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医療に関するshichiminのブックマーク (207)

  • 良い死、悪い死、普通の死 『現代の死に方』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    死に方に良し悪しはあるのか? 書の結論は「ある」になる。 上々の人生だったのに最悪の死に方をする人もいるし、悲惨な人生だったが最期は安らかだったという人もいる。総合病院の医者である著者は、さまざまな死を扱っているうちに、ある結論に達する。それは、「死に方を助言することは、生き方を助言するくらい難しい」である。 それにもかかわらず、書を著した。理由は分かる、「悪い死に方」が多すぎるのだ。書を手にしているあいだ、「あなたは、自分の死に方について、あまりにも楽観的すぎる考えを持っているのではないか?」と問われているように感じた。どういう風に死にたいかと、どういう風に死ねるかは、全く違う問題なのだ。 普通の死 「普通の死」と言われて思い浮かぶのは何だろう。 事故死や殺害されるようなものではなく、老衰か、病気か。苦痛は無いほうがいいし、できれば自宅で、家族に囲まれ、友人に別れを告げて、惜しまれ

    良い死、悪い死、普通の死 『現代の死に方』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
  • 風疹の予防接種、男性3年無料に 免疫ない39~56歳:朝日新聞デジタル

    首都圏を中心に流行する風疹の予防接種について、厚生労働省は11日、免疫がない39~56歳の男性を3年間、原則無料の定期接種の対象にすると発表した。事業規模は、地方負担分含めて約60億円。抗体検査を受け、免疫が十分ではないと判明した人に限る。来春にも始める。 1962年4月2日~79年4月1日に生まれた男性が対象で、約1610万人いる。期間は21年度末まで。抗体検査も同じ対象者が無料になる。 平日の昼間は働いている人が多いことから、厚労省は、職場健診で抗体検査が受けられるよう企業に協力を呼びかける。検査費用は企業の負担にはならない。夜間・休日に検査や予防接種を受けやすくするための体制整備もする。 国立感染症研究所によると、風疹の今年の患者数は5日時点で2454人。3分の2は30~50代の男性という。定期接種は現在、1歳と小学校入学前1年間の計2回。ただ、制度変更の影響で39~56歳の男性は定

    風疹の予防接種、男性3年無料に 免疫ない39~56歳:朝日新聞デジタル
  • 「中期中絶」の壮絶な現場と「性教育」「アフターピル問題」(新潮社 フォーサイト) - Yahoo!ニュース

    【筆者:相馬花(仮名)・産婦人科クリニック看護師】 私はとある産婦人科医院で働く看護師です。人工妊娠中絶の件数が多く、中でも、子宮収縮剤で人工的に陣痛を起こし流産させる、いわゆる“中期中絶”(妊娠中期=12週~22週未満)が数多く行われているクリニックです。まだほんの“子ども”にしか見えない未成年や、様々な事情を抱えた大人の妊婦さんが、中絶を希望して訪れます。もちろん医師は産むことを勧めますが、やはり事情は人それぞれです。 一昨日は、隣の部屋が出産のお祝いムードに包まれる中、私のいた部屋には重苦しい空気が流れていました。皆、一声も発することなく、中絶手術受けた人も声を殺して泣き、静けさの中で淡々と処置は終わりました。看取りは慣れているつもりですが、中期中絶の日は、いつも悲しく辛い思いに押しつぶされそうになります。 とっても綺麗な可愛い赤ちゃんでした。当はあと半年もすれば、産声をあげ、抱

    「中期中絶」の壮絶な現場と「性教育」「アフターピル問題」(新潮社 フォーサイト) - Yahoo!ニュース
  • ヒトとブタ あいまいな生き物!?をめぐるルール見直し|NHK NEWS WEB

