ブックマーク / realsound.jp (497)

  • RADWIMPSの楽曲はどう“開花”したのかーー『SONGS』出演を機に柴那典が考察

    RADWIMPSが今年の『第67回紅白歌合戦』(NHK総合)への初出場を発表し、日11月24日午後10時50分より放送の『SONGS』(NHK総合)に初出演を果たす。ここまで露出をしてこなかった彼らに何が起きたのか? 今までのRADWIMPSの活動を知るリスナーであれば、誰もが抱く疑問だろう。 昨年末には、正直、2016年にRADWIMPSがここまで「時代のもの」になるなんて全く予期していなかった。8月に映画『君の名は。』を最初に試写で観たときにも「これは音楽映画の新しい蜜月だ」と興奮して当サイトに原稿を書いたのだけれど(参考:RADWIMPSが『君の名は。』で発揮した、映画音楽の領域を越えた作家性)、それでも、ここまでの現象を巻き起こすとは思っていなかった。映画の記録的な成功は、それまでのファンを軽く超えたスケールの認知度の空間に彼らを連れていった。 先日、小学生の集団が「♪君の前

    RADWIMPSの楽曲はどう“開花”したのかーー『SONGS』出演を機に柴那典が考察
    shiba-710
    shiba-710 2016/11/24
    リアルサウンドにRADWIMPSのアルバム『人間開花』の全曲レビュー、寄稿しました。
  • アニメーションMVの良作続くーーP・ロビンソン&マデオン、GOUACHE 、さユりらの作品を解説

    今回は、アニメーションMVのここ最近の注目作を紹介しようと思う。単に手法としてアニメーションを取り入れただけではなく、曲の世界観やアーティストの音楽性と深くからみあったような映像表現が成されているものをピックアップした。 Porter Robinson & Madeon『シェルター』 まずはアメリカのエレクトロニック・ミュージックのシーンを牽引する若き俊英ポーター・ロビンソンが盟友マデオンとコラボした「SHELTER」。この曲はショートストーリー的な作りのミュージックビデオとなっている。 「この先に何があるんだろう? いつからか、考えなくなった。考え方、それすら忘れてしまったのかも。変わらない、自分だけの世界が、毎日が続いていく。でも、淋しくはない。どうってことないんだ」 という女の子の独白からMVは始まる。一人の可憐な女の子が、ベッドルームの中でタブレットを使ってVR的な世界を作り上げる

    アニメーションMVの良作続くーーP・ロビンソン&マデオン、GOUACHE 、さユりらの作品を解説
    shiba-710
    shiba-710 2016/11/21
    リアルサウンドの新譜キュレーション連載。ポーター・ロビンソン、GOUASH(じん新バンド)、RADWIMPS、酸欠少女さユり、ポップしなないでをセレクトしました。
  • 『ヒットの崩壊』発売記念対談 柴那典×レジーが語る、音楽カルチャーの復権とこれから

    音楽ジャーナリスト柴那典氏が、書籍『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)を上梓した。「ヒット曲は、かつて時代を反映する“鏡”だった。果たして、今はどうだろうか?」というテーマが掲げられた同著。小室哲哉や、いきものがかり 水野良樹をはじめとした音楽シーンの各分野で活躍するキーパーソン10名への取材をもとに、新しいヒットの方程式を考察している。 今回、リアルサウンドでは柴氏と音楽ブロガーであるレジー氏の対談を企画。近年、音楽シーンではミュージシャンの活動の主軸がライブとなったり、音楽配信サービスが格的に始まるなど、エポックメイキングな動きが立て続けに起きているが、その背景には一体何があるのだろうか。ヒット曲のあり方や、社会と音楽の関係、さらに、この先に訪れる未来の可能性についてまで、多岐にわたる議論を行なった。(編集部) 音楽の外側にある背景を読み、“ヒット”を考える 柴:まず、『ヒットの崩壊』

    『ヒットの崩壊』発売記念対談 柴那典×レジーが語る、音楽カルチャーの復権とこれから
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    shiba-710 2016/11/19
  • 2016年のBABYMETALは海外・国内でどう活躍した? 快挙の数々を振り返る

