ソフトバンクの孫正義会長(左)とトヨタの豊田章男社長。豊田社長は壇上で「未来は決して一人ではつくれない。志を同じくする仲間とつくるものだ」と語った。 REUTERS/Issei Kato 10月4日、トヨタ自動車とソフトバンクが共同記者会見で提携を発表してから、両社の狙いや提携の意義について、数多くの記事が公開され、さまざまな見方がオンライン上を飛び交いました。 時価総額で国内1位と2位のトップ企業が手を組むというのだから、それも無理はありません。確かに従来の発想では「ありえない組み合わせ」でしょう。しかし、この世紀の提携が持つ意義は、両社が組むことそのものだけではありません。 決定的に重要なのは、クルマ、IT、電機、通信、電力、エネルギー、金融などのさまざまな業種が融合し、「全産業の秩序を激変させる異業種戦争の攻防」が始まる号砲が鳴らされたことなのです。 ソフトバンクは以前から、「Bit
![トヨタ・ソフトバンク提携の本質は自動運転ではない。全産業の「秩序と領域」がこれから激変する | BUSINESS INSIDER JAPAN](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ffd44b54d48833409ded0a8f6a8bfff4838599fc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fbi%2Fdist%2Fimages%2F2018%2F10%2F09%2Ftanaka_softbank_top.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)