森で死んだものの遺体を、自然はどのように処理しているのでしょうか? 東京農工大学大学院、米イリノイ大学(University of Illinois)の共同研究チームは、森林内にニホンジカの死体を設置し、どのスカベンジャー(死肉食動物)が、どれくらいの時間で発見できるか、また、死体が消失するまでにどの程度かかるかを調査。 その結果、最初に死体を発見するのは哺乳類で、特に、タヌキが最も早くシカを見つけることが明らかになりました。 嗅覚に優れた哺乳類は、死体をすばやく発見、分解することで、有害な病原菌の発生から日本の森林生態系を守っているようです。 研究の詳細は、2022年9月30日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されました。
里山林におけるきのこ(外生菌根菌)の多様性を明らかにしたい! 学術系クラウドファンディングサイト「academist」で研究プロジェクトを公開中! 教育 東京農業大学の研究グループは都市近郊の里山林に生息するきのこ(外生菌根菌)の多様性、生態についての研究を進めるために学術系クラウドファンディングサイト「academist」で研究プロジェクト「URBAN KINOKO RESEARCH」を公開しています。 【研究背景】 マツタケをはじめとする多くのきのこは「外生菌根菌」という分類に属します。これらの菌は胞子を作る際に大型の子実体(しじつたい)=きのこを形成しますが、ブナ科やマツ科などの樹木の根と地下で結びつき、外生菌根と呼ばれる共生体を作ることで宿主となる樹木の養分吸収を促すなどの利益をもたらすことが知られています。森林の地下にはさまざまな菌根菌による群集が広がっており、見えないところで樹
土壌に生息する菌根菌が、森林の安定と変化の原動力として、森林の組成や構造という大きなスケールの特徴にまで影響を及ぼす。野外実験サイトに出現した菌根菌(キツネタケ)のきのこ。(画像:京都大学発表資料より)[写真拡大] 菌根類という一群の土壌微生物がいる。植物の根に棲み付いて共生するのだが、その性質や役割については謎が多かった。今回の研究は、この菌根類が森林の安定や変化について果たす役割についての京都大学の報告である。 【こちらも】クマが樹上のドングリを食べる行動は理に叶っている―東京農工大の研究 菌根類は土壌中に糸状菌を持ち、それが植物の根の表面または内部に着床した菌類である。代表的な例としては、キノコに菌根類が多い。全てのキノコが菌根類なわけではないのだが、例えばマツタケやホンシメジ、それにトリュフなども菌根類である。高級なキノコばかりなのは偶然ではなく、共生する性質のために人工栽培が難し
門脇浩明 学際融合教育研究推進センター特定助教(兼・フィールド科学教育研究センター連携助教)、山本哲史 理学研究科助教、東樹宏和 生態学研究センター准教授らの研究グループは、大規模野外操作実験によって、地下の菌類のネットワークが生み出す土壌環境の変化が森林を形作る重要な要因であることを明らかにしました。 土壌微生物の一大グループである菌根菌は、植物の根に住みつき、菌根共生と呼ばれる植物との栄養のやりとりをしていることが知られていたものの、実際に、菌根菌のはたらきが森林動態とどのように関連しているのかは分かっていませんでした。本研究によって、菌根菌がつくりだす地下のネットワークやそれが引き起こす環境変化によって異なる樹木の種類が共存できたり、特定の樹種が優占するようになったりすることが分かりました。 本研究成果によって、なぜ森林では多様な種の樹木が共存できるのか、また、なぜ植生が時間とともに
定員 40名(要申し込み。先着順) 費用 無料(ただし、入園料として大人300円、子供50円必要です。入園には今春から発売開始の年間パスポートもご利用できます。) 申込方法 電子メール、または往復はがきで、(1)受講したい講座名、(2)郵便番号・住所、(3)受講者名、(4)電話番号、(5)参加希望人数をご記入の上、お申し込みください。お申し込み1通で、1講座3名までの応募ができます。 電子メールの宛先は、shinrinkouza@ffpri.affrc.go.jp です。多摩森林科学園のホームページもご覧ください。 各講座開催日の前月の1日からお申し込みいただけます。受付は先着順で、定員に達したら締切となります。定員に達しない時でも、講座開催日の1週間前が締切となります。応募受付の回答は、先着順で順次お知らせします。(キャンセル待ちは行っておりません。) ※ご提供いただいた個人情報は、森林
定員 40名(要申し込み。先着順) 費用 無料(ただし、入園料として大人300円、子供50円必要です。入園には今春から発売開始の年間パスポートもご利用できます。) 申込方法 電子メール、または往復はがきで、(1)受講したい講座名、(2)郵便番号・住所、(3)受講者名、(4)電話番号、(5)参加希望人数をご記入の上、お申し込みください。お申し込み1通で、1講座3名までの応募ができます。 電子メールの宛先は、shinrinkouza@ffpri.affrc.go.jp です。多摩森林科学園のホームページもご覧ください。 各講座開催日の前月の1日からお申し込みいただけます。受付は先着順で、定員に達したら締切となります。定員に達しない時でも、講座開催日の1週間前が締切となります。応募受付の回答は、先着順で順次お知らせします。(キャンセル待ちは行っておりません。) ※ご提供いただいた個人情報は、森林
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