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ブックマーク / www.tv-asahi.net (142)

  • 番組ツイート数が過去最大

    米ニールセン社は5月下旬に終了した米テレビ2015-16年シーズンを振り返り、番組に関するツイート数が10億件に迫る勢いで伸び過去最高レベルに達したと発表した。視聴者によるツイートのやり取りは、人気番組であることを示すバロメーターとあって、ネットワークテレビや広告主にとって重要な調査結果となりそうだ。ツイッターはスポーツ番組やアカデミー賞授賞式など特別イベントを含む生番組に集中する傾向があることも明らかになった。 同社によれば、シーズン中最もツイート数の多かったのが地上波テレビCBSネットワークが今年2月7日に放送した米プロフットボール協会(NFL)の王座決定戦『スーパーボウル』。中継番組中に交わされたツイート数は370万件に上った。これに次いだのがアカデミー賞受賞式中継番組(ABCネットワークが2月28日放送)で290万件。昨年10月13日、CNNが中継した米大統領選の民主党候補によるテ

    番組ツイート数が過去最大
  • メディア利用時間が頭打ちに

    米国におけるインターネット上の番組配信人気が向こう5年間に頭打ちになるという報告(米調査会社ストラテジー・アナリティックス)が出たばかりだが、今度は年々拡大傾向を示してきた様々なメディアの利用時間が2018年までに限界に達するとの予測が出た。米調査会社eMarketer(イーマーケッター)がこのほど発表した調査結果によれば、米消費者の2016年におけるテレビ、新聞、パソコン、スマートフォンなどの利用時間は一日当たり12時間5分と、5年前に比べほぼ1時間も増えているが明になった。 米市民は起きている時間の大部分を何等かのメディアへのアクセスに費やしていることになるが、背景には、テレビを見ながらスマホをチェックするなど、いわゆるマルチタスキングが新しい視聴習慣として定着し始めていることが要因に挙げられている。外出中もスマホやタブレット型情報端末などが利用できる環境が整ったことも大きい。 しかし

    メディア利用時間が頭打ちに
    shibudqn
    shibudqn 2016/06/30
  • 番組ジャンル別のビンジ・ウォッチング

    連続ドラマ番組などを一気に視聴する行為“ビンジ・ウォッチング”の詳細がこのほど明らかになった。動画配信サービス最大手米ネットフリックスが全世界の会員を対象に昨年10月から今年5月にわたり100以上の連続ドラマシリーズ(世界中で視聴できる番組)の視聴状況を調べたところ、ビンジ・ウォッチングされやすい番組の筆頭にホラーやスリラー番組が挙げられたことが明らかになった。 ビンジ・ウォッチングの速度も、ホラーやスリラー、さらにはサイファイ番組においてはシリーズすべてを視聴するのに平均4日間と他ジャンル番組に比べ速いことが分かった。また、これらの視聴者がビンジ・ウォッチングに費やす時間は一日平均2時間半に上るという。 ホラーやスリラー番組などに次いでビンジ・ウォッチングされやすい番組にランクされたのがコメディー、犯罪捜査、スーパーヒーローを扱った番組。これらの番組は平均5日間ですべてのシリーズを見終え

    番組ジャンル別のビンジ・ウォッチング
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    shibudqn 2016/06/30
  • 1億軒を下回ったペイテレビ世帯

    米国のCATV、衛星放送、電話会社の3社が提供する地上波テレビの再送信とケーブル局配信サービス(有料)、いわゆる「ペイテレビ」加入世帯数が1億軒を下回った。ニールセン社がこのほど発表したもので、2015年10-12月期におけるペイテレビ加入世帯数は9944万軒となった。前年同期の加入世帯数は1億93万軒だった。 ちなみに、ニールセンでは昨年の米国テレビ世帯数を1億1640万軒と定めているので、米テレビ世帯の約85%がいずれかのペイテレビ・サービスに加入し、テレビを見ていることになる。かつては同加入率が9割を超えていた時代もあり、高額月額料を嫌った若者層の間で加速しているペイテレビ・サービスの解約現象“コードカッティング”が数字に表れた結果とも言えそうだ。 一方、同期におけるネットフリックやアマゾン・インスタント・ビデオなどに代表されるネット上の定額制ビデオ・オンデマンド(SVOD)サービス

