ソフトバンクはこのほど、傘下の福岡ソフトバンクホークスの本拠地「福岡Yahoo!JAPANドーム」(ヤフードーム、福岡市)を、約870億円でシンガポール政府投資公社(GIC)から買い取ると発表した。 ヤフードームは1993年に開業。約3万8000人を収容でき、日本一になった昨シーズンのホークス主催公式戦には約223万人を動員。稼働率は平均86%と12球団トップになっている。 ソフトバンクはこれまでドーム使用料として年間約50億円を支払ってきたが、買い取りにより「従来よりも機動的に球場の運営や改修等を行えるようになるほか、費用負担が軽減する」としている。 関連記事 ネットでファンと球団を近づける──ホークス買収の孫社長 ソフトバンクとダイエーは11月30日、プロ野球球団・福岡ダイエーホークス株式の譲渡契約を結んだ。福岡ドーム事業もソフトバンクに営業譲渡することで基本合意した。買収総額は200