数字から見る、田中の投球内容の変化 昨年は、最大で6人もの日本人投手が先発のマウンドに立ち、次々と素晴らしい投球を披露した。今年は2人。しかもヤンキースの田中将大、マリナーズの岩隈久志ともに不安定な投球が続いた。 4月18日のレイズ戦、田中将大は7回を2被安打無失点と好投し、ファンを安堵させた。 田中は昨年7月に右ひじの違和感を訴えて戦線離脱。右肘靭帯の部分断裂と診断された。トミー・ジョン手術に踏み切るかと思われたが、PRP療法という保存療法を選択。今年、昨年のようなパフォーマンスが可能かどうか注目されていた。 キャンプで田中は「球速がやや落ちるツーシームを主体にするスタイルへ変える」と話していた。肘に負担のかからない投球スタイルに変更したのだ。 しかし開幕戦は、4回被安打5、被本塁打1、自責点4、2戦は5回被安打4、被本塁打1、自責点3と芳しいものではなかった。 そしてようやく3戦目で好