    2016年は、昨年以上に「BABYMETAL」という名前をあちこちで聞くようになった一年だった。11月23日にはその足がかりとなった4月のイギリス・ウェンブリー・アリーナ単独公演の模様が映像作品としてリリースされるということで、稿ではいま一度、BABYMETALの2016年を振り返ってみたい。 12月にはレッド・ホット・チリペッパーズのイギリスツアー全公演に、オープニングアクトとして出演するBABYMETAL。今年は国内での活動が少なかったものの、一昨年に始まった欧米での展開により、その功績がさらに“評価”される機会が目立った。 それを裏付けるひとつが、4月1日の “FOX DAY”に世界同時発売された2ndアルバム『METAL RESISTANCE』である。この作品は前作と比較して、より強く海外メタルの色を打ち出す楽曲が目立った。ちなみに前作との間に、シングルを含めた音源のリリースはゼ

    2016年のBABYMETALは海外・国内でどう活躍した? 快挙の数々を振り返る
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    shiba-710 2016/11/19
  • のんが語る、“この世界の片隅に”見つけた新たな道 「かっこ悪いことって時々、必要なんです」

    「役者として、一生のうちに出会えるかどうかというくらい、すごい作品だと思いました。こうの史代先生の原作を読ませていただいて、“すずさん役は絶対に自分がやりたい!”って、強く思いました。男女関係なく、年齢関係なく、どんな方にも響く作品だと思います」 11月12日に公開される片渕須直監督によるアニメ映画『この世界の片隅に』は、女優・のんにとって特別な作品となった。決して大規模な興行を予定している作品ではないものの、公開前から多くの識者らが絶賛しており、すでに2016年度のナンバーワン邦画との呼び声も高い。特にのんが声優を務めた北條すず(旧姓:浦野)の評判は良く、どこかおっとりとした性格の彼女に、文字通り“息を吹き込んだ”といえる声の演技には、誰もが惹きつけられる魅力がある。のんにとっては、改名後の格復帰作であり、アニメ声優初主演作でもある。 「すずさんは自分と少し似ている」 「実は、10代の

    のんが語る、“この世界の片隅に”見つけた新たな道 「かっこ悪いことって時々、必要なんです」
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    shiba-710 2016/11/12
    「子どもの心を持った女性の、天真爛漫な“女の子パワー炸裂!!!!”みたいなところを、もっと表現していきたい」
  • 星野源、Shiggy Jr.、ACC、GOODWARP…「解像度の高い歌詞」を持つJ-POPたち

    最近改めて思う。J-POPにおいて歌詞はやっぱりとても重要な要素だ。特にここ数年、日音楽シーンにおいては、キラキラしたメロディとダンサブルなビートで、聴いていてウキウキするような高揚感たっぷりのポップソングが一つのトレンドになってきている。で、そういう音楽性であればあるほど、言葉のキャッチ力がとても大事になっていると思う。 こういう話をすると「共感」とか「わかりやすさ」みたいな尺度でそれを考える人が多いのだけれど、実はポイントはそこじゃない。僕は、歌詞において大事なのは「解像度」だと思っている。同じ符割り、同じ言葉数で、どれだけくっきりと情景や心情を浮かび上がらせることができるか。ぼんやりとした最大公約数的な「わかりやすさ」じゃなくて、ここぞと言うところで、「ああ、これ!」みたいにピンポイントで突き刺さるような表現を繰り出すことができるかがポイントだ。 というわけで、この記事では、そう

    星野源、Shiggy Jr.、ACC、GOODWARP…「解像度の高い歌詞」を持つJ-POPたち
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    shiba-710 2016/11/08
  • アイドルネッサンス運営が語る、これまでとこれから “楽曲の物語性”をどう更新してきたか?

    「名曲ルネッサンス」をコンセプトに活動を繰り広げ、着実にセールスと動員を拡大させてきたアイドルネッサンス。古今の名曲をカバーし、歌とダンスを通して新たな形で表現するパフォーマンスが話題を呼び、人気を広げてきた。 そんなグループのもう一つのポイントが、結成から毎日YouTubeに公開している動画の数々だ。ミュージックビデオやライブ映像はもちろん、メンバーの日常の姿までつぶさに捉えてきた。 そこで今回リアルサウンドでは、2014年、ソニー・ミュージックアーティスツ設立40周年を機にグループを始動してから手掛けてきた運営チームの照井紀臣氏、アートディレクションや動画制作を担当する中野潤氏にインタビュー。11月6日にZepp DiverCityにて開催する4thワンマンライブ『お台場で迸るネッサンス!!』を前に、ここ数年のアイドルシーンの変遷から、アイドルネッサンスが行なっている「楽曲の物語性を新

    アイドルネッサンス運営が語る、これまでとこれから “楽曲の物語性”をどう更新してきたか?
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    shiba-710 2016/10/30
  • ボン・イヴェール、フランシス......世紀の発明 Prismizerが生んだ“デジタルクワイア”とは?

