クールビズの初夏から初秋の期間だけでなく、1年中、ノーネクタイで通すサラリーマンらの姿が目立つようになった。大阪市中心部で観察すると、スーツ姿の男性の半分近くがノーネクタイで、着用していないサラリーマンらに聞くと、「ほとんどつけない」や「顧客や外部の人に会うとき以外は着用しない」などという声が8割超を占めた。ネクタイの国内生産はクールビズ前と比べ3分の1以下、家庭の支出は6割減にまで落ち込んだ。だれもが着用しなくなる日が来るのだろうか。(張英壽) 着用は年2、3回、「人生初の経験」も 大阪・梅田(大阪市北区)で11~12月に男性サラリーマンらを観察すると、40~50%ほどがノーネクタイだ。 サラリーマンらのネクタイ事情はどうなっているのか。ビジネス街として知られる大阪・本町(大阪市中央区)付近で、ネクタイなしで歩く男性サラリーマンら30人(20~50代)に声をかけてみたところ、「年中ノーネ
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