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本当は終戦記念日に合わせて書きたかったのだけど、やや遅れ気味になった。 終戦を迎え、フィリピン戦線の帝国軍人たちが送られたとある収容所にて。 元砲兵隊の少尉が往時を回想する…。 その部隊には米軍が捨てていった自走砲が配備されていた。 (自走砲は軍事(装備)オンチの当方も知っている。砲があって、車がついているから、戦車に見た目はやや似ているのだが、砲塔が回らず、一方向だけを向いているのだ) だから、陣地を移動したり向きを変えるときには、当然走らせなければいけない。そして、それには当然ガソリンを食う。 この移動と、そのためのエンジンの調整と、予備陣地への移動訓練のためわずかに燃料が支給された。 だが実際はこの燃料は、食料集めに使われていた(略)当然それだけでも、機動力のあって人員の少ない部隊は、それのない部隊よりはるかに給与がよくなり…さらに受領した多量の塩との交換で、民間からの物資や人夫の調
歳を重ねて、嫌だなと思うことは、わたしの場合あまりない。ただ、25歳前後に知り合いの結婚式ラッシュがあったように、歳を重ねると喪服を着ることが多くなるのだ。だが、この人は、まだ大丈夫と思い、覚悟をしてなかった人が逝った。80歳で、車椅子に乗り、鼻に管をしていたにもかかわらず、だ。蜷川幸雄さんは、その状態で、演出しながら怒り、あいかわらずの調子で台本を床に叩きつけている映像が流れたこともあったから、なんとなく油断していたのだ。 蜷川さんは、女優としてのわたしと、歌手としてのわたしの両方でお世話になり、卑屈なわたしに、両方の自信をくれた人だ。 亡くなる数年前にも、「サワコの朝」という番組で、まだ凄いことを言ってくださっていた。ソロになってからずっと好いてくださったのだ。自分で書くのは、あまりに恥ずかしいから、ネットで調べていただきたい。さいたまゴールド・シアターという、高齢者だけの劇団を作った
Stream https://songwhip.com/vampillia/the-divine-move Bandcamp https://virginbabylonrecords.bandcamp.com/album/the-divine-move CD http://www.virgin-babylon-records.com/unsupermarket/music_035.html animation : TOOLATE additional animation : Tomomi Komazaki direction : Toshikazu Tamura production : ONIONSKIN ------------------------------------------------------------------------------------------
戸川純、非常階段、ともにいま、外国の人からよく名前を聴くミュージシャンである。この組み合わせは意外なのか。意外ではないのか。80年代の日本で彼らの活動に気を留めた人でも意見は分かれるところだろう。アルバムに付けられたライナーでは非常階段のリーダー、JOJO広重がいかに当時から戸川純にシンパシーを抱いていたかということが切々と書かれている。昭和歌謡の趣味が同じだということから実際にコラボレイションをはじめた経緯など。では、一方の戸川純にとって非常階段というのはどういう存在だったのか。毎年恒例となっている3月31日のバースデイ・ライヴ@新宿ロフトを前に戸川純に話を聞いた。 ■戸川純 / Jun Togawa 1961年、東京生まれ。82年、ゲルニカ『改造への躍動』でデビュー。個性的なキャラクターでテレビ、映画、CMなどで活躍。84年にソロ・アルバム『玉姫様』、戸川 純&ヤプーズとして『裏玉姫』
今年芸能生活30周年を迎えた戸川 純が、『TEICHIKU WORKS JUN TOGAWA 〜30TH ANNIVERSARY〜』と題したスペシャル・コレクションBOXを発表した。これはヤプーズ、ゲルニカ、ソロ、東口トルエンズとしてテイチクエンタテインメントに在籍した時代の作品を戸川自身が監修にあたり、全9枚ものCDとDVDを収録した質実ともに価値の高い逸品である。しかもその中には、このBOXのために特別編集された盤もある。ゲルニカのライヴとデモを収録した秘蔵音源盤『LIVE & DEMO』、ヤプーズ、ゲルニカ、東口トルエンズのライヴ映像を収録した貴重映像集『TEICHIKU WORKS LIVE DVD』の2枚がそれで、マニア垂涎の内容であることは本誌が保証する。さらに言えば、戸川の軌跡を辿るロング・インタビューと未使用写真が掲載された全28ページに及ぶブックレットも出色の内容だ。掛け
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