    ボン・イヴェール、フランシス......世紀の発明 Prismizerが生んだ“デジタルクワイア”とは? 今、アメリカではポップ・ミュージックの地殻変動が起こっている。 フランク・オーシャン、チャンス・ザ・ラッパーなど、ヒップホップ、R&B、フォーク、エレクトロニカという既存のジャンルの垣根を超えて、今までに聴いたことのない感触を持つ素晴らしい作品が次々と届いている。そして、その作り手たちを辿ると、実は点と点が見事につながっている。 いろいろ調べたところ、どうやら「Prismizer」と呼ばれる1つのボイスエフェクターの発明が、そこに大きく関わっているようなのである。オートチューンともボコーダーとも違う、“デジタルクワイア”とも言うべき多層的なエレクトロニック・ハーモニーを生み出すソフトウェアだ。 今回のキュレーションでは、実際にそれを用いているボン・イヴェール、フランシス・アンド・ザ・ラ

    ボン・イヴェール、フランシス......世紀の発明 Prismizerが生んだ“デジタルクワイア”とは?
    shiba-710
    shiba-710 2016/10/23
    寄稿しました。ボン・イヴェール、カニエ・ウエスト、チャンス・ザ・ラッパー、フランク・オーシャン、フランシス・アンド・ザ・ライツ、新しいボイスエフェクター「Prismizer」を使っているという話。
  • 中田ヤスタカが『NANIMONO EP』で提示する、音楽シーンの未来像

    中田ヤスタカが今の日音楽シーンを支えるトップクラスの才能であることに疑いを挟む人は、ほとんどいないだろう。しかし、彼が今まさに新境地への扉を開けつつあること、そして自身のあり方と、次の時代の日音楽カルチャーを少しずつ塗り替えようとしていることに気付いている人は、まだ少ないのではないだろうか? 「過去の“普通”は参考にならない。それよりも、自分が思う“普通”が、この先の世の中の“普通”になっていく方がいい」 当サイトに掲載された米津玄師との対談(http://realsound.jp/2016/10/post-9508.html)にて、中田ヤスタカはこう語った。続けて、かつてはエレクトロニックなサウンドを拒絶する人もいたけれど、今はそういう人が少なくなった、と言っていた。おそらくこれは、CAPSULE、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅなど、自身のキャリアを通じて成し遂げてきたこと

    中田ヤスタカが『NANIMONO EP』で提示する、音楽シーンの未来像
    shiba-710
    shiba-710 2016/10/15
    書きました。「プロデューサーであり作家である人間、歌や演奏を披露しないタイプの音楽家がアーティストとしてシーンの主流に立つ」というのは、ディプロとかカルヴィン・ハリスを考えれば最早当たり前か。
  • 中田ヤスタカ×米津玄師『NANIMONO』対談「今は自分が“普通”だと思ってることをやりたい」

    中田ヤスタカが、10月15日公開の映画『何者』の主題歌「NANIMONO(feat. 米津玄師)」を含む2枚組アルバム『NANIMONO EP/何者(オリジナル・サウンドトラック)』をリリースする。 主題歌では米津玄師が作詞とボーカルを担当し、両者による初のコラボも実現。中田は同映画の劇中音楽も手掛け、アルバムには全曲書き下ろしのサウンドトラックも収録される。中田ヤスタカ、米津玄師の両者にとって「新たな挑戦」となった今回の主題歌と劇中音楽。その制作の裏側を、両者に語り合ってもらった。(柴 那典) 「完成したものは一言も直すことがなかった」(中田ヤスタカ) ――映画『何者』の劇中音楽では、これまでの中田ヤスタカさんのイメージを覆すようなサウンドが展開されています。どんな意識で制作に取り組んだのでしょうか? 中田:ありがちなものにはしたくないというのはありましたね。僕が今までやってきたことって