    『ヒトの脳を持ったブタはヒトなのかブタなのか』 そのような問いを投げかける生き物が今後、誕生するかもしれません。国の生命倫理専門調査会は、これまでの方針を転換し、ヒトの脳神経細胞をもつブタが生み出される研究が行われる可能性がでてきました。背景には何があるのでしょうか。そして、皆さんはどのように思いますか。(科学文化部記者 水野雄太) 動物の受精卵にヒトの細胞を入れて動物の子宮に戻すと、ヒトの細胞を含んだ動物を誕生させることができるとされています。 アメリカで行われた基礎研究では、マウスの受精卵にヒトの細胞を入れてマウスの子宮に戻しておよそ10日間成長させたところ、ヒトの細胞が神経の一部に含まれたマウスの胎児ができています。これを生ませることは、日では国の研究指針で禁止されてきました。 しかし、方針が転換され、ヒトの細胞を入れた受精卵を動物の子宮に戻して生み出すことを可能にする改正が行われ

    ヒトとブタ あいまいな生き物!?をめぐるルール見直し|NHK NEWS WEB
  • タイ、医療用大麻の合法化へ前進 実現すればアジア初 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    【10月31日 AFP】タイ政府が医療用大麻の合法化に格的に乗り出そうとしている。当局関係者が31日、AFPに明らかにした。タイの大麻は世界有数の質だと大麻容認派から称賛されており、政府は数十億ドル規模の市場への参入を目指す。 タイ軍事政権の国家立法議会(NLA、暫定議会)にはすでに大麻の限定的使用を認める法案が提出されている。NLAに常設されている公衆衛生委員会の委員長はAFPに対し「議長へ法案を提出した」と述べ、1か月足らずで形式的な立法手続きが進められると説明。ただし、法案が認めている大麻は「医療用に限られ、娯楽用ではない」と強調した。 医療用大麻の使用は、カナダやオーストラリア、イスラエルなどの国々や、米国の半分以上の州で容認されている。しかしアジアでは、タイが実現すれば初めての国となる。 麻薬の主要な輸送拠点であり、中毒者の温床ともなっているタイはこれまで麻薬密売を厳しく罰し、

    タイ、医療用大麻の合法化へ前進 実現すればアジア初 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
  • がんの標準治療を受けない危険性

    当に、当に、皆さんに知って欲しいことがあって、今回は強い思いを持って、この記事を書きます。是非読んでいただければと思います。 ネットや書籍には、がん治療に関した大量の情報があふれています。当に大量です。そしてその情報の中には、病院で行われている標準治療(科学的証拠に基づく最善の治療)を否定して、根拠の明確でない治療を勧めるものが多くあります。 「手術は受けるべきではない」「抗がん剤は患者を殺す」などといって、その代わりに代替療法(効果が証明されていない治療)を勧めます。癌に効くという品や、事方法やら、体温を上げるやら、癌の専門家からみれば呆れるものばかりです。 これはとてつもなく怖いことで、ネットに広がる情報を信じて、標準治療を放棄してしまい、代替療法を中心に治療を進めてしまい、急激にがんが進行してしまうケースが実際に多く見られています。情報は人の命を簡単に奪います。 今回は、実

    がんの標準治療を受けない危険性
  • ピンクリボンなんか糞くらえだ

    二十代後半で乳がんが見つかった。 乳腺症のひどい胸をしていて、二次性徴が見られるころからずっと胸が痛かった。 だからしこりがあるのも普通だった。 二十代半ばをすぎたころから何となく胸全体が柔らかくなった気がしていたけれど、 よく触ると固い部分があるからやっぱり自分の胸はこういう胸なんだと思った。 巨乳にあこがれて、理想はEカップだったけれど、長い間Cカップだった。 がんが見つかる2,3年前に下着屋さんで測ってもらったらDカップになっていた。 Dカップも小さくはない部類だなとのんきに考えてはいたけれど、 しこりが大きくなってきているのは薄々感づいていた。 私は医療系の国家資格を持っている。 きちんとした専門の大学に行き、大学院にも通った。 大学院の同期と後輩で海外旅行へ行った。 自然と乳がんの話になり、乳がんは肉まんの中に梅干しのタネが入っているみたいな触り心地らしいよ、と、年上の同期が言っ

    ピンクリボンなんか糞くらえだ
  • News Up 聞こえるのに、聞き取れない私 | NHKニュース

    「音量は普通に聞こえるのに、言葉が聞き取れないという症状に3年くらい悩まされています」 女子学生があげたこのツイートが拡散、「私もそうだ」と同じ症状に悩む人が次々と苦しさを訴え始めました。時を同じくして耳鼻科医も偶然、症状を知ってもらうためのサイトを立ち上げていました。この症状「聴覚情報処理障害」と言います。 (ネットワーク報道部記者 和田麻子 目見田健 飯田耕太)

