暴動後の県警沖縄署の外観 読者提供 沖縄署は、市内の路上で暴走行為を取り締まっていた警察官が、バイクを運転していた少年に職務質問しようと制止を呼びかけたところ、警察官がバイクと接触し怪我を負ったと発表。また、少年は単独事故により怪我をしたとの認識を示し、地元メディアがこの件を報道した。 「まるで『東京卍リベンジャーズ』の世界観だった」 しかし、その後「高校生が警察官に警棒で殴られた」「警察は事故として処理し、事実を隠蔽している」といった情報がSNSを通じて拡散され、少年の同級生らが警察署前に集結。一時は500人近い若者が集まったという。 庁舎に向かって卵や石を投げたという少年は「怪我をした少年とは一緒にバイクで走ったことがある間柄。冗談もうまく、誰にでも気さくで人気者だった。知り合いはみんな『警棒で殴られて怪我をした』と言っていている。まずいことをしているという意識よりも怒りが込み上げた」