    中田ヤスタカ×米津玄師『NANIMONO』対談「今は自分が“普通”だと思ってることをやりたい」
    shiba-710
    shiba-710 2016/10/15
    取材担当しました。『君の名は。』『怒り』『何者』と、川村元気プロデューサーの「きっと何か面白い化学反応が起こるんじゃないか」が立て続けにハマっている2016年。
  • ピコ太郎「PPAP」なぜ世界的に流行? 古坂大魔王のプロデュース力を探る

    ピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」のYouTube動画再生回数が約4000万回(10月12日現在)を突破。10月7日より世界134カ国にて配信限定リリースされ各配信サイトにてデイリーランキング1位を獲得し、話題をさらっている。 ピコ太郎は古坂大魔王がプロデュースする、古坂と瓜二つな千葉県出身のシンガーソングライター。ジャスティン・ビーバーが自身のTwitterにて「お気に入りの動画」と紹介したことをきっかけに、世界的流行にまで発展。アメリカのニュース雑誌『TIME』やニュース専門放送局『CNN』、イギリスの公共放送局『BBC』までもが「PPAP」を報じ、「動画の中毒性」や「(現在のブームが)理解の範疇を超えている」などと伝えている。 「PPAP」は、なぜこれほどまでに世界的に受け入れられたのか。2015年3月に自身のブログに『「ラッスンゴレライ」はどこが面白かったのか』

    ピコ太郎「PPAP」なぜ世界的に流行? 古坂大魔王のプロデュース力を探る
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    shiba-710 2016/10/12
  • 『JTNC』に対する日本からの回答? 気鋭のバンドWONKが提示するハイブリッドな音楽

    今年の9月は『JAZZ THE NEW CHAPTER』が示したようなジャズの新潮流を象徴する傑作が続々とリリースされた“当たり月”だった。今や時代の寵児となったロバート・グラスパーのエクスペリメント名義での新作、そのエクスペリメントのベーシストであるデリック・ホッジのソロ作、そしてホセ・ジェイムスの片腕としてNYで活躍する黒田卓也のソロ作が、相次いで届けられたのだ。いずれも、それぞれの過去のキャリアを更新せんとする意欲作であり、ジャズという音楽が新たな局面を迎えていることを印象付けられた。 そんな9月に、ここ日から彼らに対する回答とでも言うべきアルバム『Sphere』をリリースし、鮮烈な登場を飾ったのが、“エクスペリメンタル・ソウル・バンド”(資料より)、WONKである。 『Sphere』を一聴してまず驚いたのが、世界中で同時多発的に起こっているブラック・ミュージックの新たな胎動と完全

    『JTNC』に対する日本からの回答? 気鋭のバンドWONKが提示するハイブリッドな音楽
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    shiba-710 2016/10/10
  • Spotify、ついに日本上陸ーー注目すべきポイントは「更新性」と「グローバル化」?

    全世界に1億人以上の登録者が存在する音楽ストリーミングサービス「Spotify」が9月29日、ついに日でのサービスを開始した。現在、招待制によるユーザー登録がスタートし、CMが流れる「Spotify Free」という無料プラン(スマホはシャッフル再生のみ/無制限、PC・タブレットはフリー再生/月最大15時間まで、以降はシャッフル再生で無制限)と、「Spotify Premium」という有料プラン(月額980円税込)を選びサービスを楽しむことができる。 日ではすでに、昨年からさまざまなストリーミングサービスが提供されているが、Spotifyを利用するメリットやほかサービスとの違いはどのような点にあるのか。音楽ジャーナリストのジェイ・コウガミ氏、柴 那典氏に話を聞いた。 コウガミ氏は、音楽ストリーミングサービス各社が力を入れているプレイリストについて「Spotifyがプレイリストで音楽を聴

    Spotify、ついに日本上陸ーー注目すべきポイントは「更新性」と「グローバル化」?
    shiba-710
    shiba-710 2016/10/09
    コメントしました。言い忘れたけど「楽曲の再生回数が表示される」というのも地味だけど他のサービスにないSpotifyのポイントだと思うのよ。
  • BiSHの“本気”を支える松隈ケンタの作家性 柴那典がそのプロデュース手腕を読み解く

