3日のひな祭りにちなんで、羽田空港ではパイロットや客室乗務員、それに整備士など旅客機の運航に関わるスタッフをすべて女性が務める便が運航されました。 搭乗口では乗員や整備士などが仕事の内容を紹介したあと、ひなあられやメッセージカードを配って167人の乗客を見送りました。 日本航空ではこのひな祭りフライトを毎年行っていて、30代の会社員の男性は「きょうは私の誕生日で毎回、有給を取って楽しみに乗っています。皆さんの笑顔に癒やされたいと思います」と話していました。 国土交通省によりますと、国内の主な航空会社のパイロット4800人のうち、女性は27人で全体の0.6%にとどまっていて、将来のパイロット不足の解消に向けて女性パイロットの育成も課題になっています。 5年前に国内の航空会社で初めての女性機長となり、3日の便も担当した藤明里さん(47)は「安全運航とひな祭りにちなんだサービスを楽しんでもらいた