ドットインストール代表のライフハックブログ
AtatonicはCSS製のオープンソース・ソフトウェア。HTMLのデザインにおける柔軟性は非常に高い。だが柔軟性はあっても見やすいデザインにできるかどうかと言うと話は別だ。読みやすさで言えばむしろ画一的なデザインの方が良かったりする。 罫線に沿った綺麗なデザイン 整ったデザインを各種ブラウザに合わせて作り込むというのは非常に手間のかかる作業だ。そのような時に使えるのがCSSフレームワークになる。読みやすさを重視したサイト構成を考えるならAtatonicを使ってみると良さそうだ。 Atatonicは2カラムで読みやすさを重視している。背景に罫線の入った画像を利用しており、行毎にきちんと文字が並んでいるのが分かるはずだ。英文らしく、最初の文字が大きくなる効果もある。カラムの中でさらに2カラムに分けたり、引用表示にも綺麗に対応している。 フォームにも対応 文字サイズが若干小さいように見えるが、
InvisibleはCSS製のオープンソース・ソフトウェア。CSSはブラウザによって解釈が異なる部分があり、そのために一つのブラウザで整っても、別なブラウザでは崩れてしまうということがよくある。そうした誤差を吸収する意味でもCSSフレームワークを利用するメリットは大きい。 グリッドデザインが容易に CSSフレームワークとして様々な機能を提供するものもあるが、逆に束縛が大きくなってしまったり決められたルールを覚える必要があったりと面倒になってしまうことも多かった。もっとシンプルなものが良いという人に向いているのがInvisibleだ。 InvisibleはHTMLタグ全般について設定をリセットすることから開始する。その後で幅を割合で設定するクラスや左右配置を定義するクラスを追加する。これを使うことで三段や四段のカラムを使ったWebサイトデザインが容易になるという仕組みだ。 レイアウト例 フレ
Sencha TouchはJavaScript製/HTML5対応のオープンソース・ソフトウェア。iPhoneやAndroidはネイティブアプリが魅力の一つだが、WebKitによるHTML5の高性能化によってWebアプリケーションも見逃せない存在になっている。 多数のサンプルが用意されている ネイティブアプリはインストールさえされればアクセスが非常に容易になるのがメリットだが、そのインストールまでは壁が高い。サイトのターゲットによっても違うが、ネイティブアプリよりモバイル最適化サイトの方がメリットが高いと判断したらSencha Touchを使ってみよう。 Sencha TouchはかつてExt JSと呼ばれたWebアプリケーションフレームワークがSencha(煎茶)とネーミングを変え、そのモバイル向けに提供されるフレームワークだ。Webアプリケーション用なので最適化されたHTMLデザインだけ
CSS3 Action FrameworkはCSS3製のオープンソース・ソフトウェア。HTML5に注目が集まっているが、同時に見逃せないのがCSS3だ。良く角丸やドロップシャドーがCSSだけでできるようになると言われているが、他にも様々な効果がCSSのみで可能になる。 CSSだけでオブジェクトの回転 これまでは同様の効果を出すためにはJavaScriptの利用が必須だった。だがこれからは簡単なアクションであればCSSだけで実現できるようになる。そのサンプルとして注目したいのがCSS3 Action Frameworkだ。 CSS3 Action FrameworkはJavaScriptを使わずCSSのみで作られている。だがマウスをオブジェクトの上に載せたり、クリックによって効果を出せるようになっている。効果はサイズの変更や回転とその組み合わせ、ドロップシャドー、さらに消失などだ。 Goog
qooxdoo is a comprehensive and innovative framework for creating desktop-style web applications, often called rich internet applications (RIAs). 17日(ドイツ時間)、qooxdooの初のメジャーバージョンとなるqooxdoo 1.0が公開された。qooxdoo(クークスドゥーと発音)はJavaScriptで開発されたフルフィーチャJavaScript Ajaxアプリケーションフレームワーク。デスクトップアプリケーションと同じエクスペリエンスをWebアプリケーションとして提供する。 Showcase テーブル- qooxdooデモンストレーション実行例 Showcase ツリービュー- qooxdooデモンストレーション実行例 Showcase ド