    1億軒を下回ったペイテレビ世帯
  • スーパーボウル、揺るぎない高視聴率

    米国の国民的行事NFL(米プロフットボール・リーグ)の王座決定戦スーパーボウル第50回大会が2月7日、カリフォルニア州サンフランシスコ郊外のサンタクララで開催された。アメリカン・カンファレンス(AFC)の覇者デンバー・ブロンコスがナショナル・カンファレンス(NFC)の覇者カロライナ・パンサーズを破り99年以来3度目の制覇をとげた。試合の模様は、地上波テレビCBSネットワークが米東部時間午後6時半から全国向けに生中継、世帯視聴率は49%(シェア73%)(速報)と昨年49.7%をわずかに下回る歴代2番目の高視聴率を獲得した。加えて広告主がターゲットにしている重要視聴者層(18-49歳)の視聴率が34.1%(シェア73%)と驚異的な数字となった。平均視聴者数は1億1190人と歴代3位にランクされた。 米テレビ界を代表するお化け番組とあって、スーパーボウル中継番組中に流されるCMに課される料金は桁

    スーパーボウル、揺るぎない高視聴率
  • 米既存メディアがSVOD積極進出

    2015年の米メディア界は、SVOD(会員制オンデマンド・サービス)などと呼ばれる番組のインターネット配信サービスをめぐる動きが目立った年だった。留まることを知らないネットフリックス人気に触発されたものといえるが、特に既存メディアのSVOD進出が活発だった。いずれのサービスも放送されている番組が主要コンテンツだ。 エミー賞に輝くドラマ番組を多数輩出している人気有料チャンネルHBOが4月、同社のSVOD版「HBO Now」(月額14.99㌦)を立ち上げると、ライバルShowtime(ショータイム)も7月、「SHOWTIME」(月額10.99㌦)をスタートさせた。ちなみに、HBOのプレプラーCEO(最高経営責任者)は具体的な数字は公表しないとしたものの、「HBO体への加入者が減っている事実は全くない」と述べ、既存ビジネスへの悪影響を真っ向から否定している。米調査会社モフェット・ネイサンソンは

    米既存メディアがSVOD積極進出
  • コードカッティング拡大傾向が鮮明に

    米国のテレビビジネスにとって極めて重要なエコシステムを支えているペイテレビ加入者の5人に一人が2016年に離反する。こんな厳しい予想がこのほど相次いで発表された。 コンサルティング会社大手プライスウォーターハウスクーパース(PwC)によれば、2014年の調査時には全体の91%がペイテレビに加入していると答えたのに対し、16年は79%に減少する見込みだ。 また、別の調査会社イーマーケッターは、15年にペイテレビを解約した消費者は約500万人。18年にはペイテレビ加入者が全体の75%にまで落ち込むとみている。 ちなみに、年間1000億㌦規模ともいわれるペイテレビ・サービスとは、CATV(ケーブルテレビ)、衛星放送、電話会社が提供する地上波テレビの再送信とケーブル局などの配信事業のこと。米国テレビ世帯の8-9割が何等かのペイテレビに加入してテレビを見ているのが現状だ。 テレビ離れ現象が顕著になっ

    コードカッティング拡大傾向が鮮明に
  • 米テレビがCMタイム短縮へ

    テレビ番組中に放送されるCM(コマーシャル)タイムが減少する方向に動きだした。放送事業者や広告主が喉から手の出るほど欲しい若者視聴者が地上波テレビとケーブル局からなる既存テレビからの離反を始めている要因の一つに同層の“CM嫌い”があることと、同視聴者層がCM無し、あるいは極端に少ないインターネット配信サービスに流出し始めていることに危機感を抱いている結果だ。 若者に人気のMTVやコメディー・セントラル、さらには子供向けチャンネルの老舗ニコロデオンなど多数のケーブル局を傘下に置く米メディア企業大手バイアコムはこのほど、プライムタイム(午後8-11時)で放送される番組のCMタイムを大幅に縮小する計画を明らかにした。番組名や具体的な時間などは公表されていない。同社ケーブル局は、もともとCMタイムが多いことで知られている。業界誌「ブロードキャスティング&ケーブル」によれば、同社の番組はCMが多い

