携帯向けコンテンツの健全化を推進するモバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)は、5月19日より、「広告掲載基準検討ワーキンググループ」を設置し、活動を開始すると発表した。 今回設置される広告掲載基準検討ワーキンググループは、青少年の利用に配慮した携帯向けサイト用広告の掲載基準を検討する。現在、EMAが行っているコミュニティサイト運用管理体制認定制度では、認定サイトに対して、電子コミックやグラビア画像、動画のうち青少年にとって不適切な広告は、18歳未満のユーザーには見せないようにする「ゾーニング対応」を行っている。新たに設置されるワーキンググループでは、より詳細に広告掲載基準の検討を行い、コミュニティサイト認定制度に反映していく。 具体的には、携帯サイトにおけるインセンティブ広告の在り方、バナー広告やリンク先で最初にアクセスするページの表現、広告メールなどの運用方法について議論される。