2008年3月18日,アップルコンピュータはWebブラウザ「Safari 3.1」を公開しました。SafariはMac OS X v10.4.11,Mac OS X v10.5.2以降のアップルコンピュータあるいは,Windows XPまたはWindows Vistaで動作します――普段Windowsを使っている人でこのリリース報道を知っていた人はたぶんそんなに多くないのではないでしょうか。Safariというブラウザの名前を知らなかった人もたくさんいると思います。Windowsユーザーであれば,Operaのほうがまだ知名度が高いかもしれません。Safariは2003年にMac OS Xに搭載され,すでに5年以上の歴史を持っています。今回公開されたSafari 3.1は,歴代Safariとしては初めてWindows対応版も含むバージョンとなりました。 それはある日突然インストールされた Wi
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「日本で一番オープンソースが盛んな県は新潟県」――。 オープンソースソフトウェア(OSS)を軸とした地方の取り組みは至る所で見受けられるようになっているが、新潟の場合、Linuxディストリビューションそのものを開発してしまおうという取り組みが続けられている。ディストリビューションの名称もズバリ「Niigata Linux」だ。 Niigata Linuxを開発するのは、2005年4月に設立された特定非営利活動法人(NPO法人)の新潟オープンソース協会。同協会は、新潟という地方経済圏で、産業興しのタネとしてOSSに注目。他県に先駆けて新潟県が日本で一番オープンソースが盛んな県になって、特異なソフトウェア集積地になることを目指している。その
FOSDEMは"Free and Open source Software Developers' European Meeting"の略で,ヨーロッパ中のFree Software/Open source Software開発者が集まる大規模なイベントです。毎年,この時期にブリュッセルのUniversite Libre de Bruxelles (以下,ULB)で開催されています。 光栄なことに,私,サイオステクノロジー佐藤嘉則の研究成果でもある「Linuxカーネル 2.6.20で取り込まれたRenesasのSH-2A CPU対応」が,このイベントでの発表の場を得たため,10数時間の飛行時間と8時間の時差も何のその,一路ベルギーはブリュッセルまでの3泊4日の強行スケジュールに出掛けることとなりました。 このFOSDEMが毎年ブリュッセルで行われる理由は分かりませんが,ブリュッセルには欧州
ターボリナックスが発売した「wizpy」は,PCに接続してLinuxを起動できる「手のひらサイズのオールインワン・次世代モバイルデバイス」だ。さらに単独で音楽や動画の再生,ラジオ機能,E-BOOKの閲覧などもできるポータブルメディアプレイヤーとしても機能する。今回は評価用として2GBモデルを入手することができたので,使い心地を評価してみた。 Linux起動可能なUSBデバイス「wizpy」 「wizpy」はターボリナックスが2月23日から出荷を開始したモバイルデバイスだ。単独でポータブルメディアプレイヤーとして機能するほか,USBでPCに接続するとUSB接続のCD-ROM(あるいはHDD)のように見え,内部に組み込まれているLinuxが起動してデスクトップLinuxが使えるようになる仕組みとなっている。 1CD LinuxとしておなじみのKNOPPIXをUSBメモリーから起動する方法など,
2007年3月16日と17日の2日間,オープンソース・ソフトウエアなどのコミュニティが集まるイベント「オープンソースカンファレンス2007 Tokyo/Spring(OSC2007 Tokyo/Spring)」が東京の日本電子専門学校で開催された。42グループが参加し2日間で70以上のセッションが行われ,2日間で延べ約1200人が来場した。「平日である1日めの来場者が昨年に比べ増加した」(企画運営担当のびぎねっと代表取締役 宮原徹氏)という。 「今回の人気テーマのひとつは仮想化だった」(宮原氏)。仮想化関連のセッションとしては仮想化友の会&東京エリアDebian勉強会による「仮想化技術とDebian」,日本仮想化技術 CTO 伊藤宏通氏による「ベンチマークに見る、仮想化のキャパシティプランニング」,ノベルの岡本 剛和氏による「話題の仮想化ソフトウェア Xen / SUSE をさわってみよう
米McAfeeが米国時間3月12日に発表した「世界のWebサイトの安全性に関する調査結果」によると,インターネット・ユーザーは危険なWebサイトを毎月5億5000万回以上クリックしていることが判明した。併せて,その危険度はドメインによって大きく異なることも分かった。 この調査では,265のトップ・レベル・ドメイン(TLD)について,スパイウエアやスパム送信,セキュリティ・ホールを狙った攻撃や詐欺行為などの危険性を分析した。同社が設定した安全基準を1つも満たさないサイトは「赤」,すべての基準を満たしたものは「青」,基準を満たすが過度のポップアップなどの問題がある場合は「黄」で表示した。 調査対象となった全サイトの4.1%が「赤」サイトまたは「黄」サイトだった。TLD別で危険な(「赤」および「黄」)サイトの割合が最も低かったのは「.fi」(フィンランド)の0.1%,最も高かったのは「.tk」(
時間感覚とは、環境にかなり左右されるものという。果たして、「エンジニア時間」の傾向とは? 一般的な感覚とかなりズレているって本当? 日ごろあまり意識しない時間について、エンジニアと一般人の感覚を比較しながら考察する。 エンジニアと一般人の時間感覚にはズレがある!? もし、ズレがあるとすれば、具体的にはどんなズレなのか!? これら疑問を解決すべく、エンジニア200人とエンジニア以外の一般人200人にアンケートを実施。それぞれの職場におけるシチュエーション別の時間感覚について10個の質問に答えてもらった。また、そのデータを比較、分析するにあたっては、エンジニアと他業種、両方の経験がある元エンジニアのお二人に協力してもらった。
「ビジネスパーソンがやり取りする電子メールは50%減る」。ITリサーチ会社,ガートナー ジャパンは5年後の状況をこう予測する。 その根拠は,SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やブログ(blog),インスタント・メッセンジャー(IM)など,他のコミュニケーション手段を利用するユーザーが増えること。 ガートナーのアナリスト,志賀 嘉津士氏によると「現状のビジネスパーソンの情報伝達手段を見ていると,その分量の8割が電子メール」。残りの2割が電話やファクシミリなどである。 電子メールは便利な道具だが,一方で不便な面もある。例えば,複数人で情報や意見を交換するとき。「メールは複数人で返信が繰り返されると,情報や議論の内容がすれ違ったまま進むことがままある。また,過去にやり取りされた内容が確認しにくい」(志賀氏)。大量のメールが行き交う中,探したいメールを見失ってしまい,生産性を下げてし
10月28日,東京都の日本電子専門学校でオープンソース・コミュニティによるイベント「オープンソースカンファレンス2006 Tokyo/Fall」が開催された。46組のコミュニティが参加し,30以上の講演やBOFなどが行われた。LPIやPostgreSQL CEといったオープンソース関連資格試験も特設会場で実施された。 The Apache Software FoundationのオープンソースEJB対応J2EEアプリケーション・サーバーGeronimoのコミッタであるIBMのKevan Miller氏が,Geronimoの解説を行った。「Geronimoは様々なプロダクトをつなげる糊のようなもの」
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