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    shibudqn 2015/12/10
  • 米ヤフーNFL中継に1500万件

    米インターネット大手ヤフーは10月25日、米テレビ界で圧倒的な人気を誇るNFL(米プロフットボール協会)試合を無料でネット中継した(米東部時間午前9:35-午後1時)。NFLレギュラー戦がネットをメインに中継されたのは初めてのこと。ヤフーによれば、ロンドンで特別開催された「バッファロー・ビルズ対ジャクソンビル・ジャガーズ戦」の模様は中国を除く全世界に発信され、ユニークビューアー数は1520万件に達した。 平均視聴者数は236万人。このうち164万人は米国内からのものだった。 地上波テレビネットワークが週末午後帯に放送するNFL試合番組の平均視聴者数1900-2000万人、NBCネットワークが日曜夜に放送する『サンデーナイト・フットボール』の同2400万人には及ばないが、ヤフーは確かな手ごたえを得たようだ。 ヤフーのメイヤーCEOは同社立て直しの中心に若者に圧倒的人気を博しているビデオ・コン

    米ヤフーNFL中継に1500万件
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    shibudqn 2015/11/11
  • ネット接続テレビ世帯が4600万軒

    米国ではCATVや衛星放送、さらには電話会社が提供する映像配信サービス「ペイテレビ」に加入してテレビを見ている人が9割近くに上るが、ペイテレビのみに依存している世帯が急激に減っている。ネット上の番組視聴人気のおかげだ。 米調査会社NPDグループによれば、今年4-6月期にスマートテレビなどと呼ばれるインターネット接続機能内蔵型テレビや外付けネット接続器を保有していると答えた世帯は昨年同期比400万軒増となる4600万軒に上ったことが明らかになった。 ちなみに、ネット接続器には、RokuやアップルTV、さらにはビデオゲーム機、ブルーレイ(BD)レコーダーなどが含まれる。 スマートテレビを保有し、実際にインターネットに接続している世帯も、前年同期の61%から69%と着実に増えていることも分かった。ペイテレビに加入しながらもネットを利用した番組視聴を楽しむ消費者も急増している模様だ。全米広告協会(

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  • エミー賞、有料チャンネルHBOが席巻

    テレビ界のアカデミー賞ともいわれ、優れた番組や俳優などに与えられる第67回プライムタイム・エミー賞の発表と授賞式が9月20日、ロサンゼルスで開催された。同賞の中でも最高の栄誉とされる“傑出したドラマ・シリーズ”にはこれまで6度にわたりノミネートされていた有料チャンネル「HBO」の人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』が念願のトロフィーを獲得した。 HBOは、ゲーム・オブ・スローン(R.R.マーティン著のファンタジー小説『氷と炎の歌』を原作としたスペクタクル)のほかにも、架空の女性副大統領を題材にした『Veep(ビープ)』が“傑出したコメディー・シリーズ”賞に選出され両主要部門賞を席巻したほか、合計14部門でエミー賞に輝く圧倒的な強さを見せつけた。ちなみに、地上波テレビ4大ネットワークは、ABCが2部門、NBCとCBSが各1部門、合計獲得数は4とHBOに大きく水をあけられた。FOXネットワ

    エミー賞、有料チャンネルHBOが席巻
  • ドラマ番組は低調、NFL絶好調

    テレビ界は9月に入って新シーズンが始まった。テレビ界の雄、地上波テレビ4大ネットワーク(ABC、CBS、FOX、NBC)はプライムタイム(午後8-11時)において既存番組の新シリーズに加え新番組を9月から10月下旬にかけ五月雨式にデビューさせるが、すでに始まったドラマやコメディー番組に対する視聴者の反応を見る限り、若干低調なスタートとなった。 4大ネットワーク中、3社が新番組をスタートさせた21日夜の視聴率結果を見ると、総力を挙げて番組宣伝を展開したNBCネットワークの新番組『Blindspot(ブラインドスポット)』(午後10時)が平均視聴者数1060万人、広告主が重要視する視聴者層(18-49歳)の視聴率が3.1%と幸先のよいスタートを切った。 ちなみに、同番組は、ニューヨークのタイムズスクエアに放置されたバッグの中から全身に入れ墨をほどこされた正体不明の女性が出現。その入れ墨に様々

