと在籍しており、成果もあげていた。 ところが一昨年「チャレンジしたい」と、スタートアップへ転職をした。 だが、残念ながら今回のスタートアップでは1年を待たずして「この会社は合わない」という理由で転職を決めた。 私は訪ねた。 「なんで合わないと感じたのですか?」 「色々とあるんだけど、なんとなくだらしない雰囲気。」 「具体的には?」 「まず仕事の締め切りに甘い。無責任というか。社長に言っても「それほど気になる?」って、取り合ってもらえない。その割には成果に対してはやたら厳しい。数字は?数字は?って。こっちからすると、仕事の締め切りを守らないからじゃないか、と言いたくなる。」 「なるほど。」 「入社前に言っていた「給料は成果さえ出せばいくら

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    shase 2017/12/22
  • この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。

    僕は彼女の不幸な顔しか知らない 僕は彼女の不幸な顔しか知らない。 「遅れてごめん」 彼女は息を弾ませてそう言いつつ、カップを片手に向かいの席に座った。 「そこまで待ってないよ」 僕の言葉はカフェの喧騒に吸い込まれた。もう何度となく交わされた会話だ。彼女が僕に会いたいと言ってくる時は、彼女の人生が上手くいっていない時だ。 (Photo:Макс Радомский / Max Radomskii) 彼氏ができたり、他に夢中な趣味があったり、仕事に没頭している時、同期との飲み歩きが楽しい時、彼女は僕に声をかけない。 ただSNS上で見知った関係だけがそこにある。 彼氏と別れたり、仕事がうまくいかなかったり、そういった彼女自身が煮詰まったであろう時に僕に声がかかる。 都合が良いといえば都合が良い相手なのだろう。だから僕は彼女が上手くいっていない時の顔しか見たことがない。 彼女が結婚し、もう何年も声

    この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。
    shase
    shase 2017/12/20
    あと庭先で飼っている犬の名前が「会津若松」でそのセンスが良く分からなかった。 — ここがツボ過ぎる。
  • 「タスク管理をしっかりやると、人生が変わるくらいのインパクトがある」という話。

    むかし、一緒に働いた方から「なぜタスク管理をしないのか」と問われた事がある。 だが、その時の私には、多くの人が思うように、なぜタスク管理が必要なのか、それにどのようなメリットがあるのか、正直よくわからなかった。 というのも、上から出された指示はそう忘れるものではない。 百歩譲って、忘れそうなときにはメールで貰えばよいし、手帳もある(今ではスマートフォンもある)。 また、いちいちタスクを書き出して管理をするという手間が、むしろ仕事を遅らせるのではないかと思っていたからだ。 私は言った。 「タスク管理ですか……。指示はちゃんと覚えてますから大丈夫ですよ。」 すると彼は言った。 「もしかして、タスク管理を面倒くさそう、とか思ってる?」 図星だったが、私は平気な顔をした。 「いえ、なんか仕事をやらされている感……というか仕事に追われるのが嫌なんです。」 「ふーん。」 彼はニヤリと笑って言った。 「

    「タスク管理をしっかりやると、人生が変わるくらいのインパクトがある」という話。
    shase
    shase 2017/12/11
  • 会社が「失敗できる環境」をつくるのはとても大事だが、環境を作るには少し工夫がいる。【PR】

    「失敗を恐れるな」 と語る成功者は多い。まるで「失敗は成功のために必須」と言っているかのようだ。 例えばユニクロの創業者、経営者である柳井正氏は、著書「一勝九敗」の中で次のように語る。 一直線に成功ということはほとんどありえないと思う。成功の陰には必ず失敗がある。 当社のある程度の成功も、一直線に、それも短期間に成功したように思っている人が多いのだが、実態はたぶん一勝九敗程度である。 十回やれば九回失敗している。 この失敗に蓋をするのではなく、財産と捉えて次に生かすのである。 しかし、別の意見もある。 あるコンサル会社のマネジャーは部下からこう言われた。 「失敗ができるのは、元から信頼されている人だけ」 銀行員のOさんは 「サラリーマンならば、大きな成功を目指すよりも「失敗をしない」ほうが遥かに重要」 と課長から言われた。 Oさんはそれを今でも心に留めており、「失敗を許す組織は実は少ない」

    会社が「失敗できる環境」をつくるのはとても大事だが、環境を作るには少し工夫がいる。【PR】