Apache WicketはオープンソースのJava Webアプリケーションフレームワークのひとつである。Java用のWebアプリケーションフレームワークは多数存在するが、Wicketが特徴的なのは、XMLなどによる設定ファイルを排除し、ほぼHTMLとJavaのコードだけでWebアプリケーションが作成できるようになっている点だ。それも画面デザインとロジックを明確に分離し、デザインのためのマークアップとJavaのコードを混ぜて記述する必要がないように作られている。 Wicketを使えば、モデル定義も画面遷移もすべてJavaのコードで書くことができる。複雑なXMLに気を煩わせる必要はない。その上、Wicketで利用するオブジェクトはコンテナで制御されるのではないため、プログラマが自由に扱うことができる。ページデザインのためのHTMLにしても、JSPのような特別なコードをいっさい必要としない。そ
大学ノートには横線が引かれている。これを使って文字を書けば、斜めになったり一部だけ文字の大きさが変わって読みづらくなったりしない。整然と並んで書かれていれば後で読み返す時にもきっと分かりやすいはずだ。ある一定の基準に沿っていると安心感があり、情報を受け入れやすくなるのだ。 グリッド コンテンツを重視したWebサイトではそのような読みやすさの観点も考える必要がある。そのためのフレームワークがBaselineだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはBaseline、グリッドに沿ったCSSフレームワークだ。 Baselineはまるで大学ノート、と思わせるような横線が引かれた背景画像にぴったりと合わせて文字が書かれている。カラムも1〜4カラムで調整でき、幅も3カラム分使ったり、2カラムずつで等分することもできる。統一された、均質的なデザインが組めるのが特徴だ。 フォーム テキストの表示の他
RSSフィードやWeb API、Mashupなどの単語が注目を集める中、Webクローラーを通じて外部のWebサイトにあるデータをかき集め、それを解析して別な形にするというのはよく見られるものになってきた。 あるURLを指定し、そこからリンクされているURLを一覧表示できる そうした数々のシステムの中で、クローラーとなる基盤は大きな違いはない。Webサイトのデータを取得し、次のリンクを洗い出して取得していくようなものだ。そうした共通動作部分を切り出したフレームワークがAnemoneだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはAnemone、Webクローラを開発するためのフレームワークだ。 Anemoneは任意のWebサイトにアクセスし、その内容を解析するWebクローラーだ。例えばあるURLに付けられているリンクを一覧で取得するようなことも簡単にできる。外部サイトなのかどうかも区別できるの
フルスタックがウリのRails。そこまで必要ないよ。と、ERBでゴリゴリ。メンドクセー。やっぱ、Railsで。などと、陽はまたのぼりくりかえしてーゆく。RubyのWebフレームワークは他にもあるけど。。軽くていいんだ。PHPを使いたくないだけなんだ。 そんな悩ましさを解消してくれるフレームワークを発見してしまいました。「Sinatra」でございます。こいつは、軽そうだ。 Sinatra サイトのトップページに書かれているコード。これが、サクサク感をかもし出してくれています。 require 'rubygems' require 'sinatra' get '/hi' do "Hello World!" end 説明読まなくても解るよ、これ。 日本語の解説スライドがあります。よく解る解説ー。 公式サイトのREADMEを読めば、だいたいOK。 Sinatra: README パラメータを取得し
※ 画像は公式サイトデモより Webサイトを作っていて、複雑なページ構成をCSSだけで組もうとするとすぐに無理がくる。floatやclear、left/rightなどを組み合わせるのだが思い通りにいかない。やっとできたと思ってIEでみたらぶっ飛んでいた、なんてことはざらにある。それだけでもうやる気がなくなってしまうことだろう。 サンプル1 そのような悲惨な目に遭わないためのテクニックがCSSフレームワークの活用だ。あまり重厚なものでなく簡易的なものをと思っているならGolden Gridを使ってみよう。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGolden Grid、970pxを横幅にしたCSSフレームワークだ。 最近のWebサイトでは970pxあたりがよく使われる。既に800×600の時代は終わり、1024pxの画面でも十分見られるサイズと言う訳だ。Golden Gridもそれに対応し