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    shibudqn 2015/10/08
  • アップフロント売上が87億㌦

    米地上波テレビネットワークが9月から始まる新シーズンのプライムタイム(午後8-11時)で放送する番組のお披露目と番組内で放送されるCM(コマーシャル)前売り販売交渉「アップフロント」がこのほど完了した。4大ネットワーク(ABC、CBS、FOX、NBC)全体の売上高を見ると、昨年比3%ほどの減少となる87億㌦(広告業界誌アドバタイジング・エイジ)でまとまった模様だ。同売上高は3年連増で前年度を下回ったことになる。 視聴者必見の番組が減少傾向にあるなか広告主によるテレビ番組への投資ムードが冷え込んでおり、もし来年の80億㌦を割り込むようなことがあれば、09年リーマンショック以来最悪のものになるとの懸念も寄せられている。交渉後、CM枠全体の20-25%が放送開始後以降に温存されているという情報もある。 今回の交渉では、放送後7日間のCM視聴率(C7)を番組成功度の尺度に採用することに同意した広告

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    shibudqn 2015/09/11
  • コードカッティング拡大に危機感募る

    “コードカッティング”は、もはや誰もが無視できない現象となった。ニューヨークタイムズ紙が8月下旬、社説で取り上げこう断定した。米国では9割近くの人がCATVや衛星放送事業者、さらには電話会社が提供する映像配信・再送信サービス(ペイテレビ)に加入してテレビを見ているのが現状だが、かねてから解約数が目立つようになり懸念が寄せられていた。しかし、今年4-6月期に記録されたコードカッティング数が過去最悪となる60万件超となったことから一機に危機感が募ったかたちだ。 ちなみに、コードカッティングとは、ペイテレビ事業者とつながっているコードをカットするという意味から、解約の代名詞として定着している。 背景には「見たくもないチャンネルが多すぎるうえ、加入料が値上がり放題で閉口している」と訴える消費者が増大していること。米労働統計局の調べでは、ペイテレビ加入料の全国平均は月額67㌦。過去20年間で倍増、イ

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    shibudqn 2015/09/11
  • スーパーボウルCM、ネットでも同時放送

    米スポーツ界はもとより、テレビ界の一大イベントであるNFL(米プロフットボール協会)王座決定戦「スーパーボウル」の第50回大会が2016年2月7日、サンフランシスコ市郊外のサンタ・クララで開催される。米市民1億人以上が視聴する“お化け番組”スーパーボウル中継番組は、CBS、FOX、NBCの地上波テレビ3大ネットワークが交代で放送。来年はCBSの番だが同ネットワークはこのほど、インターネット上でストリーミング中継される番組内に、放送中に挿入されるCM(コマーシャル)をそっくりそのまま流す決定を下した。CBSによれば、地上波で放送される人気番組の全CMが、オンライン版でサイマル放送されるのは初めてのケースだという。 これまで放送と同時にネット上で配信される番組には、追加料金支払いに応じたスポンサーのみが放送時と同じCMを流していた。しかし、次回のスーパーボウルでは放送版にCMを出稿する広告主は

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    shibudqn 2015/09/11
  • FOX、地上波TV失速などで減収減益

    米娯楽・メディア企業大手「21世紀フォックス」の2015年4-6月期決算は、傘下の地上波テレビ映画部門が不調だったこと、さらにはスポーツ物件の放映権料が負担になったことなどから、純利益は前年同期の9億9900万㌦から大きく落ち込む8700万㌦。売上高は前年同期比26.2%減の62億1000万㌦と減収減益を記録した。ちなみに、売上高の市場予測平均は64億1000万㌦だった。 ほぼ同時に発表されたウォルト・ディズニーなど他メディア企業とともに、これまでフォックス社の成長エンジン的役割を果たしてきたケーブル局部門の勢いに陰りが見え始めたと受け取った投資家の間に悲観的なムードが広がり、同社の株価は決算発表後一時7%ほどの下落となった。 今年7月、同社の最高経営責任者(CEO)を退任したルパート・マードック氏の後任に昇格したルパート氏の次男ジェームズ・マードック氏は、ケーブル局の配信や地上波テレビ