    BiSHがメジャー1st アルバム『KiLLER BiSH』を完成させた。 一聴して、正直、かなり驚いた。期待はしていたけれど、新作は予想を上回るエッジの鋭さとエモーションの強度を持つ一枚だった。張り詰めるような切迫感がひしひしと宿るアルバムだった。「楽器を持たないパンクバンド」をキャッチコピーに躍進を果たしてきた彼女たち。ギターサウンドを主体にしたパンキッシュな曲調だけでなく、アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dというメンバー6人の歌声がそのキャッチコピーに説得力を持たせる楽曲が揃っていた。 まさに、BiSHというグループにとっても、アルバムのプロデューサーをつとめた松隈ケンタにとっても、勝負作の一枚と言えるだろう。 というわけで、この記事では、音楽プロデューサーとしての松隈ケンタの歩みと、彼の作家性が新作にどう発揮され

    BiSHの“本気”を支える松隈ケンタの作家性 柴那典がそのプロデュース手腕を読み解く
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    shiba-710 2016/10/04
  • 宇多田ヒカル『Fantôme』、国内外で大反響ーーグローバルな音楽シーンとの“同時代性”を読む

    発売日翌日9月29日のiTunesアルバム総合ランキングでは全米3位を記録。ヨーロッパではフィンランドで1位となり、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、スウェーデンなどでTOP20以内にランクイン。アジア各国においても、香港、台湾、シンガポールで1位となり、その他の国でも軒並み上位を記録し、全世界のiTunesアルバム総合ランキングでも6位を記録した。 これらの結果に対して、宇多田ヒカル人も「なにこれどういうこと?笑」「ええええ?!」とツイート。スタッフも「マーケ担当者として正直に告白しますが、ここまでの筋書きはなかったです」とツイートしている。 果たして何が起こっているのか。約8年半ぶりの新作は、なぜ日だけでなく海外でもヒットしているのか。 人やスタッフが率直な驚きを表明していることからもわかるように、海外に向けての大掛かりな展開や仕掛けのようなものは、ほとんど無かったはず。む

    宇多田ヒカル『Fantôme』、国内外で大反響ーーグローバルな音楽シーンとの“同時代性”を読む
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    shiba-710 2016/10/03
  • グッチ・メイン、レミー・マー……USヒップホップ・シーンを賑わす“ムショ帰り”ラッパーたち

    こんにちは。今回は、アメリカのヒップホップ・シーンを色々と騒がせている刑務所帰りのラッパーたちの話題をお届けしたいと思います。 アメリカでは、日とは違って刑務所が民営化されており、その稼働率が高いこと、犯罪の検挙率(特にアフリカン・アメリカンやヒスパニックの男性における割合)が高いこともあってか、「ムショ帰り」の感覚が日とは少し異なります。特にヒップホップ・シーンでは、プロモーションかのごとく、刑期を終えたラッパーのお祝いを盛大にすることも珍しくありません。無論、殺人や婦女暴行などの罰で監獄にいた方は論外ですが……。 そんなわけで、ここのところおツトメを終えて帰還してきたラッパーたちのホットな新曲を紹介させて頂きます。 まずはジョージア州アトランタのラップ・シーンを支えてきたグッチ・メイン。アメリカ南部=サウス・エリアは独特の文化と相まって、非常にヒップホップ文化が栄えてきたエリア。そ

    グッチ・メイン、レミー・マー……USヒップホップ・シーンを賑わす“ムショ帰り”ラッパーたち
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    shiba-710 2016/10/03
    面白かった。→「特にヒップホップ・シーンでは、プロモーションかのごとく、刑期を終えたラッパーのお祝いを盛大にすることも珍しくありません」
  • 花澤香菜は声優&アーティストとしてどう成長してきた? クラムボン・ミト×花澤マネージャーが語り合う

    クラムボン・ミトによる、一線で活躍するアーティストからその活動を支えるスタッフ、エンジニアまで、音楽に携わる様々な”玄人”とミトによるディープな対話を届ける対談連載『アジテーター・トークス』。第一弾【クラムボン・ミト×大森靖子が考える、ポップミュージックの届け方「面白い人の球に当たりたい」】、第二弾【クラムボン・ミト×『アイマス』サウンドP内田哲也が語る、アイドルアニメ・ゲームに“豊潤な音楽”が生まれる背景】を経て、第三弾となる今回は、ミトが声優・花澤香菜のキャラソンリミックスアルバム『KANAight ~花澤香菜キャラソン ハイパークロニクルミックス~』が発売されたことを記念し、花澤のマネージャーを務める大沢事務所の松岡超氏をゲストに迎えた。トークは松岡氏と花澤の出会いに始まり、彼女の持つ声の魅力やアーティスト活動の充実に隠された背景、『KANAight ~』のリミキサー人選に込められた