    News Up 聞こえるのに、聞き取れない私 | NHKニュース
    shichimin
    shichimin 2018/10/05
    “聴覚情報処理障害”ていうのか。"治療方法はまだ確立されていないため、症状とうまく向き合っていくことが大切"
  • 末期ガンを周囲に知られて起こる「優しい虐待」【幡野広志】 | PHPオンライン 衆知|PHP研究所

    <<末期ガン、余命3年の宣告を受けるも精力的に発信を続ける写真家の幡野広志氏。以前から自身の活動と「生と死」には深い関わりがあった。 Nikon Juna21を受賞した「海上遺跡」では建築物という「モノ」の死を切り取り、猟師として「動物」の命に触れ、青木ヶ原樹海へのフィールドワークでは「他人」の死を感じ、「息子」という新しい命に出会う。 そして、ガンと向き合う現在は「自身」の命、そして「家族」の命と向き合っている。 息子への手紙でもあり、全ての人への手紙でもある、処女作『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』が最初に語ったことは、「優しさ」。 家族への優しさ、友だちへの優しさ、失敗し、受け入れる優しさ。ガンを宣告されてからあらためて幡野氏が考える「優しさ」とは何か。同書の一説から紹介する。>> まわりを笑顔にする優しさと、真綿の「優しい手」 保育園の友だちにおもちゃをあげる。うちに来た

    末期ガンを周囲に知られて起こる「優しい虐待」【幡野広志】 | PHPオンライン 衆知|PHP研究所
  • 座って大腸検査「苦痛少ない」自ら試しイグ・ノーベル賞:朝日新聞デジタル

    人々を笑わせ、考えさせた研究に贈られる今年のイグ・ノーベル賞の発表が13日(日時間14日)、米ハーバード大(マサチューセッツ州)であった。座った姿勢で大腸の内視鏡検査を受けると苦痛が少ないことを自ら試した昭和伊南(いなん)総合病院(長野県駒ケ根市)の堀内朗医師(57)が、医学教育賞を受けた。日人の受賞はこれで12年連続となった。 受賞理由は「座位で行う大腸内視鏡検査―自ら試してわかった教訓」。堀内さんは内視鏡の専門医で、同病院消化器病センター長。13日夜(日時間14日午前)にハーバード大の劇場で開かれた授賞式に出席した。堀内さんは渡米前、取材に「地域から大腸がんをなくしたい、その試行錯誤を評価してもらったと思う」と語った。 大腸がん検診などで受ける内視鏡検査は、通常は横に寝た状態で肛門(こうもん)から管状の内視鏡を体内に入れていく。堀内さんは、痛みや不快感を減らす方法を探していて、座

    座って大腸検査「苦痛少ない」自ら試しイグ・ノーベル賞:朝日新聞デジタル
  • http://twitter.com/i/moments/1015840024540020738

  • 奇形の顔「受け入れられない」…家族が手術拒否、ミルク飲めず赤ちゃん餓死 (読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース

    医師として関わってきた多くの子どもの中には、忘れられない子が何人もいます。その中で、最悪の記憶として残っている赤ちゃんがいます。前回のコラムで、障害児の受容は簡単ではないと言いましたが、それが「死」という形になった子がいました。 産科から小児外科に連絡が来ました。先天性道閉鎖症の赤ちゃんが生まれたのです。道閉鎖とは文字通り道が途中で閉じている先天奇形です。当然のことながら、ミルクは一滴も飲めませんから、生まれてすぐに手術をする必要があります。道は胸の中にありますので、赤ちゃんの胸を開く、難易度の高い手術です。 そして、赤ちゃんの奇形は道閉鎖だけではありませんでした。 口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という奇形があったのです。口唇裂とは上唇が鼻まで裂けていることです。口蓋裂とは口腔と鼻腔を隔てている上あごが裂けていて、口と鼻の中がつながっている状態です。口唇口蓋裂は、形成外科の先

