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ブックマーク / www.nippon.com (3)

  • パラオという特別な友人に日本人はどう向き合うべきか

    筆者はパラオで、戦前に日人だった女性と出会った。彼女を通してパラオと日の深いつながり、そして歴史を目の当たりにする。 花札に興じる「ふゆこ」さんパラオのコロール市内にあるコミュニティーセンターで、3人のお年寄りの女性が花札で遊んでいた。日の委任統治時代から伝わる花札は、パラオのお年寄りに人気のゲームだ。「スリーハンドレッド、テッポウ!」。花札の鉄砲という役(※1)を300点で数えていた。横に立って見ていると「日人?座りなさい」と日語で言われた。 その中の一人の女性が「私は日人だったの」と口を開いた。名前を聞くと「くろみやふゆこ。当は“ふよこ”だけど、パラオの人はふゆこと発音するのよ」。漢字でどう書くのかを尋ねると「漢字は分からないの。子供の時にパラオに残ったから勉強していないの」と答えて少し悲しそうな顔になった。 パラオの人々が遊ぶ花札 戦前、ふゆこさんは建築職人だった父親に

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  • 「台湾料理」は何料理?

    人気の旅行先としてすっかり定着した台湾だが、「台湾でおいしいものをべる!」ことは、台湾旅行に欠かせない要素だ。日旅行者の小籠包好きは、鼎泰豐の店先を見れば一目瞭然だし、古都台南も美の街として認識されるようになってきた。しかし、「台湾料理」(台菜)とはどういうものかを改めて考えてみると、説明するのはなかなか難しいことに気が付く。 台湾料理は何料理台湾料理とは、ということをぼんやりと考え始めると、昨年亡くなられた「老台北」(司馬遼太郎の「台湾紀行」でこう呼ばれている)こと蔡焜燦先生のひと言が思い出される。数年前の真夏のある日、台北での留学生活を始めたばかりの私は、蔡先生の饗応にあずかる幸運を得て国賓大飯店12階にあるレストランのソファ席に座っていた。初めてお目にかかった老台北は、まるで歴史博物館の音声解説のようにとうとうと台湾歴史について語り聞かせてくれながら、私が気を抜いたタイミ

    「台湾料理」は何料理?
  • 『BRUTUS』台湾特集表紙問題:台湾人が不満を感じた理由 | nippon.com

    7月15日に発売された日の雑誌、『BRUTUS(ブルータス)』台湾特集号の「表紙」が台湾メディア上で「炎上」と言っていいほど大きな話題になった。 この騒動の前提として、『BRUTUS』はすでに流行に敏感な台湾の人たちから格別な支持を受けていたことがある。台湾の書店やカフェ、クリエイターの手元には必ずと言っていいほど置いてあるこの雑誌は、若い世代の台湾カルチャー、つまり日や米国・欧州の文化を吸収しながら「台湾文化とは何か」を考えつつけん引してきた世代にとって、なくてはならない雑誌で、だからこそこれだけ注目が集まったと言えよう。 「街の表情」を巡り賛否両論表紙は台南の有名な美街である「国華街(グオホアジエ)」の路上写真。 これまでの日の雑誌の台湾特集では、あくまでも主役は「べ物」や「街の雑踏の中にいる人物」だったが、今回の主役は「街の表情」そのものである。 台湾で論争の発端となった意

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    shidho
    shidho 2017/08/28
    実際にはたまに来るだけなのに、ずっと住んでいるふりをして「このまま変わらないでいて」と歌ってしまう森高千里問題。
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