    花澤香菜は声優&アーティストとしてどう成長してきた? クラムボン・ミト×花澤マネージャーが語り合う
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    shiba-710 2016/09/30
  • 『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』ーー 最新アニメ映画の音楽、その傾向と問題点について

    実写映画の批評には実写映画の批評の方法があり、アニメ映画の批評にはアニメ映画の批評の方法がある。別に、どっちもやるのがいけないなんてことはないけれど、実写映画歴史やその批評体系を意識的にとらえてきた一人としては、アニメ映画の批評には迂闊に手を出そうとは思えない。そりゃあ、物語や状況を論じることはできるけど、それは厳密に言えば映画の批評ではないので。しかし、「映画音楽」に関してそれなりに一家言ある立場から、今年の夏以降に立て続けに公開された/されるいくつかの日のアニメ映画の「音楽の使い方」について、いろいろと思うところがたまってきてしまった。というわけで、ここでは「アニメ映画音楽」に焦点を絞って論考をすすめていきたい。 まず、なにはともあれ『君の名は。』である。夏前に試写で観たタイミングですっかり心を奪われ、大ヒット作になることも確信したが(もちろん、興収100億を超える国民的映画

    『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』ーー 最新アニメ映画の音楽、その傾向と問題点について
    shiba-710
    shiba-710 2016/09/27
    宇野さんの映画評。たしかに『聲の形』のTHE WHO「マイ・ジェネレーション」は、あれだけ全編にわたって微細な音の響き方にこだわって、そこがよさな作品であるのに「50年前の音質をそのまま使う」のは違和感あった。
  • 『君の名は。』、『怒り』、『シン・ゴジラ』……音楽と映画の新しい関係を柴那典が考察

    今月の新譜キュレーションは「音楽映画の新しい関係」を感じさせる5枚。というのも、ここ最近リリースされるサウンドトラックにとても興味深いものが多いのだ。『君の名は。』や『シン・ゴジラ』のように、映画のヒットとサントラ盤のヒットが連動している。しかも、単なるサウンドトラックという枠組みをハミ出した作品性を持つものが生まれている。 そういう存在感のある5枚を集めてみた。 RADWIMPS『君の名は。』 動員ランキングは4週連続で首位となり、興行収入はついに100億突破。『君の名は。』の破格のヒットをもたらした要因はいろいろあると思うけれど、以前も筆者が当サイトで書いた通り(参考:http://realsound.jp/2016/08/post-8839.html)、その原動力の一つとなったのはRADWIMPSの手掛けた音楽だった。 映画のサウンドトラックでもありRADWIMPSの新作でもあるア

    『君の名は。』、『怒り』、『シン・ゴジラ』……音楽と映画の新しい関係を柴那典が考察
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    shiba-710 2016/09/25
  • yahyel、South Penguin、Gateballers、SIX LOUNGE…フジロック注目のルーキーたち

    これまで19年間のフジロックの中で、数々の新人アーティストにとってブレイクの登竜門となってきたのが「ROOKIE A GO-GO」ステージだ。 2014年出演のSuchmosや、2015年出演のD.A.N.などは独自性の高い音楽性が評価され、今年の音楽シーンを賑わせている。深夜帯の出演ではあるが、フジロックスタッフがピックアップしたニューカマーだけに、流行の先取り感覚で楽しみにしているファンも多い。サイトでは、小野島大氏による洋楽出演者の紹介(20周年のフジロック、必見の洋楽アクトは? 小野島大が50組を徹底解説)に続き、記念すべき20回目の出演権を獲得したルーキーたちについても紹介していきたい。 7月22日 yahyel 国内よりも先にイギリス・フランスツアーを敢行し、自身の音楽に影響を与えたMETAFIVEのワンマンライブにオープニングアクトとして出演。彼らのライブを一目見た誰もが驚

    yahyel、South Penguin、Gateballers、SIX LOUNGE…フジロック注目のルーキーたち
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    shiba-710 2016/09/14