    奇形の顔「受け入れられない」…家族が手術拒否、ミルク飲めず赤ちゃん餓死 (読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース
    shichimin
    shichimin 2017/11/09
    ツラい。
  • 健康食品「ウコン」(ターメリック)には薬効はないことが判明

    By Simon A. Eugster 黄色い見た目が特徴的な「ターメリック」、またの名を「ウコン」は、日では二日酔いに効くとされ、場インドでは傷薬や虫刺され、ひいては「ガンに効く」とまで言われています。カレーの原料としても知られるウコンは民間療法にも用いられる万能プレイヤーとして認識されているのですが、実は医学的な効能は認められていません。 A large scientific review study shows that curcumin in turmeric has no medicinal properties — Quartz https://qz.com/883829/a-large-scientific-review-study-shows-that-curcumin-in-turmeric-has-no-medicinal-properties/ ウコンにはさまざま

    健康食品「ウコン」(ターメリック)には薬効はないことが判明
    shichimin
    shichimin 2017/01/30
    自分はウコンの力飲むと二日酔いが軽くなるんだがプラシーボだった?
  • 自分や家族が入院したら、すぐに「限度額適用認定証」を入手しよう

    高額療養費制度を利用するなら「限度額適用認定証」が便利病気や怪我などで医療費の負担が大きくなった時のために、健康保険には「高額療養費制度」が用意されています。 しかし、高額療養費制度による医療費の払い戻しは、ほとんどの場合は申請作業が必要なため、自分が制度の対象であることも知らずにそのまま放置されている例も少なくありません。 急な入院などで、これから高額な医療費がかかることが分かっている場合には、まず「限度額適用認定証」を取得しましょう。 「限度額適用認定証」を病院の窓口に提示すれば、請求される医療費が、高額療養費制度の自己負担限度額までとなります。 支払う医療費を減らすことができますし、あとから払い戻しを申請する手間もかかりません。 すでに入院してしまっている場合でも、その月のうちに「限度額適用認定証」を取得して、病院の窓口に提示できれば、その月の医療費から自己負担限度額の範囲にできます

    自分や家族が入院したら、すぐに「限度額適用認定証」を入手しよう
  • 現役医師20人に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    心の中で「自分なら絶対に飲みたくない」と思っていても、患者には言えない。副作用がひどい、飲んでも意味がない—じつは、そんなクスリを処方している医者は多い。 風邪薬で死にそうになった しんクリニック(東京・蒲田)の院長、辛浩基医師は「あるクスリ」を飲んで命を落としそうになった経験がある。 「私が研修医の頃でした。毎日深夜まで働いて身体がひどく疲れているときに、風邪をひいてしまったんです。熱があって鼻水もすごく出ていたので、症状が治まればいいと風邪薬を飲みました。 仕事を終え、車を運転して自宅に帰っている途中、ものすごい眠気が襲ってきた。危うく事故を起こしそうになったんです。自分だけでなく、他人の命まで奪ってしまうところでした。あのクスリはもう飲みたくないですね」 そのクスリとは、非ピリン系感冒剤顆粒。商品名で言えば、「PL配合顆粒」などの風邪薬だ。風邪をひいて病院に行けば、かなりの確率でこの

    現役医師20人に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
  • 特別寄稿『ブラック精神科医に気をつけろ!』第5回 若者の死(佐藤 光展)

    「通院歴もないのに突然、精神科病院に拉致監禁」「自殺願望に悩む患者に首吊り自殺の方法を教える」「女性患者に性行為でイクかどうか、を問診して治療方針を決める」・・・・・・現実の話とは思えないブラック精神科医たちのエピソードが多数収録されている『精神医療ダークサイド』(講談社現代新書)。良質のノンフィクション作品を紹介する書評サイト「HONZ」で、成毛眞氏が「2013年 HONZ 今年の1冊」と絶賛するなど、発売直後から各方面で話題を集めている。 著者の佐藤光展氏は、読売新聞東京社医療部で、精神医療の問題を粘り強く追い続けているジャーナリスト。先日も、抗精神病薬「ゼプリオン」の突然死問題をスクープして、大反響を呼んだ。精神医療の深い闇を知る佐藤記者が、『精神医療ダークサイド』で紹介したユウキさん(仮名)のその後についてレポートする。

