比喩ばやりである。先日、NHKのインパール作戦についての番組を見て自分の職場や日本社会の理不尽さに思いをはせた人は多いだろう。ただ、中には感心しない比喩もある。例えば日銀の金融政策をインパール作戦になぞらえたものだ。物価上昇率が2%に達せず、金融緩和を続ける日銀を揶揄(やゆ)したいのだろうが、適切な例えではない。白川総裁時代に比べて物価上昇率は上がり、雇用をはじめ大きな成果を上げている。金融
【モーリー・ロバートソンが斬る】日本を蝕む「三つ巴の衆愚サイクル」、モリ・カケに見る「悪しき学習」がモンスターを生む ◆フジテレビ「ユアタイム」で人気沸騰 モーリー・ロバートソンの朝日新聞が独裁者を生む日 --フジテレビの報道番組『ユアタイム』やバラエティ番組などで幅広く活躍されているモーリー・ロバートソンさんが『正論』初登場です。森友学園や加計学園などの問題に関し、多くのコメンテーターとは一線を画した冷静な分析と発言が注目されています。本日のテーマはずばりメディア論ですが、既存メディアの姿勢を「正論」で攻めていただきたいと思います。 モーリー 日本の現状を考える上で深刻なのは、メディアと国民と政治による「三つ巴の衆愚サイクル」に拍車がかかっていることです。 まず、テレビ局と視聴者の間に一種の相互依存というか、なれ合いが見られます。例えば、憲法改正、原発推進、移民受け入れの是非などを論じる
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