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  • TW、番販・ビデオゲーム好調で増収増益

    米メディア・娯楽大手タイム・ワーナー(TW)がこのほど発表した2015年4-5月期決算は、番組制作部門などが好調だったことを背景に、売上高は前値同期比8.2%増となる73億5000万㌦。純利益は14%増の9億7100万㌦を記録し、市場予想を上回る増収増益となった。 TWの最高経営責任者(CEO)ジェフリー・ビューケス氏は投資家に宛てたステートメントの中で、特に同社傘下の有料チャンネル「HBO」の功績が際立っていることを力説した。同チャンネルはテレビ業界のアカデミー賞と言われるエミー賞に126カテゴリーと過去最高のノミネート数を獲得したほか、15年連続で“最も候補数の多いネットワーク”に選ばれ続けている。 また、今年4月に立ち上げ業界の話題を呼んだHBOのインターネット有料配信サービス「HBO Now」については、同サービス加入者中、HBOを解約した人が1%に満たないことから“共い”現象は

    TW、番販・ビデオゲーム好調で増収増益
  • ディズニー、映画好調で増収増益

    米娯楽・メディア企業大手ウォルト・ディズニーがこのほど発表した2015年4-6月期決算は、好調だった映画部門に加え、消費者向け商品部門が健闘し、純利益は前年同期比11%増となる24億8300万㌦を記録した。また売上高は同5%増の131億100万㌦となり、増収増益となった。 ただ、増収だったとはいえ、売上高は市場予測を若干下回ったうえ、同グループ全体の稼ぎ頭的存在であるスポーツ専門局「ESPN」の配信を取りやめたペイテレビ・サービス(CATV、衛星放送、電話会社)が増えたことで、既存テレビビジネス・モデルへの先行き不安感が広がり、同社株価は決算発表翌日9%も下落した。 グループの基幹部門である「メディア・ネットワークス」部門の売上高は前年同期比5%に留まる57億7000万㌦となった。内訳は、ESPNや家族向けのディズニー・チャンネルなどを傘下に置くケーブル・ネットワークスの売上高が5%増の4

    ディズニー、映画好調で増収増益
  • 米TV2Q広告収入が不調

    2015年4-6月期の米テレビ広告費が昨年同期比5%減少したことが明らかになった。米国内80%の広告代理店をモニターする調査会社「スタンダード・メディア・インデックス(SMI)」がこのほど発表したところによれば、今期は前期に見合う大きなスポーツ・イベントがなかったことが要因となった。前年同期は国際サッカー連盟(FIFA)が主催する世界選手権大会(W杯)の試合を中継した様々な特別番組が5億㌦以上の広告収入を得たことが大きくものを言った。SMIは前年同期にW杯がなければ今期のテレビ広告収入は3%減少に留まったと試算している。 広告収入の落ち込みは特に地上波テレビ4大ネットワーク(ABC、CBS、FOX、NBC)で目立っている。全体にいえる視聴率低下傾向が広告出稿を鈍らせているためだ。だが、ネットワーク経営陣は、視聴率測定方法に欠陥があるためで、実際の番組視聴率はそれほど落ち込んでいないはずだと

    米TV2Q広告収入が不調
  • フールーがCM抜きの番組配信へ

    米動画配信サービス大手「Hulu(フールー)」がCM(コマーシャル)挿入なしの番組配信サービスを検討していることが明らかになった。米経済・ビジネス専門紙ウォールストリート・ジャーナルが報じたもので、新サービスは早ければ今秋にもお目見えするという。フールーは現在、無料版そして月額7.99㌦を課金しているプレミアム・サービスで配信されている番組などにもCMを挿入しており、同社ビジネス戦略に大きな転機が訪れることになりそうだ。 米若者視聴者層の間で人気急上昇中のネット上の番組配信サービスは最大手「ネットフリックス」に加え、オンライン通販最大手アマゾンが展開するストリーミング配信サービス「アマゾン・インスタント・ビデオ」に続くフールーが3強。フールーは、断トツの人気を博しているネットフリックス(月額料金7.99㌦)がCM無しの番組配信で大きな成功を収めていることに着眼した。ちなみに、アマゾンが配信

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