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造園と景観に関するshichiminのブックマーク (3)

  • 荒れた日本の山を救う“工法”とは / SAFETY JAPAN [船瀬俊介氏] / 日経BP社

    の山が哭(な)いている。世界の山も哭いている ―― 日の山は「伐(き)ってくれ!」と叫び、世界の山は「伐らないで!」と呼ぶ。 日は国土面積の67%が森林である。世界に冠たる森林王国。なのに、国内消費する木材の約80%を海外から輸入している。日は世界の木材の3分の1を消費する世界一の消費国なのだ。人口はわずか2%なのに。なんと歪みきった木材の大量輸入と大量消費の実態。 森林には二通りある。栽培林と原生林だ。栽培林は人工林であり、植林→育樹→伐採→植林‥‥というサイクルで活用される。だから、栽培林は定期的な伐採が不可欠だ。これに対して原生林は、大自然の生態系をそのまま維持している。だから、一度、伐採すると復活が困難だ。とりわけアマゾンなど熱帯雨林は、表土(トップソイル)が薄く、伐採すると再生が極めて難しい。 日の森林は大半が人工の栽培林だ。戦後の復興期に拡大造林の掛け声とともに、な

  • 風致を造園する方法論Ⅱ(住宅庭) - 森の内 森の外

    人口、世帯の数だけの住宅があり、あるいは人口、世帯数以上の住宅がある(住宅統計はあとで調べるとして)。そうした住宅を居住形式として社会的、階層的な構造が歴史的に展開した概念図を示したのが西山卯三であった。その俯瞰のもとには近代的な戸建住宅は、中産階級の増大に伴うものであり、大正、昭和初期の郊外住宅地開発は中産階級の居住形式に対応するものだったと考えられる。当時の生活改善運動、田園都市の構想の影響などがこれに反映し、住宅需要に即応して電鉄資による住宅地開発が展開していった。郊外住宅地開発の過程はいくつかの著作を見出す。 こうした住宅に対する庭園はどのように考えられたのだろうか、以前より興味を持つところである。こうした社会的需要によって大都市の郊外発展と中産階級の住宅地が形成され、一定の居住形式とともに庭園の形態が形成されたと考えられる。そして、戦後に継続するともに拡大再生産される住宅地開発

    風致を造園する方法論Ⅱ(住宅庭) - 森の内 森の外
  • 風致を造園する方法論Ⅰ(概念) - 森の内 森の外

    人は生活するために住居が必要である。原初的に安全な住居は洞窟であった。閉鎖され、内部空間と外部へは入口だけであるような洞窟は確かに安全であったに違いない。しかし、自然環境の中で洞窟が存在するのは崖壁のある場所であるから、めったに存在するものではない。これはかって西山先生の講義を聞いた疑問だった。確かに人類は洞窟に代わる住居として建築を必要としたことは理解できる。 近代の工業文明で都市生活が展開し、市民の立場が確立してくると、自然環境、田園環境から隔絶した都市生活に庭園の自然の価値を認識するようになった。これに対応した造園家がラウドンであったことを中村先生が取り上げている。そして、市民階層の庭園デザインとして表現したのがジャキール女史であった。モリスのアーツ&クラフツ運動を端緒とする機能主義は、庭園における戸外室の考えに到達したが、日には田村先生によって造園学の基礎として西洋庭園、近代庭園

    風致を造園する方法論Ⅰ(概念) - 森の内 森の外
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