iPhoneやiPod Touch向けのサービスを提供してみたいと思う人は多いはずだ。だが専用アプリケーションの開発はObjective-Cを習得する必要があったり(他の言語でもできるが)、App Storeへの申請が面倒に感じてしまうかも知れない。 iPhone/iPod Touch向けサイトを作るのに便利 その点、Webサイトであれば申請も不要ではじめられる。ネットワーク必須のサービスを作るならSafari経由でも十分かも知れない。そんな時に便利なフレームワークがiWebKitだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはiWebKit、iPhone/iPod Touch向けのWebサイトを構築するフレームワークだ。 iWebKitを使うと、iPhoneやiPod Touchに適したWebサイトを簡単に構築できるようになる。左に移動していくナビゲーションや、テキストや画像を使ったリス
iPhoneやiPod Touchは画面が広く、加速度センサーやマルチタッチなどこれまでにない操作ができるようになっている。そのため、ゲームアプリケーションも相当数存在し、フリーなものもあれば、有料課金されているものまでたくさんある。 iPhone向けゲーム開発を行うならこれ! デスクトップ向けゲームでお金を稼ぐのは難しい、だがiPhone/iPod Touch向けであれば課金のシステムもあり、かつターゲットが世界であるのでヒットすればそれなりに稼げる可能性もある。そこで使ってみたいのがcocos2d for iPhoneだ。 cocos2d for iPhoneはiPhone/iPod Touch用ゲームフレームワークで、2Dのゲームを作るのに必要な機能を提供してくれるオープンソース・ソフトウェアだ。 cocos2d for iPhoneはiPhone/iPod Touchでゲームを開発
iPhone向けのアプリケーションを開発する場合、Objective-Cを習得する必要がある。オブジェクト指向の言語ではあるが、習得のためにはコストがかかるのは確かだ。開発することで一気に世界が開ける可能性もあるが、利用範囲の限られた言語を覚えることに躊躇してしまう人もいるのではないだろうか。 スプラッシュスクリーン そこで普段使い慣れているHTMLやJavaScriptを使ってアプリケーションを構築しようと言うのがこのフレームワークだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはBig Five、Webベースの技術で実現するiPhone/iPod Touchアプリケーションフレームワークだ。 Big Fiveは言わばプロキシを提供するソフトウェアだ。HTMLからJavaScriptを使ってiPhone/iPod Touchの各APIにアクセスを可能にするのだ。現在位置の取得、内蔵カメラを
プログラミングにおいてバグを生み出さないコツはコーディング量を極力減らすことが。既にある資産を使えば、良くある問題点も既に解決されていたり、思っている方法とは異なる実装でパフォーマンスが向上されている可能性もある。 生成したアプリケーション 良いものはどんどん使い、コーディング量を減らそう。コーディングをせずにWebアプリケーションが構築できるのがこのソフトウェアだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはQuicty、対話型Webアプリケーション構築ソフトウェアだ。 QuictyはWeb上で完結するソフトウェアではない。むしろ構築はコマンドラインベースで行うようになっている。その際、各コマンド(ページ作成やテーブル構造作成など)は全て対話型で作業が進められるようになっている。 コマンドラインで構築を行う MySQL/PostgreSQL/SQLiteに対応しており、データ構造を見なが
いつ出るか、いつ出るかと待ち遠しかったがついに登場した! Mac OSXのインタフェースが優れていることは大多数の人が認めるだろう。Windowsには感じられない、エレガントなインタフェースはMac OSXやiPhoneなどで活躍している。あのインタフェースをWebブラウザ上で実現できたらどれだけ良いだろう。 サンプルアプリケーションのflickrビューワー Ajaxを使ったGmailをはじめて触ったときのあの驚きを再び感じさせてくれるのがこのソフトウェアだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCappuccino、Webブラウザ上でCocoa風インタフェースを実現するアプリケーションフレームワークだ。 Webベースでありながら、JavaScriptを記述する必要はない。Objective-Cに似た、Objective-Jというプログラム言語で記述して、それをWebブラウザ向けにJ
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