"Collateral Murder" を公表した WikiLeaks が、2009年 12月、ベルリンで開催された 26C3 というカンファレンスで行ったプレゼンテーション、パート 3 です。
ブロッキング、ネット検閲、傍受という文脈で真っ先に思い浮かべるのは中国の金盾(きんじゅん))でしょうが、最近のインターネットでは、中国以外でもそれらが徐々に増加しています。日本も例外ではなく、来年4月から児童ポルノを対象としてインターネットサービスプロバイダ(ISP)によるブロッキングが行われる予定であると思われます。このブロッキングですが、「ISPによる自主的な取り組み」というのが大きなポイントの一つです。 児童ポルノを取り締まるということそのものは正しいだと思いますし、通信の秘密とブロッキングに関して今まで非常に時間をかけて検討がなされてきたこともわかります。しかし、技術的な視点で言えば、今まで存在していなかったブロッキングの仕組みがISPに入ることになり、日本のインターネットに大きな変化が発生すると言えます。 この記事は、以下のような構成で書いています。 * フィルタリングとブロッキ
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