    特別寄稿『ブラック精神科医に気をつけろ!』第5回 若者の死(佐藤 光展)
  • スイハピ! |

    コレージュクリニック ザ・ペニンシュラ東京のいびき治療、口コミ評判をレビュー!料金費用やモニターについて

    スイハピ! |
    shichimin
    shichimin 2014/06/07
    ついに日本でも民間の遺伝子解析サービス始まったか。
  • 法を破らない大麻成分「CBD」が起こす奇跡 | 日本の医療大麻 最前線ドキュメント - VICE

    全ては1の電話から始まった 「ユカさん今度さ、俺たち日初の〝医療大麻〟イベントをやるんだ。取材に来ない?」 2013年9月、私のところに白坂和彦さんから連絡が入った。白坂さんは、大麻の規制緩和を訴える団体「大麻報道センター」の代表を務める。VICE JAPANが2013年元旦に、YouTubeで公開した動画『Cannabis in Japan』で話を聞いたうちの1人だ。 (右)「大麻報道センター」代表 白坂和彦さん 私は彼からの提案にふたつ返事で乗っかり、現地へ向かうことに。 まさか1の電話からあんな展開が待ち受けていたなんて、このとき露ほどにも思わなかったけれど――。 2013年にVICE JAPANが公開した動画『Cannabis in Japan』では、大麻報道センターを大々的に取り上げた 医療大麻とは 今回のストーリーを紐解く前に、いくつか説明を。 まず白坂さんの電話にあった

    法を破らない大麻成分「CBD」が起こす奇跡 | 日本の医療大麻 最前線ドキュメント - VICE
  • 治らない病気を診ることが医学の神髄だ――人はナラティブによって生きている/脳神経内科医・中島孝氏インタビュー - SYNODOS

    大人気コーナー「高校生のための教養入門」。今回は国立病院機構新潟病院の副院長で、脳神経内科医の中島孝先生にお話を伺いました。人はいつか治らない病気にかかって死んでしまうのだから、治らない病気こそ診たいと語る中島先生。臨床現場で数多くの治らない病気をもつ患者さんと接するうちにたどり着いたのは、「完全に良い状態」を「健康」とするWHOの健康概念は間違っているという発見と、ナラティブに基づいた医療こそ必要だということでした。なぜWHOの健康概念は間違っているのか、そしてナラティブとは? 驚きに満ちあふれたインタビューをお読みください。(聞き手・構成/金子昂) ―― 最初に自己紹介もかねて、先生のご専門についてお話いただけますか? 私は脳神経内科の医師として臨床をしながら、ニューロサイエンスという脳・神経・筋についての研究をしています。脳神経内科は、脳こうそくや脳出血、頭痛、脊髄や末梢神経の病気は

    治らない病気を診ることが医学の神髄だ――人はナラティブによって生きている/脳神経内科医・中島孝氏インタビュー - SYNODOS
  • 特別寄稿 『ブラック精神科医に気をつけろ!』第1回「うつの痛みと過剰投薬の実態」(佐藤 光展)

    「通院歴もないのに突然、精神科病院に拉致監禁」「自殺願望に悩む患者に首吊り自殺の方法を教える」「女性患者に性行為でイクかどうか、を問診して治療方針を決める」・・・・・・現実の話とは思えないブラック精神科医たちのエピソードが多数収録されている『精神医療ダークサイド』(講談社現代新書)。ノンフィクションの書評サイト「HONZ」で、成毛眞氏が「2013年 HONZ 今年の1冊」に取り上げるなど、発売直後から各方面で話題を集めている。 著者の佐藤光展氏は、読売新聞東京社医療部で、精神医療の問題を粘り強く追い続けているジャーナリスト。先日も、「うつの痛み」を口実に抗うつ薬の普及を図る製薬会社のキャンペーンをいちはやく取り上げて、大反響を呼んだ。精神医療の深い闇を知る佐藤記者が、過剰投薬につながりかねない「うつ病キャンペーン」の危険性とブラック精神科医たちの衝撃の実態をリポートした。 誰にでもある「

    特別寄稿 『ブラック精神科医に気をつけろ!』第1回「うつの痛みと過剰投薬の実態」(佐藤 光展)